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ダブルクロス キャンペーンリプレイ:レネゲイドウォー  作者: 御巫咲絢
2nd Episode「Blastic Crisis」
53/55

○クライマックスアフター

GM:マスターシーンは以上です。で、改めてクライマックスアフター。


――リカルドの慟哭と、Mr.コバルトの高笑いが響くレインボーブリッジ。

周囲を煌々と照らしていた証明はひとつ、またひとつと消えていくが……スポットライトのようにたった一つ残ったそれは、その下にいる人物を照らし出す。

派手な青色の装束に身をまとった男、Mr.コバルトと、そして――もう一人の人影を。



Mr.コバルト(GM):「いやぁ、ヒーロー諸君、よくやってくれた!全ては俺様の計画通りというわけだ!これで俺の悲願は叶ったり!」

勇己:「Mr.コバルトっ!」睨みながら、倒れるよっすんをカバーできる位置に立つ。

リカルド:「……おまえ、最初から、そういうつもりだったんだな?アレンは計画を進めるだけの『火種』に過ぎないと」

Mr.コバルト:「ハッハッハ!そうだ、その通りだ!」

勇己:「……ブラスターを俺たちに倒させた、だと?」

Mr.コバルト:「パラディンにレネゲイド活性剤を撃ち込み、ナイトリンクスとワンスモアを殺し合わせ、パラディンに残った絆を破壊する!!ほんとうに、ほんとうにお前たちはよくやってくれたよ!」

リカルド:「そう、俺も、そんな予感はしていた。だが、『そう言っている』ということは」



「お前は、『パラディンを脱獄させた』」



自分の打った手が、尽く潰されて。彼――ブラスター、いや、アレンも救うことができず。

流れる涙と共に荒れ狂う暴風がリカルドの身を刻んでいく。

響くのは無情なコール音だけ……全ては手遅れ、その結論に行き着くまでに時間は必要なかった。


日明:「――!!!」すぐさまリカルドさんのレネゲイドの異変に気づいて止めようとします。

Mr.コバルト:「警備は多少増えていたようだが、どうってことなかったなァ!」

シズク:「…………」何も言いません。ちょっと周囲が凍ってるだけだよ。

勇己:「……パラ、ディン……?」その言葉を聞いて、睨んでいた表情が、驚愕へ変わってゆく。「(俺は……ナイトリンクスを救う、という約束……パラディンとの約束を守れなかった、のに)」

日明:「っ……き、さま……ど、こまで……ッ!!!っぅ……げほっ……ごほ……っ!!」怒りに立ち上がるが、すぐに崩折れて口から大量に血を吐いた。

リカルド:「そう、パラディンを超えるのは」



「『パラディン』自身しか、いないの、だから。」


リカルドの絶望しきった声がカーテンコールとなるかのように、人影は一歩前に出る。

Mr.コバルトの声高な、わざとらしい前口上と共に。


「そんなお前たちに世間より一足先に紹介しよう。彼こそがパラディンを越える最強のヴィラン――!」


奴の後ろに立っていたその人影はまさしくパラディンその人である。


「パラディン……パラディン、パラディンっ!」


どうか、どうかこの声が届いてくれと勇己は何度も名を叫ぶ。

しかし、彼が顔を上げたと同時に、その願いは儚く砕け散る。

禍々しい仮面で顔を鎧い、邪悪な殺気を全身から発している男の姿からは、彼の知るNo.1ヒーローの面影が何一つとして、残っていなかったのだ。

それだけで勇己は、言葉を失うしかなかった。


「……そん、な」

「――パラディンは、その名を持つヒーローは、今しがた死んだ。


 私はダークナイト。私は全てを守るため、キミ達の、世界の敵となる……!」

「ダーク……ナイト……」


これは果たして現実なのか。

あまりにも酷いな展開に脳が受け入れを拒否するかのように、勇己はただその名を呟くことしかできなかった。



日明:「………そん、な(そんな。……じゃあ、僕たちは――リカルドさんは、勇己さんは、何のために‥…っ!!!)」

リカルド:「そう『パラディン』は、死んでしまった。象徴は、堕ち、輝いていたものが、沈んだのならば……来るのは、『宵闇ダークナイト』………だ」

シズク:「……そう、なっちゃったか」そういって、霜月流下段構え、凪の構えに取る。

リカルド:必死の制動が、ようやく届いた辺りで。 うなだれて。「俺は なにも 出来なかった」

日明:リカルドさんの言葉に首をぶんぶんと振る。自傷を止めようとして対抗種パワー使って咳き込んでます。

 「(何もできなかったなんて嘘だ……そんなのっ、認めるものかっ……!!誰よりも頑張ってきた人たちが、報われないなんて……!!!)」

ジェイミー(GM):「う、うぅ……」気絶してたジェイミーも起きます。

リカルド:そんな中でも。必死に、彼女だけは、と寄り縋ろうと。反動で、傷だらけの身体を寄越す(ジェイミーちゃん側に

ジェイミー:「……ッ、先輩!!」

リカルド:「ごめん、……止めれたのに。 救えなかった。何も、出来なかった」それは、ジェイミーちゃんだけじゃない。他のもっと謝るべき人にも、自分自身にも向けられた言葉で。

