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どうか、消えぬように

作者: Soraきた

どうか、

このまま夏の思い出が消えないように

この夏だけじゃなくて

このさきも


わたしが知っている思い出は

胸いっぱいのときめきと

苦いものが目立ってる


つま先立ちをして

背伸びしすぎた恋を

つかもうとしていただけ


夏服は

あるときから

キミに似た色に染まり

わたし色へ占領されつつある


引っ越しした場所も

どちらかと言うと

海に近く

潮風とともに過ごしてる 

季節も

キミに似た季節を好きになった


恋する理由は

ひとつだけ・・

ひとつだけではなくて

他にもあるけど

余分に詮索すると

別の理由に悩まされるから


黙ったままなら

キミの声を聞くだけ

楽できていいけど

明日の約束

キミの言葉に染まるのも

そればかりではいけないね


だから、たまには

わたしの言葉で

このさきの思い出を先取りして

キミの気持ちに

少しだけ触れる









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