虎徹&VERUOMOND バレンタイン企画台本
●虎徹 〇VERUOMOND
●「母さんー?母さん??昨日買ったかりんとうどこ置いたの?母さん?」
〇「あ…えーっと、兄やんちょっといい?」
●「よぉーベルモンドォ!どうした?」
〇「あの・・・さぁ。今日ちょっと一緒に行きたいところあるんだけど…」
●「ん?急だなぁ。ちょっと待てよ。…うん今日は半日空いてるな」
〇「ありがとう。あ、ごめんちょっと電話だ」
●「おお」
〇「うん、うん。え?そんなことないよ。うん。大丈夫。構ってやるから。離れんなよ?な?・・・・」
●「ったく…相変わらず人気もんだなぁ」
〇「あ・・・ごめんごめん兄やん。隣の陳さんから電話で…」
●「陳さん!?あのラーメン屋?あの巨漢のおっさん?…あぁあ。で、どこ行くんだ?」
〇「隣町の魁皇学園に行こうと思う」
●「な…遂に…か」
〇「これでも遅い方だと思う。下の奴らももう限界だ」
●「うむ」
〇「兄やんは俺たちの心の柱だ。いてくれるだけで士気が上がる。頼むこの通り」
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〇ナレーション
こうして俺ベルモンドは、3年留年して今年も単位取得が危うい兄やん「虎徹」以下10人で魁皇学園に向かった。
●「霹靂学院中学の虎徹だ。バレンタインのチョコをもらいに来た。代表者を出してくれ」
〇「おかしいな…?誰も出てこない」
●「監視カメラでのぞいてるみたいだけどな」
〇「おい!霹靂学院中学のベルモンドだ…」
●「・・・」
〇「ん?ユミちゃん?あ、ありがとう。え?ナオコ?かわいいね子ネコちゃん。ナツ~、今日もバッチり髪型決まってるねー。フユちゃん?カホ?お前ら…まとめてかわいがってやるよ」
●「なんだよ。モテモテじゃねぇか。お前ら…あれ?一個づつもらってんじゃん。俺は?」
〇「兄やん、ちょ助けて…」
●「…ベルモンド。俺帰るわ」
〇「兄やん?兄やんー?」
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●「母さん?え?箱?なんだ…ベルモンドから?」
〇「俺兄やんの事大好きだぜ。昨日一日かけて作ったんだ食べてほしい」
●「ベルモンド…………って筑前煮じゃねーか!あぁ、しかもジップロックじゃねぇから漏れてる漏れてる」