Mr.コバルト:「ハッハッハッハァ!今日はお披露目だけにしておいてやる!」

シズク:そんなみんなを見つつ、構えたまま一歩前に出て「……逃がすと思う?」

Mr.コバルト:「今日の俺様は最ッ高に気分がいいからなァ!邪魔なパラディンが死んで、最強のヴィランが生まれ、お前たちの絶望する顔が見れるッ!!」

シズク:「く…!」 コバルトをにらみつつ、切っ先はダークナイトに。

勇己:GM、ダークナイトへ殴りかかってもいいかい?

GM:いさみんどうぞ。演出で弾き返すけどいいですか?

勇己:海に落とすくらいやってもいいです(にこ)じゃあいきまーす!



「じょ……じょ……」


拳を握る。

そして、その手がピースサインを結び――彼を衝動的に突き動かした。


「冗談はやめてくれ、パラディ―――ン!!!」

「ッ! 馬鹿、強さもわからない相手に突出するな!」


シズクがそう言って前に出るのも既に遅く、ヴィランたちの目の前に勇己の姿が現れ拳を振り被る。

だが、かつてのNo.1ヒーローがその程度の攻撃を易々といなせぬワケがなく――


「……あまりにも直線的だな」

「ぐっ!? ああぁぁぁ……っ!」


勢いを逆に利用した反撃を許し、勇己の身体は勢いよく投げ飛ばされてしまう。


「――!!!!!」


ヘビーアーマーの重量も相まり、とてつもない速度で海へと放られていく勇己の姿を目の当たりにする日明。

その刹那、脳裏で自らの名を呼ぶ声が反響した。


『日明ッ!!』



……母さんが僕の名を叫んでいる。


そう、あれは、あの時。母さんが、自分を庇って、躍り出て。


そう、あんな風に。


かんたんに はね とばされ     て



「————————ッ!!!!!!!!」



痛みの記憶が脳裏を過ぎると同時に日明は無意識に飛び出していた。

対抗種の代償など今この時だけは関係ないと言わんばかりに無理やり磁力で自らの身体を浮かせ、生体電流を加速させる――!


「勇己さん——————ッ!!!!」


かすれた声で精一杯名を叫ぶ。その身が海に落ちる前に、何としてもと手を伸ばす。


「よ……す……」


勇己もまた、残された力を振り絞る。伸ばした手は伸ばされた手を強く掴む。

無理やり橋の金属に身を引き寄せることで海への落下を無事阻止したが、そのまま日明は意識を失ってしまう。


「ハッハッハッハァ!やはり強いなダークナイト!俺様の見込んだ通りだ!」

「ッ……!ああもうっ!」


満悦の笑い声が響く中、今唯一動くことのできるシズクは三人とジェイミー、そしてダークナイトとMr.コバルトの位置関係が中央になるように陣を取り構える。

中段平正眼、霜月流漣の構え……万一の追撃に備え、攻守共に万能な対応ができるように……



「そこのアイドルは威勢がいいなァ!こいつに勝てると思ってんのか?」

「生憎、勝算の有無で戦場を選べないのがヒーローでね…!」

「それは蛮勇ではないのか?霜氷の剣聖よ」

「否定はしないよ。だけど、タダの蛮勇でもない」


すぅ、と呼吸を整え、魔道に堕とされた先輩を――兄弟子を思い出して。


「これは、誇りに基づく、決意だよ」


決意の籠った目と共に、刀の切っ先をダークナイトに向ける。



――リカルドは、その一連の様子を見ていることしかできなかった。

平常の自分であれば幾らでも思いつくだろうモノが、"あの日のように"、思考が停止して全く何も出てこない。

己を呪うことしか今はただ、できずにいた……




シズク:「(……リカルドさん、あの二人を連れて撤退を。しんがりは私が)」《彼方からの声》でピンポイントに伝える。

リカルド:「……それだけは、出来ない。全員を、帰さなければ」 それは、うわごとのような。冷静に、冷徹に、なりきれない。

シズク:「(状況を読んでください!疲弊しきった私達二人と、あのパラディンの堕ちた姿。戦力差は歴然です。何とかして撤退しないと!)」なお、突貫した二名はシズクの計算では既に戦力外(

リカルド:「だからと、だからと言って!!! お前だけが残る必要は無いだろう!!!!」

勇己:「よ……すん……(鎧が重く感じる、身体が言うことを効かない、パラディンはどうなる、集中力(コンセントレーション)纏まらねぇ、よっすんに無理をさせちまった、思考がぼやける、よっすんの出血がやべぇ……!)」

