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○マスターシーン
GM:では、全員帰還したところでクライマックスアフター、の前にマスターシーンが入ります。
勇己:ここでマスターシーン…!?
日明:いやな よかんが する。
――時は少し遡り、レインボーブリッジを一望できるビルの上。ブラスターとヒーローたちの戦いを2人の人影が見ていた。
一人はMr.コバルト。そしてもう一人は――
「そう怖い顔するなよパラディィィン!!」
Mr.コバルトはけらけら笑いながら、収容所から連れ出したパラディンに恩着せがましくこう告げる。
「わざわざ脱獄させて、お気に入りのワンスモアと、家族の様に可愛がってたナイトリンクスの対決を見せてやろうってんだ。親切だろ?」
「な、なんてことだ……アレン……!ワンスモア……!」
「ケッケッケッ、止めに行ってももう遅いぜ、諦めなァ!」
その言葉の通り、程なくして戦いは終わる。
ブラスター――アレンが、海に落ちていく姿を、パラディンは見てしまったのだ。
絶望に打ちひしがれるかのように膝をつき、うなだれる。
「終わったみたいだなァ、いーい見世物だった……お前に残った数少ない絆は壊れた。これで決心がついたろ?」
Mr.コバルトはそう行って一つのモノをパラディンに差し出した。
「これは俺からの選別だ、受け取りな」
パラディン何も言わず、ただ差し出されたモノを受け取った……




