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異能被害の処理業務  作者: Hazesimezi
里山の田園地帯
12/12

12, 湿地の生きた化石

ヒノキ科に属する植物、水松スイショウは、古代から姿を変えずに生きているため、”生きた化石”と呼ばれている。

〜数時間前〜


きつね「なんかいつの間にか

  あっちに居た人たちいなくなってる〜♫」


シラカシ「本当ですね〜何かしに行ったんじゃ無いですか〜

  俺も仕事しないと給料貰えないんだけど、

  どこに居るか分からないと何も出来ないな〜」


ぼたん「探すの手伝ってあげるよ〜!

  早いところ仕事を終わ”ら”せたいからね”ぇ!!

  っていうか!

  きつねさん!!

  

  あんた空職だから高いところ得意でしょ!!

  あの鉄塔とか登って探してくださいよ!!

  はい、双眼鏡!!!」

ぼたんは、スッとふところから硬そうな双眼鏡を取り出し、

きつねに向かって軽く投げつけた


きつね「ぼたんスナイパーなんだからぁ〜

  双眼鏡持ってないとダメじゃないの〜?」


ぼたん「その双眼鏡、

  万が一のとき、投げるためにいっぱいあるの!!

  ほら、さっさと登ってよ!!」


シラカシ「あの〜

  高所作業車とかクレーン車とか要ります〜?

  電話一本で持って来れますけど〜」


きつね「木とかいっぱいあるよ〜

  わたしは使わないとおもうよ〜♫」

ぼたん「えっ、すごい!!

  あたし使いたいな!!

  地面との角度で行政に文句言われなくて済むし!!!」


シラカシは、父に電話をかける。

「もしもし〜俺俺〜」


父「あ〜シラカシか〜」


シラカシ「そう、俺俺〜」


父「どうした〜?

  事故でも起こしたか〜

  慰謝料か〜?

  あいにく、今口座に2円しかないんだよ〜!!」


シラカシ「あっ、違う違う詐欺じゃない!!詐欺じゃ…」

プープープー


シラカシ「あっ、やばい、切られた

  昨日、ニュースの詐欺特集見てたからだ、

  どうしよ」

よし、メイドの桐にかけるか、


シラカシ「もしもし〜俺俺〜樫だよ〜」

桐「お〜坊ちゃん!!

  どうしました〜?」


ガッシャン…ガガガガガ

シラカシ「なんの音なのそれ?」

桐「坊ち……ゃん…これ…は……電子レ…」

プープープー


シラカシ「…やばい、多分電波障害を作ったわあいつ

  一旦帰って直接持ってくるか

  

  取ってくるんで待っててくださいね〜!!」


シラカシは一度家に帰ることにした。


中古で新しく購入したスマフォは、

電波圏外で使えない。


しょうがなく、持ってきていた地図を元にして、

公共交通機関にアクセスしようと、田んぼ道を歩く。

シラカシ「うわ〜バス停まで6kmじゃん!!

  あ”〜〜!!!」


歩いていると、

丘の上で三脚のような物を弄っている女性が見える。

よく見るとそれは水松だった。


シラカシ「お〜い

  水松じゃ〜ん!!」

水松「わ〜

  シラカシだ〜」


話を聞くと、測量の仕事があまりにも早く終わったので、

暇つぶしに無関係な水路と田んぼの

測量をしていたとのことだった。


話をしていると、水松は車に乗ってきていて、

シラカシを送ってくれることになった。


家に着くと、

庭にあるプレハブ小屋の窓が

粉々に弾け飛び、屋根が黒く変色している。


桐「あっ、坊ちゃん〜!!

  さっきの電話出られなくてごめんなさいね!!


  改造電子レンジ作ってたら

  ブレーカー落ちちゃったの!!

  てへぺろ!!」


水松「よく言ってるシラカシのメイドさん?」


シラカシ「うちのメイドの、電誘 桐さんだよ〜

  元々、父さんの会社に居たらしいんだけどね、


  市場理解が死んでて

  メイドとして再雇用されたんだって〜」


シラカシは早速、なんとなく鉄球をフックに掛けて

クレーン車に乗り込んだ。

”せっかくだから、

この前買った油圧ブレーカー

も持っていこう”


水松も暇つぶしでついて来るらしい


クレーン車に乗って、

さっきの現場に戻っていく


シラカシは思った

”やばい…ガソリン代かかるな…”



現場に戻ると、

ぼたんが鉄塔の上に居て、

グチグチ言いながらライフル銃を構えている。


きつね「見つけたらしいよ〜♫

  でも、壁が厚くて貫通しないんだって〜

  

  がっしゃ〜んってやっちゃいなよ〜♫」


その時、

いつの間にか、隣に立っていたはずの水松が

鉄塔の上へ登り、トータルステーションを構えていた。


「鉄塔のー…足からぁー

  47502cm先ーだってー」

水松が鉄塔の上から叫んだ。


シラカシ「わかったー!!

  

  よし、きつねさん!

  この仕事

  さっさと終わらせちゃいましょう!!」


シラカシは、クレーン車を使って、

敵が潜んでいる建物の上に降りた。


そして、持ってきた油圧ブレーカーを使い、

ダダダダダと音をたてて、

屋根に穴を開けた。


開いた穴の中にきつねが飛び降り

ショットガンを三発。


シラカシはまたしてもいい感じに

仕事することが出来たのである。

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