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プロローグ 逃亡中

初めて執筆します。

駄文で自分の趣味で書いているので誹謗中傷ご容赦下さい。

何もネーム考えず書いてるのでめちゃめちゃかも…

とりあえずこれはなんちゃってファンタジーで王道を調べず書いてます。

主人公はエセチートです。(人の中ではチートだけどエレメント内では必ずしも強くはない)

性格も育ちから悪いので主人公ぽくないです。

それで良ければこの先に、良くなければ回れ右でお願いします。

俺は森の中を駆けていた。

「何故駆けているか?」って、追われているからさ。

「何に追われているのか?」って、魔物からだ。

「何故そうなったか?」か、それは俺の方が知りたい。

おっとこれじゃわからないよな、OK今までの事の経緯を話そうか、そうなると俺の人生から話さなければならない。

忘れていた、名乗るのがまだだったな、俺の名は「ガーギロス」氏はない。只のガーギロスだ。

知り合いからは名前が長いので「ガー」と呼ばれる。まぁ好きな方で呼んでくれればいい。

では俺の過去を語ろうか。

俺は出生を知らない。赤子の頃から孤児院で暮らしていたからだ。

そしてそこがまたクソな所だ。そこは子どもを奴隷として出荷する養成所みたいなもので暮らしている子どもは商品として育てられていた。

「何故俺がそんな事を知っているのか?」って、それには訳がある。

ここは養成所みたいなものなので素質にあった育て方をする。

身体に優れているなら身体だけを鍛え、手先が器用なら技術だけを磨かせ、賢いなら必要な知識だけを学ばせる。

見た目が良いだけのやつは運が悪い、良い方で何処かの貴族の妾、悪いと遊廓で娼婦として生きていかないといけない。

その中で俺はどの才能もあったため、何処かのお偉いさんのための御側付として売りにだそうとしてたらしい。

故に教養や礼儀を学ばされ身体を鍛えさせられた、死なないギリギリでな。

まぁ死んでも替わりはいくらでもいるってやつだ。

だが奴等は子どもだと思って俺を甘く見てたらしい、最初こそはついていくのがやっとだった暮らしだが段々と要領が掴め、少しづつ手を抜き実力を隠すようにしていた。

そうする事によって余裕の出来た俺は深夜こっそり院長室に忍びこみ、商品リストつまり、子ども達の行く末を知る事となった訳だ。

忍びこんだ目的はここから逃げ出すために必要なものがないか探るためだったんだが。

まぁそんな事を知った所で何も出来ないがな、所詮いろいろ素質があっても5歳のガキだ。

まだ逃げ出すには体が出来ていない。

俺は逃げる事の出来ると判断出来るその日まで己を磨く事となる。

まさかそれが売りに出すため孤児院を出発する13歳になる時までかかるとは思わなかったが。

何故なら孤児院を囲む塀が高くそして頑丈だ。

明らかに人が跳べる高さじゃなく穴が掘れる固さじゃない。

唯一の出入口となる一ヶ所は門番が常時いる。

子ども相手に厳重過ぎじゃないか、これ。

つまり出てからじゃないと逃げれないということだ。

売りに出される前日俺は眠り薬を飲まされ起きた時は檻の中で馬車に揺られてたがな。

そして魔物に襲われたのは「さて、どうやって逃げるか?」と考えてたときの事だった。

檻の中では逃げられない、そう、運良く鍵が近くに落ちて来ない限り。

鍵を持っているヤツが魔物に吹っ飛ばされて転がって来やがった。俺は運が良い、この場合悪運だがな。そして何とか檻から脱け出して今に至るわけだ。

ところで何で俺はこんなに考えてる時間があるんだ?魔物に追いかけられてるのに…そんな風に思った時だった。

森の開けた場所に謎の扉が開いており、このまま進むと何故か扉の中の向こうが見えないというヤバい場所に飛び込んでしまうという有り得ない状況に気付いたのは…


主人公は駆けながら考えてると思ってますが、実際は大聖霊の扉の中に飛び込んだ後だったりします。

つまり走馬灯です。あれ?死ぬ前じゃなかったっけ走馬灯て…

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