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ダブルクロス キャンペーンリプレイ:レネゲイドウォー  作者: 御巫咲絢
2nd Episode「Blastic Crisis」
37/55

○オープニングフェイズ~PC3~

GM:はいリカルドさんだよ!!

リカルド:はーい(振る)6。侵蝕率32→38。

GM:指定はジェイミーさんとカフェでお茶なんだけど場所指定とかあります?

リカルド:ないよ。ただこの人後輩なら知ってると思うけどお茶でもふつーにがっつり喰ってるよ。カフェに来ると普通に軽食も頼んじゃう人。あ、たぶんだけど「本名」知ってたほうがいいよね。



――都内某所、オープンカフェの一角。テレビでは「SHOW UP HERO」が流れている……



ユピテルDO-5(GM):「さて、お次は週間ランキングよん!トップは、相変わらずパラディン!でも最近出撃が少なくてポイントは下がってるわ。追い抜くなら今がチャンスよ!

 遂にランクインするか、と思われたディアボロスは……暴走して拘束!?残念、やっぱり51位ね!」

GM:(スタジオ笑い)

ジェイミー西崎(GM):「パラディン、デビルズ・アライアンスの一件からほとんど出勤してないし、出てきてもあまり力を使ってないんですよね……」テレビの音をBGMにしながらランチセットのオムライスをちまちまと食べています。

リカルド:「……ヒーローと言えども人間だからな。休暇ぐらいは必要だろう? ……俺も人のことはあまり言えないけれどな」複数人で分けて食うようなクラブハウスサンドを一人で食べてます。

シズク:喰いすぎww

日明:めっちゃ食うなホントにwwwwwww



ジェイミー:「そうですね、悪い事じゃないのかもしれません。霧島先輩もちゃんと休んでますか?」

リカルド:「……むしろ兄貴の手伝いもしたいぐらいだが、流石に3重業務はやめとけ、と言われてしまったよ」実家は電気屋。

ジェイミー:「それは流石にオーヴァードと言えど、過労死しちゃいそうですね……」

リカルド:「……役に立たないよりは、マシなんじゃないかな」と、ボソリとつぶやいて「……もっと馬車馬のように働いている人もいる所ではあるがな。ああはなりたくないが、微妙にそうも思えないというところか」

 ほら、霧谷さんとか!!!霧谷さんとか!!!!!!!(しろめ)

GM:せやな!!

ジェイミー:「オーヴァード、ヒーローは数が限られてるとはいえ、少ない人数に負担をかけ過ぎなんじゃないですかね……」

リカルド:「かといって、新たな芽吹きをたくさん待つ方法なんてそんなにありはしないだろう?」

ジェイミー:「そうですね。オーヴァード関連法案の整備でヒーロのすそ野は広がりましたけど、オーヴァードが増えるわけじゃありませんもんね」

リカルド:「それともあれかい?昔の与太話の人造ヒーロー計画でも信じたいかな?」その目は笑ってなかったがにこやかに笑う。

GM:ふるふると首を横に振り。

ジェイミー:「オーヴァードに人為的に覚醒させるのは違法じゃないですかぁ!?」

リカルド:「ははは、違法に決まってるだろ。アングラな世界向けでそれこそ暴かれて制裁されるべき事実の類さ。存在すればな」

ジェイミー:「最近のパラディンを見てて思うんですよ。私たちは彼一人に頼りすぎてたんじゃないかって……そろそろ、世代交代が必要なんじゃないかって思うんです」

リカルド:「……頼られるのは良いことだ。ただ、象徴というものの輝きは、そんな簡単にとって替われるものでもないのさ」

ジェイミー:「そうね……突然パラディンの代わりが現れるわけないし……」

リカルド:「………」少し視線を落として。「……急には、無理だろうな」

ジェイミー:「そういえば、兄さんがパラディンのファンで、私もパラディンに憧れたなあ」

リカルド:「西崎の兄貴か。……まぁ、俺があまり掘り下げる手合では(当時は)なかったし、初めて聞いたが」

ジェイミー:「あっ、兄さんの話するの、はじめてだったっけ。兄は亡くなったの……2年前に」

リカルド:「基本報道のサークルではヒーロー的な話の方が多かっただろうに……ん、2年前か」

ジェイミー:「そうね、今も昔もヒーロー一色の生活だわ」

リカルド:「就職先を変えた話までした時は驚かれたが、まああそこの連中は基本ライターなり報道記者なりの志望だったしな」兄のことはあんまり掘り下げない方が良さそうだと避けていくスタイル。

 「そちらは……まま、元気そうで何よりだが。あまり無茶はせんようにな。本当に人生、何が起きるかわからん」

ジェイミー:「……まさか、サークルからヒーローが出ちゃうなんて驚きだったわ」

リカルド:「……あんまり言わんようにな。今の所お前ぐらいにしかバレていないし」

ジェイミー:「あ、ええ、ごめんなさい」

リカルド:「……見て貰えて悪い気はしないけどな」

ジェイミー:「おおっぴらにはできないけど、応援してるわ。それで、話は変わるんだけど――」



GM:……という感じでランチを一緒に取ったのが数日前のことです。ジェイミー西崎の職場から、貴方に連絡が入ります。ここ数日出社せず、家にも彼女が居ないのだとか。

リカルド:じゃあちょっと電気屋のあれで。



「はい、霧島電気店ですが何か御用で――」


電話を取り、話を耳にしたリカルドは固まった。

後輩の行方が知れないという、そのたった一つの情報は彼を揺らがせるには十分で、動揺を隠せぬまま応対する。


「……いえ、すみません。何も聞いてないですね。 はい わかりました しつれい します」



リカルド:みたいな感じで何もなければあかんノリするけどGM大丈夫かい。

GM:あかんノリとは。

リカルド:ん。自室に戻ります。



自室に戻ったその直後。

リカルドの衝動がその顔を見せ始めた。首を絞めるかのように風が集い、輪を作る。

それを右手で取り押さえ、少しばかり呼吸を苦しげにしながら自らに言い聞かせるように呟く。


「………大丈夫だ。……何も、できない、わけじゃ、ないんだから、あの時、みたいに」


衝動が鎮まり切った頃には、風の輪を押えたその右手から幾多もの切り傷による血が滴り落ちていた。



リカルド:他なにかありますか?

GM:あ、GMからはとくにないでーす。そちらが何も無かったらシーン切りますよ。

リカルド:どぞん。

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