魔法と種族と神様の話
沖縄3日目、暑い……
一晩寝たあと、朝から本を読んでもらった。そう、とうとう魔法の本が読んでもらえるようになったのだ!
「うーん、アレスはいつから生活魔法を覚えていたんだろう?」
「本読んで~。」
「ああ、ちょっと待っててね~。」
そうして、魔法の本を読んでもらえた。
「まず、魔法というのは魔力というものを使います。詠唱をすることで発動ができます。無詠唱でできる人もいますが、あまりいません。」
ほうほう、魔方陣は知られていないんだなぁ。そもそも魔法文字をかけないのかな?一回も見てないし。
「これ読んでると眠くなるのよね……。」
「もっと読んでー♪」
「やっぱり、うちの子はすごいことを成し遂げそうだわ……。」
いえ、魔法について気になるだけです。
「続き読むね。魔法とは基本の火・水・土・風の4属性があって人はこの内の1つ属性を持っていると言われています。上位属性として雷・氷・光・闇等があります。無属性といって属性のない魔法もあります。無属性はアイテムボックスとか転移とかがあります。ただし、無属性は使える人がとても少ないです。このように行きましたが魔法が使えない人・種族もいます。」
ほうほう。魔法が使えない人もいるのか。ん?種族もいます?
「これで魔法についての説明は終わります。……まあ、簡単な説明はこの辺かな。あとここから魔法の詠唱と内容の一覧がのってるわ。適正や魔力量が足らないと魔法は使えないわ。ここから先を読むのはもう少し成長してからね。」
あー、流石に危ないからか~。
「魔法の使えない種族って何~?」
「獣人族ね。種族は大きく分けて普人族、獣人族、魔人族、天使族、竜人族、水人族、森人族かな。」
「敵対してる種族はあるの~?」
「特には敵対はしてないと思うけど、盗賊などには気を付けないと行けないわね~」
「へ~」
やっぱりいるんだ盗賊。
「ちなみに、吸血鬼は魔人族、鳥人族は獣人族に分けられるわね。」
不思議に思ってたのがすぐに解消されたぜ。
「あと、神様についてちょっとはなそうかな。神様はまず火・水・土・風それぞれを司る神様がいるわね。次にそれぞれの種族を司る神様、武力を司る神様、魔力を司る神様がいるわね。他にもいるという説があるけど特にはわかってないわね。」
「たくさんいるね~」
「さあ、ご飯にしましょう。」
「はーい。」
アルテミス、転生の神だと思うけど出てこなかったし、破壊神とか創造神とか出てこなかったな。
駄女神、話に最後ちょこっと出てきましたね。