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詩のようなもの

ガラス瓶に秘めた言の葉

作者: 櫻月そら

何とも言えない詩を連続で投稿したので、こういう詩も書くんですよ……というアピールを……


あなたに宛てた手紙


ガラス瓶に入れて


海に浮かべた


中身は何だと思う?



愛のことば?


うらみごと?



答えは開けてからのお楽しみ


でもね


海水で濡れてしまわないように


固く固く封をした


だから


もし流れ着いても


きっと あなたは開けられない


中身は誰も読めないの


知っているのは私だけ


それでいい


それでいいでしょ?


もうひとりの私に


そう 問いかけた


諦めきれない


砂浜に座りこんだ私に


そう 問いかけた


握った砂が


サラサラとこぼれる


風が吹くと


遠くに飛んでいく


これでいいよね

お読みくださり、ありがとうございました。


※ガラス瓶は割らないでくださいm(_ _)m

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― 新着の感想 ―
[良い点] どうしても吐き出さないと前に進めないけれど、吐き出す場所がない。そんなときは、どこまでも広がる海は最適な場所なのかもしれませんねえ。
[良い点] 切ない詩ですね。 自分のためだけに書く言葉が、前を向く力になること、あると思います。 素敵な詩をありがとうございました! 私が拾ったら瓶を割っちゃうかもです(;´д`)
[良い点] ボトルレターって憧れます! ラストの砂が風に舞う描写が彼女の心情を表しているのかな、と感じました。 そらさんの詩、大人の雰囲気が漂っていて本当に素敵です( *´艸`)
2022/05/23 06:45 退会済み
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