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ディスティニー   作者: 落ちこぼれ大学生
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再確認のきっかけ

モブ「龍って永井と最近仲良くないかー?どーなんだどこまでいったんだ?笑」


「んだよ、あんまそーゆうの興味ねぇし、おれから女子に告白とか絶対ありえねぇんだよ。」


「でもコワモテだし、モテそーじゃん!おれなんて毎日PCの中にいる嫁としか話してないんだぞ。」


「そーおもうよなおめーも!それが中学以来、恋愛なんて音沙汰ねぇ。泣

てゆーか竜美見なかったか?」


「なんで無視ったの?ボケだぞ?泣

さっきまで部屋にいたよっ!!」


龍也としいなが取り決めた時間になり、しいなは疑心暗鬼ながらもビーチに向かっていた。

ビーチに着くと、人影は1つではなく、2つだった。


「おい、おせーぞ!助っ人も連れて来たし、早く始めんぞ。」


「遅いよお、しいちゃん。なにしてたのー?」


(・・・・・・そうだよね。あたしなに考えてんだ。)


「ごめんごめん!すっかり忘れてた。そんでなんだっけ?眠たいから早くすまそ。」


「なんだっけじゃねぇよ、レクリエーションのこと決めるってついさっき話しただろうが。ったく」


いつもの3人で話し合いだしたのだが、進んでいくにつれて、しいなは心ここに在らずといった状態だった。


「ちょっまじごめん。頭痛くなってきたし、部屋戻るわ。」

しいなはその場からすかさず立ち去った。


「なんなんだあいつ、いきなりすぎんだろ。昼にビーチで日焼けしすぎたんじゃねーのか。」


「どうしちゃったんだろうね。

けど、ぼくはなんとなく想像つくなぁ。」


竜美はニヤついた顔で龍也を見る。


「んだよ。どうゆうことだ?教えてくれよ。」


「鈍いなぁりゅーちゃんわ。ぼくが邪魔だったってことだよ。だって頭痛いって言ってたけど、そんな顔じゃなかったよ。」


「そーだったか?まぁいっか。明日には戻ってんだろ。」

と言いながら竜美の頭をぐりぐりしている龍也。



修学旅行2日目、この日は文化体験、国際通りの観光、レクリエーションとなっていた。

しいなは龍也を避けて行動していた。


「しいちゃん昨日の夜から元気なくない?」


「そうか、あんま変わんねーだろ。」


(相変わらずだねりゅーちゃんわ。笑

後でしいちゃんに連絡いれてみよ。)


(たしかに今日話してねー、変に気になるわ。)



文化体験の際にも元気がないしいなが気になり、竜美は連絡でやりとりをした。


しいな「後で話したい。バスで隣に座りにきて。」


「了解です!」


龍也から離れた場所で2人は座り、会話を始めた。


「最近あいつに対して変に反応しちゃうの。自分でもよくわかんないけど、今は龍と話したくない。」


「そっかぁ。あのさ昨日の夜、なんで嘘ついてどっかいっちゃったの?」


「それわ・・・・・・。わかんないっ!!」


「もしかして僕がいたからじゃないの?

本来は2人で約束したんでしょ?」


「・・・・・・。」


「しいちゃん、りゅーちゃんのこと意識してるよそれわ。気になってるんだよ!」


「でも3人で一緒につるむようになってからあいつのこと意識してるかも。

でもでもいつもあたしをバカにしたようなことしか言わないし、イケメンじゃないし、きらい。」


「支離滅裂だよ、しいちゃん。自分ではわかってるけど、わかりたくないんだよね?ぼくはそう思うよ。」


「わかんないけど、竜美、このこと龍には言わないでよ。じゃないとぶっ飛ばすから。」


「怖いなぁ笑 わかってるよ!」


話している間にバスは目的地の国際通りに到着し、みなが待ち望んだ観光という自由時間がやってきた。


モブ「おい龍、お土産屋でいろんな種類のちんすこう食べれるらしいぞ!」


「そんなこた知ってんだよ。お前の分もおれが食べといてやるよ!」


「みんな元気だねぇ、しいちゃんもちんすこう食べまくるの?」


「あたしをあんな子どもたちと一緒にしないで。とりまぶらぶらして、お土産買うだけかな。」


「わかった。ぼくは有名人でも探しながら散歩するよ。」


「これ観光なんだよ?そんなん東京でできるじゃん!あんたもわけわかんない。笑」


竜美とも行動せず、しいなは1人でブラブラしていた。


強モブA「おいおい、あのギャルめっちゃかわいくね?おれちょっとナンパしてくるわ!」


強モブB「あれはやべえ!おれがものにするべ!」


「ねえねえ、きみきみ。もしかして修学旅行生?もしそーだったらおれらと一緒にブラブラせーへん?」


「そーだけど?なんなのあんたたち。」


「おれら今自由時間なんやけど、おもろないし、どーせならべっぴんとお茶でもしたいなぁおもてん。

やから君に声かけてん!」


「うーん・・・・・・。まぁ暇だし気晴らししたいからいいよ。」


「おっまじか?!ならいこやー。この先にええとこあんねん。しかもおごるでえ!」


この場面を竜美が目撃していたが、しいなが何も困った様子をしていないので、様子を伺っていた。


しいなは特に怪しまず、2人の男についていったが、周りにある建物はホテルのようなものが増えてきた。


「あっついし、ホテルでシャワー浴びへん?ほんで3人で気持ちええことしよや!」


「は?なんかおごってくれるんじゃないの?

てかここらへんもうどこかわかんないじゃん!

もう帰る。」


「そんなこと言わんでーな、場所代だすんやからシャワーだけでも浴びていけや。」


男たちの口調は荒々しくなり、しいなの手を掴み強引にホテルの中に入ろうとしている。


竜美(やっぱり怪しかった。ぼく1人じゃ無理だし、りゅーちゃんに連絡しよう。)


「ちょっと、大きい声だす前にはなしてよ!ほんとにキモいからまじやめて!」

といい、しいなは1人の男の大事な場所を蹴った。


「ぐぁあああっ!いってえええ!まじでこのくそ尼さらってやんぞ!」


強モブB「ホテル入る前にちょっと黙らせるか。」


といい、1人の男がしいなの口に布を詰めた。

しいなは意識を失い、ホテルに連れていかれそうになっていた。


だが、その前にある男が立ちふさがった。

コメント是非お願い致します。


私の動機となるので待ちに待ってます!

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