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戦争学校  作者: 桜里 花
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戦争中

また、銃声が聞こえる。

この学校では、今日も戦いが起きている。


この学校は『有栖川学園』の高等部。私は風谷アスカ。有栖川学園には3つの宗派がある。生物クラス・化学クラス・物理学クラス。私は物理学クラスである。1宗派の人数は60人。この学校では先輩後輩の上下関係もない。ただ、決め事の時は基本、成績トップ10のメンバーが話し合う。頭脳だけでなく運動神経、手先の器用さ、勘の良さ、戦闘術などで判断される。そして、そのメンバーは班長も務める。


「終了!攻撃を止めなさい!」

そう、先生が言う銃声が鳴り止んだ。

「今日は当たった人何人?」

「生物が15人。化学が21人。物理学が13人か。また、物理学が1番だね。」

「でも、当てた数だとやっぱり生物が強いね。化学も的の中心に当たることが多くなってきたね。」

監視官の2人がそう言った。


この学校で言う、『戦争』とはペンキ弾を当てること。それも的に。授業のひとつに戦争というのが週に1回あり、みんなはそれに向けて勉強する。普段は制服だが、戦争中は背中と胸元に的が書いてある専門のジャージに着替える。範囲は学校内であればどこでもいい。と言っても、この学校は東京ドーム約3つ分と、とても広い。授業時間は50分だから全部探すので手一杯。毎日毎日なんでみんなが研究を戦争につぎ込むかというとそれは…推薦権を得るため。有名大学に進めることができ、研究所も紹介して貰えるからみんな全力で頑張っている。




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