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○マスターシーン
GM:マスターシーンは時間をちょっと前後してパラディンがブラスターにやられたシーンです。
日明:ほうほう。
――時は少し巻き戻り。
湾岸地区スラム街にてパラディンとブラスターが向き合っていた。
「……ブラスター。まるで、私を誘い出したようだな」
「……」
ブラスターはパラディンの問いに答えず、無言のまま自らの仮面を取る。
露わになった仮面の下。その顔を見たパラディンの顔が驚きと絶望に彩られ、動揺を隠しきれない声で言葉を紡ぐ。
「ば、馬鹿な……!君は……!?」
その言葉にも答えることなく、ブラスターは銃口をパラディンに向け――発砲。
エフェクトで防御する間もなく、否、その発想にすら至ることのできなかったパラディンは、無防備にその場に倒れ伏す。
「な、なぜだ……どうして、君が……」
「――ヒーローなどまやかしだ、パラディン」
その一言だけを言い残し、ブラスターはその場から立ち去っていった。




