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ダブルクロス キャンペーンリプレイ:レネゲイドウォー  作者: 御巫咲絢
2nd Episode「Blastic Crisis」
46/55

○ミドルフェイズ7(シーンプレイヤー:PC3)

リカルド:(振る)7。侵蝕率61→68。

日明:はい出ますよ!(振る)5。侵蝕率61→66。

シズク:(振る)6。侵蝕率54→60。ふつう。

日明:うーんこの無難なテンション。

勇己:(振る)9。侵蝕率76→85。うわぁー……

日明:いさみんもう80いったぞ!?

GM:だいじょうぶか……

勇己:ま、まあ大丈夫だと思いますっ!

日明:シズクちゃんまたしても侵蝕率一番下になっている So Cool.

リカルド:シズクは座禅やってるからな(てきとう)



GM:では情景描写から。湾岸スラムエリアの廃ビル。窓は目張りがされていて中を窺う事はできません。見張りらしきヴィランが2人、ビルの前で暇そうにしています。

リカルド:さーて、どうしようかなぁ。

日明:どうしましょうねえ。どの道奇襲仕掛けるしかなさそうですけど。

勇己:暇そうにしてたら奇襲したくなるよね。

リカルド:私がわざと視線集めるから3人で昏倒させてくれないかしら?()

シズク:うーんそうだねえ、上手くいくかわかんないけど考えはある。

リカルド:あ、ある?

日明:おっシズクちゃんの考えを聞こう。

シズク:《空の楽器》+《彼方からの声》でピンポイント大音量で失神させる。

日明:つええ……

リカルド:あ、そか。

GM:うわあ。(うわあ

勇己:これは効きそう。

日明:まあオーヴァードだし起き上がるのもすぐでしょう。うん。なんで迅速に助けないといけませんにゃ。

GM:流石に失神とまでは行きませんが……うーん、シズクちゃんRC振ってみて。

リカルド:RCか(思案)シズクの精神とRCいくつ?

日明:精神2のRC1じゃ無理くない?(真顔)かといってよっすんが変装して《完全演技》で騙そうとしたら絶対〈知覚〉で判定になるんだよなあ(頭抱え)やっぱり奇襲かけて昏倒が一番ベターなのでは?

シズク:流石にしんどい()

リカルド:ちなみにGMの想定は?(先に聞く

GM:RC6/10をボーダーあたりでボーナス与えようかと思ってます>RC

日明:6ならワンチャンじゃない?支援入れたら。10もいけないことなさそうだけど……

GM:6なら1d10、10なら2d10敵の行動値ダウンでいかがでしょう。

日明:イイネ!

勇己:わお!

リカルド:じゃあ《アドヴァイス》あげるよ!

シズク:ありがたい……!

リカルド:5D増えてクリティカルが-1。

日明:侵蝕率ボーナス入って8DにC値9か。期待できるんじゃない?

シズク:でーはー(振る)達成値27!

GM:ぶっは!?

日明:流石すぎるwwwwwwwwこれがアイドルの実力……!

勇己:回ってますなぁ!

GM:これはおまけしよう。3d10敵の行動値ダウン+セットアップにファンアウト相当の効果をPC側に付与します。

シズク:「あーあー、んー…よし」すぅぅぅ……

リカルド:じゃあ少し待って。

シズク:ぴた。

リカルド:状況を見て指さしつつ、空中の ここと、ここから。と言ってみる。(《彼方からの声》と《空の楽器》って言ってたから思いつき)



――リカルドの指示に対しシズクはこくりと頷き、思い切り息を吸い……


「「「「「「「「「わっ!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」


トップアイドルの声量を拡大反響させる。ヴィランの鼓膜にピンポイントにクリティカルヒット!



GM:ヴィラン「「な、なんだ今のはぁ!?」」「「おい、お前か、驚かすんじゃねえよ!!」」とお互いを指差しています。

 (振る)25。あ、これは行動値どっちも0ですわあ。

日明:草。

勇己:完全に混乱してますなぁ!

