一人の少年
登場人物は架空です。
ただの想像で書いた作品です。
痛いよ。いたい。お母さん、痛いっ。
僕の亡くなった左手と左足が時おり痛むんだ。
そうそれは5年前僕が小学4年生の時。友達と夏休みにキャンプに行った話
そん時は友達3人と魚釣りに行って
初めてながら頑張って魚を獲ろうと必死なってた。
最初。俊くんと浩二くんは河辺で釣りをしていた。
でも浩二くんはダメで、クソ釣れねーよと1時間ぐらい文句言ってた。
浩二くん!
こっちの方が釣れるよ。と僕が浩二くんに言うと
そうなのっ?嘘だ〜。と言って
僕の方へ その場所は左手に小さな滝(川?)があった。そのそばで釣り糸を垂らして僕達は魚を釣っていた
康介君ここよく釣れるよね。10センチぐらいの鮎2匹と5センチぐらいが1匹ぐらい僕は釣っていて
俊くんは僕たちとは別に下の河辺でずっと釣りをしていた
しばらく釣りを楽しんでいたら急に雨が降ってきて。
お母さん達が帰るよと呼ぶけど僕達は釣りをした。
浩二くん『僕まだ釣れてないんだよ』
雨あしが少し強くなって土砂崩れが起きた。
でっかい木が上からどしゃっと
滑ってきて倒れた。
『うわっ!。』
浩二君が僕の後ろで巨大な怪物に食べられたように感じた。
浩二ーー!!。浩二君のお母さんの声が聞こえた。それについで大人達の声が沢山聞こえた。
康介、じっとしとけ。お父さんの声
僕はその言葉が届かなくって、凄く怖くなって滝の方に後づさった。その瞬間雨で足がすべったのが分かった
うっわーー。あっやばいな僕死んだなと思った。体がグシャっとした感触だけが伝わって目の前が暗くなった。
んで次に起きたのがベットの上。
どうやら僕は下の岩に頭と体を打ち付けて意識がなくなって病院に搬送されたらしい。
俊くんはすぐに離れたから無事で警察の人から言われたけど浩二君の遺体は見つかっていない。
その日
僕は凄く泣いたな
僕のせいだ僕があんな所に浩二君を呼ばなければ
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
泣いても泣いてもお母さんがおもちゃ持って来てくれても、どうしても辛いんだ。一番仲良かった友達一緒にゲームしたり秘密基地作ったりした友達
親友とよべる友達が居なくなったからさ。
体の自由が効かないし
病院から退院して家に帰った時、何度か自殺を考えた。
口と手を使って何度か試したけどいつも失敗に終わった。そして、家にいる時は親の監視がつくようになった
それから5年。
今日一通の手紙が届いた。元気!?僕だよ覚えてる?
そうその手紙の差出人は浩二君だった。
僕はびっくりさと嬉しさが込み上げた。
浩二君いわくあの後流木に捕まって川に流れて助かったらしい。なんでも浩二君を、助けたのは山奥に住んでいる老夫婦、自給自足していて、ほぼ山から降りないから今になって手紙がきたみたい。
何度か会いぼくは時々残った右手を使って
必死に手紙を書いて送った。
ちょっと汚いのは、ご愛嬌で(笑)
そして浩二君は時折。下の街に行き医者になる勉強をしているらしい。
ぼくにいつか治すって約束してくれた。
ありがとう浩二くん。
今思う事は死ななくて良かったと思う。
自殺しようとしたのは浩二くんには内緒にしとこう
そうそう。俊くんはいつもお見舞いに来てくれて
頑張って生きてと励ましてくれてた。
今は東京の高校に行ってるらしい。
この物語はフィクションです。
実名団体などは存在しません。
この度は短編小説を読んで頂き誠にありがとうございます。
少しずつ修整して、3時間かかりました