transac/T《出会い》①
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…時は、数年前に遡る………………………
【SURVIVOR】
「何の変哲も無い小さな街で俺は育った、」
《子供の時からある噂が街で流れ始める。》
街人①…〈おい、知ってるか⁈…〉
街人②…〈何だ?…〉
街人①…〈あの街にある研究所の噂だよ!…〉
街人②…〈あぁ〜、確か、biological weapon…別名、…〉
⁇⁇…〈おー、それ以上は話さ無い方が身の為だ‼︎…〉
街人を威嚇するかの様なドスの効いた声で大男が2人を沈黙させる。
⁇⁇…〈お前達、その情報を何処で手に入れた…?〉
大男が睨みつけるように問う…
街人①…〈え?……そ、それは…〉
街人②…〈… … …〉
更に脅すかの様な勢いで大男が口を開く
⁇⁇…〈つまらぬ言い逃れは身を滅ぼす事になるぞ‼︎ いや、世界中が崩壊するかも知れない‼︎…〉
その内容に青ざめた表情で街人は渋々口を割った…
街人①…〈この街の奥に林道があり、そこを抜けた小さな街にある研究所の白髪の爺さんからだ‼︎…〉
すると、大男は軽く頷きながらその場を立ち去った‼︎
大男は先程得た情報をつてに白髪の爺さんが居ると言われている研究所に向かっている途中、林道で不思議な少年と出会う。