シズク:「完全には耳を潰せなかったか。ボイトレ足りないかな?」

日明:「十分かと。流石アイドル、見事な声量です」

リカルド:「さて。十分量な時間だと思われる。……手早く行こうか。」

日明:「了解、速やかに敵を殲滅します」

GM:あ、リカルドさんアドヴァイスの分侵蝕上げた?

リカルド:あげてます。

GM:おk。ではエンゲージ宣言行きます。



【エンゲージ】

ストームウェザー-5m-レッドクローク-5m-PC一同



GM:となります。では、ミドル戦闘スタート!

リカルド:単体だから範囲いらないしこのメンバーだと動かないでいいから護りやすいね。えー、範囲バフかけて最速で叩き潰す?

日明:んー。どうしようかな。ストームウェザーならこの場から狙えるんだよね。



GM:セットアッププロセス、ボーナスとしてPC側は戦闘移動が可能です。動きたい方はどうぞ。

 ストームウェザー:《先陣の火》を宣言。行動値10になります。

リカルド:あっ。

日明:《加速装置》Lv2宣言します!!!

リカルド:よし私シズクにバフまた投げる構えで動くよ(よっすんおねがい

GM:はーい、行動値直しておいてねー。

日明:Lv*4上昇なので行動値18です。

GM:はい。

勇己:ふむ……バフを貰うために、動かない方がいいのかな?

リカルド:あ、私のバフは射程関係ないので動き方はおまかせます。※視界射程かつ複数体

勇己:では、セットアップの間にレッドクロークにエンゲージします!

リカルド:あとシズクはどちらにしろ「動かない」方がよろしいかと(あれは動くと無効

GM:はーい。あとはないかな?

勇己:エフェクトなどはこちらありません。

リカルド:エンゲージばらしますか。私が横にずれます。

GM:ほーい。よっすんは動く?

日明:ズレた方がいいなこれ。後方に5m下がります。

シズク:どうしようかなあ……

日明:シズクちゃん動いたら《灼熱の砦》がだな。

GM:だねえ。

リカルド:シズクは《灼熱の砦》があるから動かないでベリアルおばあちゃんの構えがよろしよ。

日明:なんで俺らが動いてバラけたって感じなのでそのままでいいよ。

シズク:固 定 砲 台 !

GM:イニシアチブプロセス、行動値18で割り込みなどなければよっすんの番です。

日明:はーいではマイナーは破棄。

 メジャーアクション:【ツェアシュティーレン・ブリューナク(《コンセントレイト:ブラックドッグ》Lv3《雷の槍》Lv5《雷神の鎚》Lv2《紫電一閃》)】 対象はストームウェザー。

 さらにオートアクションで《カリキュレーション》、ダイスマイナス無効の9Dで振ります。

GM:こいよぉ!

リカルド:そういえば今回戦闘ってこれが初よね?

GM:そだね。

日明:(振る)達成値69!(ドヤ

GM:ダメ元で回避!!(振る)達成値11。しってた。

日明:ダメージいくぞーう♡(振る)72点諸有効!

GM:装甲は3なので69点通り……、ストームウェザー戦闘不能です。演出をどうぞ。

シズク:一瞬で蒸発しおった……

GM:HP66しかなかったんや……



「こちらは急いでいますのでね……手短に終わらせてもらいましょうか!!」


バチン、と雷が迸った瞬間、オルトロスの姿は既になく。どこに行ったと目で追おうとしたその時には既に超高電圧の衝撃が相手の眼前にまで迫っていた!

