11*対(獣)人 開始
途中までです(´∀`;)
7/29、追記
「ここいらじゃ持つものはまぁいねぇから珍しいな
まぁ持ち方とかは分からんがそれを持った奴とは戦ったことかあるからなんとかなるだろ」
「よろしくお願いします!!」
軽く運動して木刀を持ち直す
相手は魔物じゃない
魔物相手だったら殺せば良かったけど相手は元兵士
魔物擬人相手なら何とかしてきたけど…
あぁぁ!!!考えるな!!メンドクセェ!!
「ハァッ!」
身体を強化して一瞬で間合いに入り込み胴体を狙って斬りつける
カン!と木と木がぶつかる音がする
返されたけどすぐ地面を蹴り、首に届かせ突く!
カァァン!!
……。
「いい目だな僕」
「恐れ入ります」
体勢を崩し間合いをとると木剣を下ろされニッと笑い言われ、返しに俺は木刀を持ち直しお辞儀をする
「その年で殺気を使い分けるのが出来るのは良いことだ」
「殺気……あぁ、ゴブリンやオーク相手に木刀を振り回してたからですかね」
探知能力を使ってもいいけどそれだと修行にならんしね
「ほぉこの年でか!ボンボンだと学園でしかやらせねぇからな!!
騎士になったとき苦労するんだ」
「でしょうね」
前世だったらそんなにちがわないけど異世界の、少し進化した時代とはいえまだまだ貴族様が上だからな
「ここの坊っちゃんたちはただ単にぶつかってくる奴だからな、何度やっても無駄なやつだ
だがお前は間合いに飛び込む事も、できたし何より首を取りに行こうとした、たった二降りだがそれはかなり高難度だ」
「ありがとうございます」
オーク相手なら二降り目で倒せるからその癖がついたのかもな……
「いーや!嘘っぱちだ!!結局負けてんじゃねぇか!!」
「そーだそーだ!!」
三つ子ェ…
「そんなんだから親父様に怒られたんだろお前ら
この僕を見習え」
「ぜってーやだね!!!俺の方が強いに決まってる!!」
……ほぅ(゜Å゜)
「ならやろうじゃん、3体対1でいいべ
カンパノさん、簡単な魔法で良ければ使ってい?」
「構わんが、結界を張らせてからにしてくれよ?」
やったぜ
「別にいいよ、素振りして待ってるよ」
「じゃ、待っててな」
…あの尻尾歩く度にブォンブォン揺れるのかと思ったけどそれほど揺れないんだな
よし、素振り素振り
「へっ!そんなことしてていいのかよ?
俺らは三人だぞ?今のうち誰か呼んだり辞退してもいいんだぞ!」
………………それよりも
「お前ら顔が似すぎて誰が誰だかわかんねェよ
誰だてめぇ」
「はん!わかんねェのか!俺は「だって自己紹介あんましてねぇし、俺はお前らの親父さんから名前聞いただけでしらねぇし」人の話を最後まできけぇ!」
うぜぇ
多分今の俺はメンドクセェなコイツらって顔してるんだろう、それくらい俺の心のなかはコイツらに対してイライラしている
ガキ相手だからってイライラしてるのもあれだけど話が進まないとイライラしかしない
ぁぁぁぁ前世でもバカな年上後輩みたいだからだぁぁぁ……よし、思いっきり醜態見せつけてやろう
ボッコボコのギッタギタとは逝かなくても
っと、カンパノさんが来てくれた
「いま設置するからまってろ」
あ、小さい魔石、なるへそ、あれで結界を張るのか
作り方知りたいな
「ほれ、この庭にしいといた、けど弱い結界だから軽く打てろよ?」
「あったりめーだ!」
「ひびって漏らすなよ!?」
「俺たちの力見せつけてやるぜ!!」
いまの言葉は勇者とかならかっこ良かったのに
「とりあえず掛かってこいやおらー(棒」
「俺が結界の外から審判をする
制限時間はなし、先に星を三つとった方が勝ちだ」
カンパノさんが結界から出てったあとずっといたメイドさんと少し話してからメイドさんを屋敷のなかに帰した
あまり聞こえなかったけど、気にすることでもないだろう
カンパノさんは結界に触れると俺とボンボン三人の頭上に赤い星が三つ並んだ
「へぇ、こんなのあるんだ」
「お前さん見るのは初めてか」
「はい、ほぼ魔方や剣術は独学なのでこうゆうのは初めてみました」
「ほうかほうか!あとで簡単に教えちゃる
ほれ、相手を見て剣を構えろ」
なんか豪快に笑うけどめっちゃ丁寧に言うから元兵士長ってのも頷けるな
「では、試合始め!!」
「でりゃぁぁぁ!!!」
「うぉぉおおぉ!!!!」
「だぁぁぁぁぁ!!」
……。
(……お、おっせぇええええ!!!)
今までヒト相手に戦ってないからか基準が分からんがこれゴブリンよりも弱くないか?
…あぁ、そうだ俺のレベルキモいんだったわ
そりゃスローモーションで動いてるように見えるか
「そいっ」
魔法で草を伸ばし、足を引っ掻ける
某世紀少年に出てきた秘密基地を守る草トラップだ
……あ、某ポケットのモンスターの技でも良かった
「「「あべしゃ!!」」」
あ、星が三人の一つずつ無くなった
「はいはいはい」
ポコポコポコ
木刀でこれはあれなので軽くゲンコツ
「おい今のズルいぞ!!」
「魔法は使うなとは言ってないし」
「追い討ちなんて卑怯だぞ!!」
「戦いにそんなの関係ないし」
「打たせろよ!!」
「君は率直だなぁ?!」
最後の君は率直過ぎてちょっと引くよ
「ぶっはっはっはっ!!だせぇぇえ!!!」
カンパノさん大笑いしていらっしゃる……(´∀`;)
仮にも弟子でしょうよ
そして俺の感想としては
「もう飽きた……」
《魔物MEMO》5
オーク
猪人間、ゴブリンより知能が上だが下級
進化するごとに美味しい肉になる、ラノベだとよく食卓にあがる(笑)
ゴブリンと同じ「襲われると苗床(ry」と言う言葉があるがこれも方便であり、同じく拾ったりした武器を使う
こちらもゴブリン同様♂♀あり
猪の獣人にも見えるが、この世界でのオークは顔や体に白や緑の模様がある
それをコレクションする輩もいる
珍しいモノは牙にも模様がある、模様の色は大体黒