表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

虎徹&VERUOMOND バレンタイン企画台本

●虎徹 〇VERUOMOND


●「母さんー?母さん??昨日買ったかりんとうどこ置いたの?母さん?」


〇「あ…えーっと、兄やんちょっといい?」


●「よぉーベルモンドォ!どうした?」


〇「あの・・・さぁ。今日ちょっと一緒に行きたいところあるんだけど…」


●「ん?急だなぁ。ちょっと待てよ。…うん今日は半日空いてるな」


〇「ありがとう。あ、ごめんちょっと電話だ」


●「おお」


〇「うん、うん。え?そんなことないよ。うん。大丈夫。構ってやるから。離れんなよ?な?・・・・」


●「ったく…相変わらず人気もんだなぁ」


〇「あ・・・ごめんごめん兄やん。隣の陳さんから電話で…」


●「陳さん!?あのラーメン屋?あの巨漢のおっさん?…あぁあ。で、どこ行くんだ?」


〇「隣町の魁皇学園に行こうと思う」


●「な…遂に…か」


〇「これでも遅い方だと思う。下の奴らももう限界だ」


●「うむ」


〇「兄やんは俺たちの心の柱だ。いてくれるだけで士気が上がる。頼むこの通り」


-----------------------------------------------------------------------

〇ナレーション

こうして俺ベルモンドは、3年留年して今年も単位取得が危うい兄やん「虎徹」以下10人で魁皇学園に向かった。



●「霹靂学院中学の虎徹だ。バレンタインのチョコをもらいに来た。代表者を出してくれ」


〇「おかしいな…?誰も出てこない」


●「監視カメラでのぞいてるみたいだけどな」


〇「おい!霹靂学院中学のベルモンドだ…」


●「・・・」


〇「ん?ユミちゃん?あ、ありがとう。え?ナオコ?かわいいね子ネコちゃん。ナツ~、今日もバッチり髪型決まってるねー。フユちゃん?カホ?お前ら…まとめてかわいがってやるよ」


●「なんだよ。モテモテじゃねぇか。お前ら…あれ?一個づつもらってんじゃん。俺は?」


〇「兄やん、ちょ助けて…」


●「…ベルモンド。俺帰るわ」


〇「兄やん?兄やんー?」



----------------------------------------------------------------------

●「母さん?え?箱?なんだ…ベルモンドから?」


〇「俺兄やんの事大好きだぜ。昨日一日かけて作ったんだ食べてほしい」


●「ベルモンド…………って筑前煮じゃねーか!あぁ、しかもジップロックじゃねぇから漏れてる漏れてる」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