電圧を受け、ストームウェザーは黒い炭人形と化した。



日明:「……ふぅ」 相手を木っ端微塵にした後反動にちょっとしんどそうに息を吐きました。侵蝕率合計16上昇。対抗種効果でHP3点減ります。

リカルド:回復はあとでアイテムでやっときましょ。

日明:反動ダメージ3点とか誤差誤差。(

GM:イニシアチブプロセス、行動値10で割り込み無ければリカルドさんの番です。

リカルド:じゃあいこーか。マイナーを略。メジャーで《アドヴァイス》Lv5《弱点看破》Lv3をシズクへ。アイドルの剣閃を彩る舞台演出を。ささやかながら。

 判定支援はさっきと同じ。打点に+9つくよ。

シズク:これでスカったら恥ずかしいなあ(

GM:ほい。ではイニシアチブプロセス、行動値4でシズクちゃん。決めちゃって(

シズク:でーはー、《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《吠え猛る爪》Lv3+《灼熱の砦》+《フレイムタン》Lv4。死ぬだろ(振る)達成値59!

GM:ダメ元で略!(振る)達成値18、回ったけどむぅーりぃー!

シズク:(振る)ダメージ61点、装甲無視。

リカルド:(さぁ、シズクさんの新曲の幻聴を聞くが良い 愚かなヴィランよ)



――ふら、と倒れ込むように傾いた。


「……霜月流大太刀術。抜打先之先『朝露』」


かと思ったその矢先、そのまま高速で脇をすり抜けると同時に、抜き打ちにて斬る。

な――とレッドクロークが困惑を見せる矢先、《彼方からの声》で囁いた。


「……つまんないことしてないでさ。一歩、踏み出してみなよ」


その言葉に反応し動こうとした瞬間、レッドクロークの上半身は滑り地に落ちたのだった。



リカルド:「さて、と。……行こうか」

シズク:「そうだね。急がなきゃ」

勇己:「何もせずに終わった。みんな流石だな……ああ、急ごう!」

GM:レッドクローク戦闘不能、ミドル戦闘終了です。何も出来なかったよ!!!

リカルド:うぇーい!!!

シズク:GM、ミドルってあと何シーンあります?

GM:このシーン終わったらクライマックスだよ。

リカルド:あっ節約デキたくさいね。

日明:えっもうクライマックスいく?はやーい!あと1,2シーンはあると思ってたからびっくりな俺。

リカルド:侵蝕的には余裕ありそうだがボスギミックが怖い。

シズク:クライマックス前にして70乗らないやつがいるらしい。



GM:ではでは、ヴィランが守っていた廃ビル。鍵はかかっていますが、キミ達の能力をもってすれば、障子紙のようなものです。

日明:電子鍵なら《セキュリティカット》しますよん。普通の鍵ならもう壊してしまえ。(過激派

GM:セキュリティカットするまでもない割と雑な鍵です。

リカルド:普通の鍵なら振動を与えて壊すとか。

勇己:パンチだパンチ!力でこじあけます!

シズク:こう、すぱぱぱぱっとザク斬りにしてもいいぞ(

GM:演出はご自由にどうぞ!!(丸投げーション

日明:監視カメラとかその辺りってあるんですかね。連絡端末とか。そういうのがあったら《電波障害》でおじゃんにしたい。

GM:監視カメラなどはさすがにありますね。《電波障害》承認しました。

日明:では監視カメラに気づきまして「……やはりどこまでも賢しい奴だ」と呟いて電波を狂わせて監視カメラの撮影をおじゃんにします。

勇己:監視カメラを潰せば、何者かはわからないけど乗り込むことは相手にも伝わりそうだ……ドアは派手にぶっ壊してもよさそうだな!いいよね?

シズク:どうぞ。

GM:どうぞどうぞ。

勇己:アーマーに覆われていない腕が獣のそれに変形して、ドアをひしゃげるようにこじあけます。

GM:そして、暗い廃ビルの一室、そこだけ明かりがともった部屋があります。

勇己:ほほう。

リカルド:じゃあそこだけ武人の如く早くなるよ!!()

GM:草。

日明:「……あの部屋ですね。恐らく」 リカルドさんの後を追うぜ!

勇己:「あとは突撃するだけだ…!」GOGO

GM:でーはー、部屋に突撃でいいですかね?

