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拾い猫 後編
「なんですか、この猫。」
トーニャと七海が、打ち合わせをしていたかのように、息を揃えて聞いてきた。
「会長が拾ってきたの。」
会長の代わりに凛が答える。
「へ〜。で 、名前は?」
七海が猫を触りながな聞いてきた。
「私が決める。私が拾ったんだし。」
会長が何か思いついたらしい。
「この子は、キメラちゃん」
「え、何その名前??」
みんなが会長のセンスを疑った。
「何でその名前なの?」
七海が聞く。
「なんか、カッコイイし昨日やった、ゲームに出て来たから。」
「会長らしいですね。でも、会長が拾ったんだから問題は、ないですよ。」
七海がなんとなく、フォローをする。
「あ、でもウチの家、動物飼えないんだった。」
誰もがこのセリフに耳を疑った。
「どーするのよ。」
とうとう、凛が切れ始めた。
「圭の家でよろしく。」
軽く、会長に売られた。
「圭、飼うの 。飼わないの。」
コレを断ったら死ぬ気がするので
「分かったよ。」
こうして、会長が拾ってきた猫のキメラちゃんは、佐藤家で飼う事になったのであった。
「引き出し姫」も宜しくお願いします。




