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詩集

悪口協定

作者: キハ

ダークな詩です。気分が嫌になる可能性があるので覚悟して下さい。

完全なフィクションです。

毎日学校に着くと早速だ

あの人が近寄ってきて笑いかける

だけどその笑みは悪魔の笑み

惑わされちゃいけないって思っても

誰も逆らえやしない


ここで居場所をつくれ

そうまずはあの人の仲間になる

傍から見れば友達だけど

本心は友達じゃないよそれでも

独りぼっちよりはましじゃない

居場所がどうしても欲しいから


ここで孤立だけは避けたい

そのためにはこれしかない

笑み浮かべて近寄るあの人が言う

ねえあの子ってウザいよね

それにこくこくと頷くそれだけ


分かってるよ

私達何やってるんだろうって

だけどこうせざるを得ないんだ

自分が独りになりたくない

あの子への悪口一緒に言うから

ねえあの人と私はこれで友達


いつまでも付き合うよ

あの人の愚痴であり悪口に

あの子が嫌いなんだよね

うんうん分かるよ私もなんだ

それだけでいい

居場所を作るためこうする


またあの子も他の子と固まってる

ねえあいつウザいよねだよね

そんな会話してるあの子そしてあの人

この教室にはグループがたくさん

それは悪口協定のグループ


頷く私達は笑う

内心仕方ないよって諦めて

あの人の黒い笑みと同じ

黒い笑みあの子でさえも浮かべて

教室は黒く染め上げられる


これが友達の作り方

またの名を悪口協定なんだ

悪口に同意するだけでできる

自分の居場所ができる

そんな素敵な協定だよ


最初は抵抗してた

そのうちにそれさえも疲れて

ただ頷いて笑って見せる

その笑みのぎこちなささえも

もう慣れて無くなってきた


これが私の友達

親友って言ってもいいよ

悪口協定の絆はいつ簡単に

崩れてしまうか分からない

それでも協定作って居場所つくる


その悪口がまさか

私に向くとは思わない

向いた日は友達終わりだよ

そしたら私は作り直す

新たな悪口協定を


ただ仮の友達

それでも居場所さえあれば

簡単に居場所ができるよ

その名も悪口協定

頷いて笑えばいいだけだよ


孤立してる君に

手を差し伸べてあげる

こいつうざったいよなー

今から悪口協定始めてあげるね

貴方も居場所ができたよ


なんかダークポエムが書きたくなって書いてみただけです。

お目汚し、すみませんでしたm(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[良い点] 人は暇になると悪口をいっているという言葉があるけど、それだけの人生はいやだね。
[気になる点]  孤立しちゃえば楽ですよ。 [一言]  何故属するのか。私には分かりません。  大人になり、見返したとき、恥ずかしさに閉じられなければ良いですよね。  作家志望、なの、ですよね?…
2022/08/22 15:17 筆は置くもの
[良い点] 学生時代に経験しました。 これ、大人になっても女性の多い職場だとあるんですよ。 本当にやめてくれー。 キハさんもあまり無理しないでくださいね。
2022/08/21 19:49 退会済み
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