全員:OK!



――廃ビルの一室。

そこは給湯室と仮眠室をあわせたような部屋でした。そこにいたのはジェイミー西崎。

突然の来客に目を丸くしています。



GM:怪我などは無く、顔色も普通です。

ジェイミー(GM):「霧島先輩!それに、ヒーローの皆さん!!」

リカルド:「……大丈夫か!?」

日明:「……よかった、無事で……!」もし万一のことがあったらと不安だったのでほっと胸を撫で下ろします。

シズク:一応隠し小太刀を見えないように構えておく。いつでも抜けるように。

リカルド:あー。その方は頼むわ。

日明:じゃあジェイミーちゃんへの事情説明やら何やらはリカルドさんにお任せしてよっすんも周辺警戒しましょうかね。

ジェイミー:「だ、大丈夫です。ここから出られなかっただけで、食事や睡眠はとれていましたから……あの、助けに来てくれて、ありがとうございます。よく私が誘拐された事と、この場所が分かりましたね」

リカルド:「……聞き込みも取材の基本だろう?」と半分呆れたような顔で。

ジェイミー:「聞き込み……そうですね、基本中の基本です!」

リカルド:「……お前の会社から行方が知れなくなった、という話を聞いた後、妙な報道が流れたものでな……」努めて冷静でいるように見えるが、実は焦っている。

ジェイミー:「妙な報道……パラディンの侵蝕率に関する報道、ですか?」

勇己:「パラディンに関する報道……捕まってから、どこかで聞いたんですか?」

GM:部屋に、テレビはありますね。流石にスマホとかは取り上げられてる。

勇己:なる程了解です。

リカルド:「そうだな。……お前の文体にしては非常に『中途』だったからな」

日明:周辺警戒しつつもちょっとその辺りは聞きたいことがあるので口を開こう。「あの報道で貴女の記述とされたもの——それは全てが全て貴女の意志のものでは、ないんですよね?」

