人生は博打よ なぜなにエレメント
遅くなりました。エレメント基礎知識その2です。
休憩という名の地獄が始まった。
質問責めである。
趣味は何ですか?好きな食べ物は?好きなタイプは等々。
どうでも良いから適当な答えをだし乗り切った。
休みなんか要らねぇと初めて思った、今日。
「はい、休憩終了。
みんな席に着いて。
じゃあもう一度『スフィアメモリ・アクセス』。」
先程の説明では慣れたら念じるだけで開けるて言ってたな、試してみよう。
(スフィアメモリ・アクセス。)
開いたな、やってみるもんだ。
「次はエレメントを見て開けと念じて。
開けた?開けたならそこに自分のエレメントの情報が載ってますね。
エレメント名、レベル、エレメントポイント、エレメント固有能力の順に並んでます。」
俺エレメントは↓
エレメント;闇 レベル;1
EP;10
能力;光属性与ダメージ10%UP
光属性披ダメージ10%UP
闇属性与ダメージ10%DOWN
闇属性披ダメージ10%DOWN
エレメント;火 レベル;1
EP;10
能力;水属性与ダメージ10%UP
水属性披ダメージ10%UP
火属性与ダメージ10%DOWN
火属性披ダメージ10%DOWN
「説明すると、エレメント名は与えられたエレメント名、レベルはエレメントの強さを表す値。
と言ってもあがっても能力的には変わりません。
次のEP で実際には強くなります。
だからレベルが上がればEPがもらえるから強くなるみたいなものとして強さを表してると考えられます。
後、クラスやスキルにエレメントレベルが関わっているのもあるというのを憶えて置いて下さい。
EPはエレメントポイントの略称で最初はレベルが上がれば一律10ポイントもらえます。
レベルが上がればその内もらえる量も上がります。
その分上がりにくくなるンですけどね。
このポイントを使ってクラスを獲得します。
他にも次に説明する能力も付加したり強化したり出来ますよ。
能力については最初はそれぞれの反属性に対して与披ダメージUPと自分の同属性の与披ダメージDOWNが必ず着いてます。さっきの説明通りEP で強化したり不利な能力を打ち消したり出来ますが、強化や不利な能力を打ち消す為に必要なポイントは、それに応じてかなりの量を消費するので良く考えてポイントは使ってね。」
「先生、クラスを覚えず能力だけ上げるとどうなりますか?」
「良い質問ね。
クラスは必ず獲得して下さい。
クラスがなければスキルを覚えません。
スキルがなければ只の人と変わりません。
そうなれば必然とエレメントレベルも経験値が入らず上がらない訳です。
経験値は戦うことで手に入ります。
中にはある種類のスキルを使う事でも上がります。
技士の人のスキル関係がこれに当たります。」
成る程、そこも踏まえてポイントを消費しなければな。
新しいクラスを獲得するため貯める事も必要だしあまり能力はよっぽどじゃない限り増やさなくても良いかも。
しかし属性が二つだと反属性も二つになるから少し面倒だな。消す事も出来るらしいけどポイント消費が激しいらしいし諦めるか。
それよりクラス何にしようか。
次のクラス獲得の説明で検討をつけようと思うが片方は技士にして戦闘とは別の世界も知るのも楽しいかも知れないな
。「次に移りますよ。
じゃあ最初に戻ってクラスを見ましょう。さっきのやり方と一緒で戻るで戻ってクラスを念じる、出来ましたか。そこには多分、クラスが村人とか町人とか誰しも実は手に入れているクラスしかないはずです。このクラスは最初に生まれた時に聖霊に与えられたクラスです。このクラスは成長しませんのでクラスを獲得したら必ず新しいクラスに替えてこのクラスにはしないで下さい。」
クラス、クラスと…
ッ!!何だ、これはッ!
まだクラス獲得の儀式も行なってないのに俺は何故かクラスを獲得していた。
もちろん最初に生まれた時に与えられたクラス以外のだ。
どんな感じかと言うと↓
クラス;旅人 レベル;1 CP;0
説明;故郷を持たない者は皆旅人なり。
このクラスはレベルもCPも変動しません。
クラス;賭博士 レベル;1 CP;10
説明;我が生きざまは賭けの連続、これ即ち人生は博打なり。
「先生、何故かクラスを獲得しているのですが…。」
意を決して聞いてみる事にした。
その時、クラスはまたもや彼の異常さにざわめきが起こった。[ユニーククラス]条件;何度も命のやり取り(生存率10%のやり取りを一度は行わなければならない。)を行い、それを聖霊に認められた者。
主人公のユニーククラス判明。
通常のユニーククラスの考えたと違い、この世界では成りにくい特殊なクラスにユニークを用いてます。
だから条件さえ満たせば誰しも成れます。
ちなみに賭博士は強くありません。
運次第で変わるかもしれませんが。