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俺の幼なじみ
俺たちが最後に4人で遊んだのはもう何年も前。
もう少し正確にいうと小3の夏休み時からだ。
いつもの顔ぶれ、いわゆる幼なじみの関係だった俺たちは、お互いの家の事情で離れ離れになった。
別にその状況を今更恨む気もないし、仕方ない事だと幼心に引っかかりを残しながら無理やり自分を納得させた事は今でも覚えている。
ただ、もっと4人で遊びたかったのだ。
その考えは皆同じなようで、離れ離れになる前互いの連絡先を交換し連絡を取り合った。
大魔法使いのまーちゃん。
宇宙の次期支配者のレナちゃん。
そして超能力者のこころちゃん。
みんな個性的な事を自称している変わった女の子たちだったけど、それ以外は皆普通の女の子で彼女達と遊ぶのは本当に楽しかった。
離れても変わらない大事な友達だ。
そして嬉しい事に彼女たち3人が俺の通う高校に転入してくる。
交わしたラインでそう伝え来た。
でも、その後3人そろってメールで出会えたら大事な話があると書いてあったけど。
それが俺のトラブルに溢れた忘れない高校生活の始まりだった。