第1話 好きという感情がない少年
暇つぶし程度の小説です。軽く読んでくれたら嬉しいです。
今日も何も無い一日。
気持ち良い風に当たりながら歩く。そしてバスに乗り、登校する。
今日の紅葉学園もいつも通り何もない。
紅葉学園高等部 2年の僕、神坂悠真は「好き」という感情がない。高校生になってから他人を好きと思うことが無くなった。また、他人を下心で見ることも無くなった。
そんな僕には一つ、悩みがある。それは...
「好きです!付き合って下さい!」
そう、僕はありとあらゆる学園の女子からモテるのだ。
僕は決して頭が良くない。それに運動神経も良くはない。まぁいわゆる普通ってやつだ。
じゃあ何故僕がモテるかって?それはこの学園で一番イケメンだからさ。
一般的に見れば世間の男子達は「モテたい!」だの「告られたい!」だの「好きな人と○○したい!」だの言っているが、僕は「好き」という感情がないせいかそういうことは高校生から思ったことが無い。
だから僕の答えはいつも、
「ごめんなさい。女の子を好きとは思ったことが無いんです。」
と言ってその場を後にする。
しかし、僕は「嘘」を答えてしまっている。別に女の子を「好き」と思ったことが無いということはない。なんなら小中学生の時は女の子が大好きだったくらいだ。大好きでクラスの女子をいつも下心で見てたくらい。あーなんか自分で言ってて気持ち悪くなるなこれ。
ただ、その話は高校生になる前のことだ。
どうだったでしょうか。実は文を書くのは苦手な方で、あまり面白いものは書けませんが、そこは多目に見てやってください...()
不定期に更新しますので是非どうぞ。