風の溜まり
吹き抜けて 風 どこまでも
もう二度と
想い出が停まらないように
「出会いは必然」
あの歌の始まりのようだった
第一印象は決して良くなかったけれど
何となく・・・好き
私を見てくれて 話しかけてくれて
勘違いしたみたい
あなたに近付きたい
なのに私は遠ざかる
ずっと側にいたい
なのに私は離れてく
愛しくて 辛くて 逃げ出してしまうの
「終わりは突然」
あの歌のようにはいかない
後悔が怨嗟のよう 私ってバカ
だけど目が追いかけて 耳が声を望むの
好きが消せたらいつもの私に戻れるのに
停まれない想い
あなたは優しくて
それは私だけじゃなかった
あなたはいつも笑ってた
争いの中にいたくないだけだった
吹き溜まる風 ああ 風よ
ねぇ早く 想い出が停まらないように
吹き抜けて