リカルド:「誰かが書き足したかなにかしたのか?たぶんだが、お前が取材不足で仕舞っていたかなにかか、書かされたかのどっちかだと思っていたんだが」

ジェイミー:「あの記事は、半分は私が書いたもので間違いないわ。偶然、パラディンの侵蝕率データを入手して……でも、取材が不十分だったから寝かせていたの」

リカルド:「……そりゃあ不十分な記事はバッシングの元になりうるから、世には出ないのが基本だが……」

ジェイミー:「あれを発表したのは……兄さんよ。死んだと思っていた、兄のアレンが……」

日明:「……!Mr.コバルトではないのですか」

リカルド:「……やはり、『彼』だったか。Mr.コバルトは今回に限ってはパトロンのようなものだろう。」

ジェイミー:「兄のこと、どこまでご存知ですか?」

リカルド:「……パラディンが、実は生きていたことを、話してくれた。……『彼』が、パラディンに怒りを覚えるだろうことも、想像に難くないことも」

ジェイミー:「そう、パラディンが……。ええ、兄さんは以前とは別人だった」

シズク:ほぼフレーバーだけどさー《彼方からの声》応用で部屋の周囲の音響を自分にだけ聞き取りやすくしておく、って出来る?ソナー探査。

GM:それは流石に《蝙蝠の耳》とかが死んじゃうから許可できないかな。

シズク:やむなし。あくまで発信が主と見るべきか。

GM:ですね。

ジェイミー:「あれほど敬愛していたパラディンを、No1ヒーローの座から失墜させたい、ヒーローでなくしたい……そう言ってたわ」

日明:話を聞きつつ一応盗聴器とかもないか探しておこう。いや《電波障害》使ってるけど叩いとかないとね。

リカルド:「当たり前だろう。パラディンを殺せば全てが終わるはずだろう、ただの憎しみならば。だが、彼の中にある『敬愛』は本物だ。

 パラディンがパラディンではない、普通の人間であれば、『重責』を負う必要も何もない」

勇己:「……っ」そんなアレンさんを救うと約束したんだ、と静かに拳を握る。

ジェイミー:「そうね、兄さんは、パラディンをNo1ヒーローの責務から解放したがっているのかもしれないわ……」

日明:「……No1ヒーローである限り、人々はパラディンに縋ることをやめないでしょうからね」盗聴器を探しつつ、色々思うところもあるようでぽつり。

GM:監視カメラが一個あるくらいですねーこの部屋。

日明:《電波障害》でおじゃんにしておこう。どーせ無線とかですぐに監視できるようなアレが仕組まれてんだろ知ってるー()

リカルド:「『憎しみ故に』彼はパラディンを殺し、『愛故に』彼はパラディンから解放しようとしている。……だが、それは『愛憎』というものだ。

 愛憎に突き動かされ、妹すら利用する今の彼は…………そういうものに、なってしまったのかも、しれない」

勇己:「愛憎……パラディンの責務に対して思うところがあるのは一緒なのに、俺たちとアレンさんではやり方が真逆になってしまったんだな」

日明:「例えどんな理由があろうともナイトリンクスのやり方は間違っています。救う為とはいえ、人を貶めるに等しい行為をするのは決して許されてはならない」

ジェイミー:「……もしかしたら、兄さんはパラディンではなく、自分を憎んでいるのかも」

リカルド:「……と、いうと?」

ジェイミー:「サイドキックであった自分がパラディンに意見できていれば、父さんも母さんも死ななかったのかも。そんな自責の念に囚われてしまっているのかも――」



その言葉を聞いた刹那、リカルドの手首に風が集おうとして振り払う。


じぶんが――あのひ――でなければ――あんなことには――


そんな迷妄も、共に。



勇己:「それなら……その自責の念から解放してあげたいな」

日明:「……だとしても、彼のやり方は認められません」 少し語気を強めに。

 「そのような後悔をしているのであれば、尚の事救う為に敬愛する者の尊厳を傷つけるようなことをすべきではなかったんだ」

シズク:「――それは、自分を律するために抱えるべきものだった。周囲に変化を強制し、被害を齎す事は許容できない。

 前を向かずに捻くれたってんなら、その首引っ掴んで、無理矢理でも見る方向変えさせないとね」

勇己:「そうだな……だからまずは、止めなくちゃ。ジェイミーさんのお兄さんと、多分戦闘になるかもしれないけど──」大丈夫かな、と視線を向けて。

ジェイミー:「ええ、そうね……人を貶める記事を公表して、世の中を変えようだなんて間違ってる。あの記事はすぐに撤回するわ」

リカルド:「真実を公表すべき時は、慎重にならなければならない。ただの糾弾であってはならない―――その、筈だ」

日明:「あの時ああであったなら――なんて後悔は誰もがしているんだ。なのに、そんな、人を苦しめ、悩ませるようなやり方……絶対に許せない」

シズク:「――それに、もしそうだとしたら私も、個人的にだけど負けられないな。――誇りを捨てて折れた人間になんて、負けてやるもんか」

勇己:「「俺は、ヒーローとしての誇りと、パラディンとの約束のために」

ジェイミー:「お願いです、皆さん。兄さんを、止め――」



その時、大きな音を建てて部屋の窓ガラスが割れる!



勇己:「たたか──うわぁっ!?」

リカルド:演出《波紋の方陣》&変身!!(実際には素顔が見えていると思って)

