表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異能被害の処理業務  作者: Hazesimezi
里山の水辺
11/11

11, 剃刀は上から光る

三体のプロダクトに正面と左右を、

背後は、鉄筋コンクリートの壁で

包囲されていたテッポウエビだったが、

減圧による策を思いつき、見事エーライトを撃破した。


相「西の壁の奥の奴!

  起き上がっているぞ!!


  振動の伝播速度が上がっている!

  温度が上がっているぞ!」


壁の奥では好気が壁を破壊しようと

奮闘していた。


好気「くそっ!

  この壁を抜くのには、時間がかかる…

  テッポウエビ耐えてろよ!!」



テッポウエビが南側から回り込み、

央、相のどちらかを攻撃しようと、

走り出す。


央「おそらく、破壊されるまで時間がかかるだろう!

  先にこっちを叩こう!」


央「ジルコン!

  南側の壁沿いでステイ!

  アルミナそのまま追尾!

  ビーライト南西の角にステイ!」


相「北側まで下がろう」

央「ソーダガラス南西斜め前に3m!

  エーライト西側、中心まで!」


一瞬でテッポウエビは、

部屋の中心に誘導され、

360°プロダクトに囲まれてしまった。


相「囲い込み成功!」

央「必ず背面から攻撃!

  そのままの相対距離を保ったまま左回転!

  北側にジルコンやアルミナが居る状態でステイ」


テッポウエビ「くそッ!囲まれた!

  こんな卑怯なことしやがって!!」


相「一応最低限、戦争犯罪にはならない程度には

  倫理を守っている認識です。


  そして、障壁とは衝突せざるを得ないんだ。


  ただただ、不快に耐えているだけなのでは、

  それは、生き物と言えないと思っています。


  だからこそ私は、

  行動による結果を許容して、

  その上で行動を選びます。


  だから私は卑怯だなんて思わない。」


央「再起不能にする前に、

  個人的な倫理規則として

  提示しておきましょう。

  

  私の能力は、セラミックスの変換と、

  平均の可視化です。


  人というのは情報に生きている。

  そして、

  情報を得られないというのは

  耐え難い苦痛なんだ。

  

  勝敗と関係のない苦痛を与えるべきとは思わない。

  だから私には情報を提示する義務がある。」


すると突然、

屋根から、

ババババッバッと

銃声のような音が聞こえ出し、


ミシミシと音を立て、屋根が揺れ出し、

瓦礫が降ってくる。

バコッと屋根に穴が空き、

ドタドタと瓦礫が降ってくる。


そこから女性が飛び降りてきた。


石蒜きつねさんだ

油圧ブレーカーを持ったシラカシも屋根の上に居る。


ソードオフショットガンを持った石蒜きつね。

パァーン パァーン パァーンと、

瞬きする間に散弾を三方向に撃ち、敵プロダクトと、

相と央を撃ち抜いた。


きつねは、テッポウエビの首根っこを掴み、

割れたガラス窓へ突っ込み脱出。


その後シラカシがクレーンから吊るした鉄球で

建物をめちゃくちゃの瓦礫の山に変えた。


好気は空いた穴から何とかうまく脱出したが、

勢い余って、用水路に落下し、足を捻挫してしまった。


シラカシはまたしてもいい感じに

仕事することが出来たのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