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赤い髪の少女

誤字脱字などがあるかも知れませんが暇つぶしになれば幸いです

色々な人を恋させようと考えてますヨロシクおねがいします。

感想などお待ちしてます。

「先輩が好きです!…付き合って下さい!」


その憧れの先輩は微かに微笑みを浮かべる


黒く美しい長い髪を風になびかせ悠然とツカサを見ている


ツカサはずっと片思いをしていた先輩に思い切って告白をした


彼女は何十人と男を振っている


ツカサはもう振られる覚悟もできていた、しかし思いを伝えたかった


憧れの先輩に立花ユウコに大友ツカサは思いを伝えた


「でも私は……貴方は……」


立花ユウコの言葉を最後まで聞くことは出来なかった







突然激しいショックに襲われツカサは気絶をした



「…”##$%%」


「!”$%&」


ツカサは目を覚ますと聞いたことのない言葉で会話が聞こえてきた


「ここは…」


「&%$##!!」


緑色のローブを着た女性と黒のローブを着た女性が異国の言葉話している


…一体何を話しているんだ?


そんな事を思っていると緑のローブを着ている女性が近づき


懐から杖らしきものをツカサに向ける


「…?」


ツカサは何か嫌な予感がした


逃げ出そう身体をよじる


「!”#$%」


緑のローブの女性は呟くと同時に


ツカサの体は宙に浮き始める


「ッ!?」


ツカサはジダバタと体を暴れさせる


「!”$%&’’%$」


そして緑のローブの女性は何かを唱え始める


「おい!何する気だよ!!」


緑のローブを着た女性は何も答える様子はない


「%&」


そして一言呟くとツカサは消えてしまった






ドサッ


「~~~ッ!」


ツカサはその場で転がり痛みに耐えた


「いてぇ…」


痛みをこらえつつ立ち上がり辺りを見てみると


見渡す限り豊かな草原が広がっていた


「えっ…?」


思わず疑問が出てくる


「…なんで?」


ツカサは辺りを見渡すと一面の草原


生きてきた中でここまで広い草原は見たことがない


必ず何かしらの障害物があるはずだが何もない


「ははは…嘘だろ?」


軽い絶望感に襲われ笑った


「…ッ!」


ツカサは走り出し何かを探して見る


走り出してから結構な時間が経ったが何も見つからない


「嘘だろ?…」


そんな事を何度も言うが誰も答えてはくれない





「…腹減った」


ツカサは広すぎる草原を歩き始め一日経とうとしていた


「とりあえず…人を探さないとな」


そんな事を思い草原を一人歩いていく


しかしその考えとは裏腹に何も形をした物が一向に現れない


3日が経った


ツカサは3日間何も食べていない


ついに限界がきていたツカサは草を引っこ抜く


「食いたくなかったけど…仕方がない」


ツカサは草を食べた



草原に放り出され一週間が経過した


「はぁはぁ…」


ツカサの体力と精神力は限界にきていた


草原に生えてる草も食べていたがもう限界だった


「こんなとこで死ぬのか…」


死にたくない最後に腹いっぱい御飯を食べたい


死ぬほど水を飲みたい


そんな当たり前の願いをツカサは願った


足取りも最初の頃よりも見違えるほど遅くなっていた




すると街らしき物が見えてきた


「や…った」


ヨロヨロと歩き出すしかし全然進まず以前街らしき物は遠い


「まだあんなにあるのか…」


絶望に近かった


「あ…」


ツカサは近くの石につまずき倒れてしまう


立とうとするが足が言うことを聞かない



「あ…少し…に…」


ツカサは声が枯れまともに喋れなかった


もうダメだ死ぬ…そんな考えがよぎる




ツカサの意識が飛びかけた時


「!”#$%%?」


異国の言葉が聞こえた


ツカサはフッと顔あげ見てみると赤い髪の少女が立っていた



中世のヨーロッパに出てくるような布の服を着て素朴な感じの赤い髪の少女が訝しげに様子を見ていた


「#%%%!」


何を言っているか全くわからなかった


ツカサは手を伸ばす


しかし赤い髪の少女は警戒しているようで近づかない


「!”#$$$#?」


赤い髪の少女はに何かを言っているのだろうだが何を言ってるか分からない


伝える方法もない


「…」


ツカサに一筋の涙が落ちる


死にたくない


そんな思いがいっぱいだった


必死になって生きる姿勢をみせる


ツカサは土下座をした


「おね…が…ます…助け…下…い」


枯れた声を必死にだしツカサは助けを求めた


その様子を見ていた赤い髪の少女は近くにより


赤髪の少女はツカサに手を指し伸べた。


差し伸べられた少女の手を握り立ち上がったツカサの頬に涙が溢れ出る


「…っ!ぅぅ」


そして赤い髪の少女の肩を貸りるようになる


「$”#%&’?」


相変わらす何を言っているか分からない


だが肩を借りる人の感触がする


嬉し涙が止まらなかった


「!#$&$”?」


「あ…りが…と」


ツカサは赤い髪の少女に感謝をした


そして赤い髪の少女に肩を借りながらゆっくりと街の方に向かって行くのであった


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