GM:割れたガラス窓から侵入したのはブラスターです。ジェイミーを抱え、キミ達に銃口を向けています。

シズク:抜き打ちの構えは取る。

リカルド:「……兄にしては随分と妹の扱いが乱雑だな?」その声には怒気が籠もっている。

ブラスター(GM):「全く、困った妹だ。パラディンへの報道を撤回されちゃ困るんだよ」

日明:「……だから彼女も巻き込むつもりで撃ったと、そう言うのか」

ブラスター:「弾道も、飛び散る破片も計算済みだ。その証拠に、ジェイミーには傷一つないだろう?」

勇己:「お前がブラスターだな……ジェイミーさんを離せっ!」

ブラスター:「それはできない注文だな」

シズク:「……一応聞くけどさ、なんでこんなことしたの?」

ブラスター:「パラディンを、解放するためだ。……パラディンを、No1ヒーローの座に居させてはいけない。彼を栄光の座から引きずり降ろし、楽にしてやらなければならない。」

シズク:「それにはもう一つ真っ当な手段があったよね?パラディンを越える。パラディン以上の英雄として君臨し、楽隠居させる……そうしようとしなかったのは、何故?」

ブラスター:「パラディンを越えるような逸材が、現れると思うか?現れたとして、またそいつが次の”生贄”になるだけだ!」

シズク:「だからダメなんだよ。物事を『より良い状態にしよう』って気が無い。と言うより……折れたね、貴方。解決しようとしたんじゃなく、諦めた結果無茶苦茶にしようとしてる」

日明:「だからこそ真っ当な手段で彼を安心させるべきだった次の後継が現れたらまた同じように貶めて座から引きずり下ろすのか?後継が現れ、座を手にする度にそうやって貶めねば解決しないと?

 ――笑えない冗談にも程がある」

シズク:「――舐めるな。ヒーローたちの決意を、意志を、力を。勝手に折れた人間が、前を向いて足を進める人々を邪魔するな。諦めるのは勝手だけど、その諦めを勝手に押し付けるな。

 何よりパラディンと言う英雄が愛し護ったこの世界を舐めるな!そのねじ曲がった根性、一度ぶっ叩いて矯正してやる!」

日明:「ナイトリンクス――いや、ブラスター。お前のやり方こそ真の意味で"生贄"を作り上げているようなものだと何故わからない!

 お前のその行動がパラディンをより苦しめていることに何故気づかないんだ!誰よりもパラディンの近くにいたお前が!!!何故気づいてやらなかったんだ!!!」

勇己:「お前はパラディンを責務から解放したつもりかもしれないが……彼を救えてはいないぞ、ブラスター!」

リカルド:「……誰かが犠牲にならなければ、務まらぬと『考える』のなら、それを少しでも肩代わろうとも思わないのは。それは、お前が嘗てであろうと、信じたものへの、本当の冒涜だ」

ブラスター:「ほう、おまえ達、口は達者なようだな。だが、今のヒーローの現実を見ろ。ヒーローは慢性的な人員不足、誰かを救うと同時に救われない者を殺している!!

 そして何かあれば無力なくせに声だけはでかいノーマルどもにこき下ろされるんだ!」

日明:「――ああ、それは同意だ。ノーマルはただノーマルでいられるという幸運がどれだけ尊いものかも知らず、僕たちヒーローに勝手に縋り付いて幻想を作り上げる。

 そして、それが砕けた瞬間都合の良いように手のひらをひっくり返す。所詮ノーマルなんてそんなものだ。だけど……」

シズク:「詭弁だね。確かにヒーローは数が足りてない。取りこぼす命もあるのは否定できない……じゃあ、ヒーローが全員いなくなったらその人たちを救える?そんなわけないよね。足りない手が足りないどころかゼロになるんだから」

日明:「それでも、救われた者は、確かにそこにいる。この手で救えたものは確かにある。その幻想が、誰かを救ったという事実が今ここにある。憧れてヒーローになりたいと言ってくれた子だっている。

 だからこそ、パラディンを貶め実の妹の望まぬやり方を強いるお前のやり方は、決して認めない!!!」

リカルド:「……あの日、俺が兄弟を呼ばなければ、みんな、普通に、いられたのかもしれない。 無力さを知ることはなかったかもしれない。

 だが、今確かに救ってきたものもある。新たに紡がれた絆もある。……そうやって、俺は今の在り方に納得している。……それと、実の兄とは言えども、『身内に手を出した奴を』『許しはしない』」

