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この願いを  作者: イクト
聖戦 Epithymía
5/8

聖戦開始

遅れて申し訳ございません。

2章開始です。

目の前に広がるのは、異様な光景。

そらは星々が輝き、辺り一面は黒のボーダーの入った青がほのかに光る。

だが、不思議と懐かしく感じた。


「んだよ……ここ……」


そして気付く。自分以外の存在達に。

その存在達が自分とそっくりな事に。


──────────聖戦の開始宣言から58秒065経過しました。

──────────前回優勝者は速やかに説明の開始をお願いします。


後ろにいたヤツの足元が光り出す。

ソイツは


「おっ、やっとか。はじめまして諸君。俺は前回の聖戦の優勝者の 連田 続 《れんだ つづく》だ。よろしく。───────よし……静かになったから説明をはじめるぞ………

まずココだが主催者曰く焼かれたそら

ッー平行世界を模した電脳空間だそうだ。

あぁ、時間については気にするな。ココの時間は進んでいるが他の世界は一秒たりとも動いてねぇよ。

んで、聖戦についてだが───まぁ殺し合いと言う名の一騎打ちだ。ココにいる全員でな。だが、ルールがある。

一つは【正々堂々】 ココで言う正々堂々は相手への試合前から攻撃の禁止だな。

二つは【死体蹴りの禁止】 コレについてだが、ココで死んだヤツは現実世界に戻る。記憶を無くしてな。そういうヤツに間接直接的な攻撃も含まれる。

最後に【優勝者は願いが叶える】ということ。

以上がルールだ。

対戦者はこちらで決める。決まり次第コッチで呼び出すから自由にしてて結構。」


「ふざけんな、こんな下らない殺し合いに巻き込みやがって」


そんな声がする。


(おお、言うヤツいるな)


「別にやりたくないんだったら自決しろ───それともなんだ……自決もできんのか?」


「チッッ」


「さて、雑談は終わり……

組み合わせが決まったぞ。」


そして聖戦第一回戦が始まる────




読んでいただきありがとうございます。

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