 思考過多、いわゆるパニックに……激戦の疲労も相まって意識を手放してしまいそう。

日明:いさみんは一番近くにいるからわかるでしょう。呼吸はしているけど明らかにおかしい。息を吸おうとして吸えていない状態。

GM:Mr.コバルトは相変わらず嗤っていて、ダークナイトは攻撃する様子はありませんが、隙は全く見受けられません。

シズク:「(どうする…私が突貫して状況を動かす?いや、リカルドさんが撤退してくれなかったら完全に自爆。でも、この拮抗状態の維持は明らかに終夜によくない。相手が侮ってくれている今が一番の好機なのに、打てる手が無い…)」

 と内心で思考を廻しつつ「この場でそれが出来るのが私だけなら、それをやりおおせるのが私の務めです」と、覚悟を決めた声。

リカルド:「………!」

日明:で、二人が問答している間に気を失いつつもまた血を吐いてる。

Mr.コバルト:「ハァ—ッハッハ!今のお前らは、ブラスターと戦って侵蝕率も体力もギリギリだろう?ダークナイト相手に何が出来る?」

シズク:「くっ……」 時流さえ使えれば、差し違えるくらいは出来たかもしれないのに……と歯噛みしつつ「(私の氷は、足止めに適しています。早く撤退を!)」と《彼方からの声》で訴えかける。

リカルド:そこの青いののせいで思考が落ち着き始める。

日明:>>そこの青いのの<<

勇己:>>せいで<<

GM:草。

リカルド:「……抑え込んで、どうにかなる、ではない。一人で抑え込むぐらいならば今は素直に下がるべきだ。俺たちは、今『お前らなんかいつでも殺せる』と言われているようなものだぞ」

 意訳:たぶん少しでも事を構えようとすると余計な負傷が増えるだけよシズクさん。

シズク:「(だからこそ!背を向けた途端追撃される可能性も否定できない!殿を置いて撤退し、その後殿が可能なら撤退する!これが安定手でしょう!)」 とかなt(ry

 シズクも積極的に戦闘する気は流石になくて万一の翻意に備えての盾の構え。

リカルド:「………ならば。」えー、ごめんジェイミーちゃんにちょっとだけお手伝いしてもらいつつ下がるご予定で。

GM:お、ジェイミーをどう使う?

リカルド:えー、単純に病院方面の手配ですな。そこのひとらを救助しようにも並行して病院頼めそうなのジェイミーちゃんしかおらぬし……

ジェイミー:「……!」はっとした顔でスマホを操作し、救急車を呼ぶ感じですかね。

リカルド:「少しでも時間を用意できるならば、なんとかしよう。……ただ、歌姫を傷物にするつもりはさらさら無いからな」※後半部分はお前が負傷するぐらいなら俺が全部肩代わりするからなむちゃすんなよって脅しも含む。

シズク:「(…上手く退けるんですね?)」と確認を。

リカルド:横をみつつ 「なーに、速さは理解してるだろうに」ジェイミーちゃんの連絡が終わりそうな辺りで抱えつつ拾いつつで下がっていこうかと。持っててよかった《軽功》(うみぽちゃ手前がいるし

GM:リカルドさんが2人を抱えていく感じですかね?追撃などはありません。

シズク:んー、そっちのがよさげ。シズクは一応両手フリーで撤退したい(剣士なのd)

リカルド:ジェイミーちゃん護りつつなのですっごい負担ありますががむばる。

シズク:シズクも、最後まで警戒しつつ撤退します。追撃があれば即座に殿になる構えだった。

GM:了解でーす。




かくして、ヒーロー達は撤退した。各々が悔しさややるせなさ、無力さを感じながら。

静まり返ったレインボーブリッジの上、Mr.コバルトは一つの疑問をダークナイトに投げかける。


「ダークナイト、お前、手を抜いていなかったか?」

「……お前には関係のない話だ」


とだけ返し、ダークナイトは踵を返して立ち去っていった。



GM:という感じでシーン切りますネ。というわけで個別EDに入るよ!!

シズク:はーい!

日明:わーい!

勇己:了解ですっ!

GM:今回は規定がございません。のーでー、ED決まってる人からじゃんじゃかやって行こうかと思いますがどうでしょうか。いさみんとよっすんは事前聞き取り済みなので。

日明:了解ですよんよん。

勇己:OKですー!

シズク:いつでもおっけー!

リカルド:来る人次第かもしれない。たぶんウチで頭冷やしてるというか考え事しとんちゃいますかね。あと衣装自分で大破させましたし。

GM:リカルドさんとシズクちゃんはいさみんとよっすんのED見つつどんなシーンにするか考えておいていただけると助かります。

シズク:はーい。コイツはこういう時大体やる事決まってる子でもある。

GM:リカルドさんのところにはジェイミーちゃんを向かわせようか。

リカルド:はーい。

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