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人生は博打よ 私がウワサの新人です

自己紹介と見せかけてまたまた説明会。←字が違う?いいんです。

「はい、みんな注目!昨日は聖別の儀式お疲れさま。今日もエレメント基礎知識とクラス説明会の後にクラス獲得の儀式を行なってもらうから頑張ってね!」

レイニー先生の大きな声が教室に響いている、俺のいる廊下まで。

そう、俺はこれから遅れてきた同級生として皆に自己紹介しなければならないのだ。

「その前にみんなに新しい同級生を紹介したいと思います。」

すると教室が騒がしくなる。

「静かに!じゃ入って、ガーギロス君。」

「入ります。」

「彼がガーギロス君、事情があり急遽聖別の儀式を飛び入りで最後に受けたの、みんなとの顔会わせが遅れてたけど仲良くしてあげてね。」

ということにしておこうと学園長と話した結果だ。

儀式もせず聖別の儀式を受けた事が王族や貴族の耳に入ると最悪命が危ないかもしれない。

選民意識高いやつは自分より特別を認めないてヤツだ。

ちなみにダブルエレメントの方は証人が多く隠し切れないのでそっちで目立ってしまっているが。

百年位前にあらわれた英雄、聖雷のコーライアス以来らしい。

彼は光と風のエレメントで風派生の雷を纏った剣術と光の治癒魔法を得意とした聖騎士だったらしい。

英雄と同一視されるのは勘弁だ。

俺は他人とあまり関わりたくないからな。

「ほらガーギロス君、挨拶して。」

忘れてた、自己紹介するんだったな。

「ガーギロスだ。氏はない。エレメントは…闇と火だ。」

「えっと、それだけ?」

「他にあるんですか?いうことが。」

「う~ん、もっと詳しく自己紹介しないとみんな君の事がわからないんだけど…。あっ、じゃあ質問タイム!」

オイオイ、コイツナニヲイッテイルンダ。

あまり聞かれると埃しか出てこない自分の経歴に突っ込む機会を設けるとは…。

「ハイッ!」

ほら早速元気良く挙げやがったヤツがいるよ。

チッ、他のヤツも挙げ出したじゃねーか。

「じゃあ一番早かったミーシャさん。」

「何処から来たのですか?後ご両親は何の仕事に就かれているんですか?」

面倒くさいな。

「東の遠い方から来た、孤児院出身で、家族はいない。」

間違ったことは言ってない。

しかし東は聖別の儀式をやった森でその奥は魔物が住み着く恐ろしい場所だ。

森の更に奥はそして高い山脈に阻まれてその向こうには誰も行ったことがない。

おそらくは森の南の平原を抜けて南東から山脈を辿るように来たから遅れてきたのだろうと彼女達は結論づけただろう。

実際には山脈から来たのだがガーギロス以外魔物に襲われ死亡しているため彼の孤児院は未だ知られないだろう。

魔物が出るような場所にひっそりとある孤児院、その場所は人目を憚る事が行われているのに最適な場所はないだろう。

はて、そんな場所から来たのに何で魔物対策をしていなかったんだ?

考えてもわからない。

何かトラブルでもあったのだろう。

「他に質問は?」

「ちょっと待って下さい。」

次の質問を聞こうと先生が喋るのを1人の少女が遮った。

「どうしたの、サラシナさん?」

「彼は聖別の儀式で飛び入りで来た上に、ダブルエレメント持ちでみんなが彼の事が聞きたいのはわかりますが、そろそろ授業の時間です、先生。」

「あら、もうそんな時間?じゃあこれで自己紹介は終わり。

他に聞きたい事があるなら直接彼に聞くように。」

ナイスだサラシナさん、よくぞ話を切ってくれた。

後は休み時間中をどうにかして切り抜けるだけだな。そしてあさの挨拶は終わり、最初の授業、エレメント基礎知識に移るのだった。

(本来は魔物避けが発動する筈が発動しなかった為に奴隷商達は死んだのだが何故かは何年も経った後に主人公は気づくのだがそれはまた別のお話。)

次の授業はエレメント基礎知識&クラス説明だ。

やっとエレメントの中身に入る。

そして主人公は驚愕の事実を知る。

意味深に言っているが余り意味がないかも

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