 えーと、GM。アレンくんのロイスを先にタイタスにします。使うのは後になると思います。

GM:はい、タイタス化承認でござい。

勇己:「だから、これからはヒーローを救うヒーローが必要なんだ。正義のために自分の身を捧げる人だって、見捨てられない。助けてみせる。それが俺の出した答えで……パラディンとの"約束"なんだっ」

ブラスター:「ワンスモアといったか。ずいぶんとパラディンに気に入られているようだが……ヒーローを救うヒーローか、それは面白い。

 それを見てノーマルは、何故ヒーローは自分たちを助けないんだ、と憤るんじゃないか?」

シズク:「そもそもさ、私は、その考え方がピンとこないんだよね。なんでノーマルは何もしてないのに文句ばかり、って言う発想なの?

 人は誰しも、生きていく中で責任を負い、それを果たしながら相互に干渉しあって生きている。ノーマルにはノーマルの、ヒーローにはヒーローの、果たすべき責務があり、皆それに取り組んでるだけなんだよ。

 ヒーローは少し立場が特殊なだけ。『私達はヒーローだからと言って優れてなんていない』。それぞれすべきことをやってるだけ……仕事でミスったらお説教されるのと、本質的には何ら変わらないんだよ。程度の差はあるけどね。だから、批判に晒された時、私達はこう思うべきなんだ。

 『きっと次こそは同じ轍は踏むまい』ってね。そこで『褒めてくれないから全部ひっくり返してやる』なんて、子供の我儘と変わらない。

 責任から逃げないでよ、ブラスター。パラディンは逃げなかったし……少なくとも、ここにいるヒーローたちは、責任から目を背けるつもりは一切ないよ」

日明:「白黒思考だな。ワンスモアはヒーローを助ける為にノーマルを捨てるなどと言うことをするようなヒーローじゃない。彼は己が手が届くところであればそれがノーマルだろうがヒーローだろうが——ヴィランだろうが救おうとする。

 誰も死なせない——パラディンの決まり文句だったそれと同じ想いを抱くヒーローが、ノーマルだのヒーローだので伸ばす手の先を変えるワケがない」

ブラスター:「己の手の届く範囲すべてを救おうとする……それじゃあパラディンの二の舞になるんじゃないか?」

勇己:「だから"助け合う"んだろ──これからの正義の象徴は人じゃない。心に正義を持つ人たちの繋がりそのものを、強くしなくちゃいけないんだ…!」

日明:「ああそうだ、確かに"ワンスモアだけでは"パラディンの二の舞になるだろうな」



「――そうさせない為に、僕がいる」



日明:「僕が、彼の手を届かせてみせるさ。例えこの手がどんなに血に塗れることになるとしても……責任は一人で背負うべきものじゃない」

勇己:「オルトロス……へへっ」早速助けて貰っちゃった。でもそれでいい。それがいいんだ。

シズク:「私も、先だってオルトロスには借りが出来ちゃったしね」

リカルド:「(俺は、無力じゃない。 こんなにも強い子達を、支えて、連れてこれて、いる)」

日明:「お前もそこまで一人で背負う前に、誰かに——それこそ、妹にだって打ち明けてやるべきだったんだ。それをせずに独りよがりで救済の意味を履き違え、救える範囲を勝手に自分で決めつけた」

ブラスター:「ふん、所詮理想論の甘い夢物語じゃないか。ヒーローの責任から逃げるな?仮にお前たちが逃げないとしてもだ、逃げないヒーローがどれだけいる?どれだけの人間に救いの手を差し伸べられる?」

リカルド:「夢だからこそ、人は夢を追う為に進む者がいる。負を見て全てを切り捨てるな、と言いたいのだ」

シズク:「理想が無くては人は動けない。それに、挫けそうになった時、人を支えるのも理想。 言い換えれば、理想を完全に捨てた時こそ、その人が完全に折れた時って言えると思う。

 ……ブラスター。貴方の原風景にある理想は何だった?今、それはどこに置き忘れてきた?」

日明:「夢物語だろうと何だろうと、救われる人は確かにいる。ヒーローは皆誰かの夢物語の象徴だ。それを忘れ、現実だけを重視しては――それはもうヒーローではないんだ」

シズク:「ヒーローなんて、理想口にして夢物語現実にしようとするお仕事だよ。それすら忘れてどこかに自分の骨子を置いてきてしまったなら、他人に当たる前に自分を見つめ直すべきだったんだ」

ブラスター:「おまえ達は理想を、夢を追い、俺は現実を……平行線だな」

シズク:「まあ、そうだね。でも貴方が見ているものは、本当に『現実』なのかな?」

勇己:「じゃあ試してみるか、ブラスター。お前が現実に作ろうとする野望で、俺たちの理想を折ることができるかを、な!」指をクイ、と曲げて拳を構える。

ブラスター:「威勢がいいな、ワンスモア。お前たちの主張が正しいというのなら、戦いで決着を付けようじゃないか。今夜零時、レインボーブリッジまで来い。

 特製のレネゲイド活性化弾を、お前たちに使ってやろうじゃないか」

日明:「現実を見ている、ね……なら、妹が実際何を望んているのかも見えて当然なんだがな」ぼそりと。

ブラスター:「もし拒否すると言うのなら、他のヒーローに撃ちこむまで」

シズク:「一つ教えてあげる」

霜月雫:「レネゲイド活性弾、確かにヒーローにとっては脅威だけどさ――本当に誇りある武人の誇りを奪えるシロモノじゃない。あんまり過信しないことだね」

勇己:「望むところだ、ブラスター! そこでお前を俺たちが止めてやる!……そんなもので、俺は斃れない……!」

日明:「いいだろう。お前の見ている現実がお前の見たがっている"幻想"であることを教えてやる」

リカルド:「……止まれないのであれば、止めるのが。今の俺の責務だ」

ブラスター:「レネゲイド活性弾を喰らって、己の中の獣をどう御するのか、見物だな」

GM:では、ブラスターはジェイミーと共に《瞬間退場Ⅱ》で退場いたします。レインボーブリッジに向かえばクライマックスでございます。

行く前にPCだけでロールしたいとかあれば地続きのシーンでどうぞ。

勇己:「……お前を倒して、そして」ブラスターの消えた虚空を見つめたまま「ブラスター、お前もその愛憎から解放して、救ってやる」と呟くのです

日明:「……」いさみんが呟いたのを見てそっと微笑むよっすん。「(貴方のそういうところが、貴方が本当に全てを救うのだと信じられる所以なのですよ。勇己さん)」

リカルド:「……とんだ臨時営業になったな」

シズク:シズクは、そっと別方向を向いて

 「…Amazing grace, how sweet the sound. That saved a wretch like me.I once was lost, but now I'm found.Was blind, but now I see...♪」と小声で歌ったりする(

日明:もうここでシーン切ってええんとちゃうん?

リカルド:と思う。

GM:そうだね、切っちゃいましょうか。

勇己:祈るような歌を聴きながら決意を固めた的な。



GM:はい、本編は本日はここまで!

勇己:はーい、お疲れ様でした!

日明:お疲れ様でっすん!あ、Sロイス申請します。いさみんに。

シズク:バトマシさんに(

リカルド:Sロイスを ジェイミーちゃんに!!!!!!!!!

GM:はーいSロイス承認。宣言まだの方は次回まで決めといてね。

シズク:おつでしたー

勇己:残りロイスの相手と合わせて考えておきますっ!Sロイスはよっすんにします。これは先に決定!

GM:おお、お互いSロイス指定!ユウジョウ!

日明:わーいいさみんありがとう!嬉しい!友情やでぇ……友情やでぇぇ……!!

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