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催眠術 後編
俺はどっちでもいいのでス〇ークの様に教室を出ようとした、その時...
「何で逃げようとするの?」
会長が問う。
「違いますよ。トイレに行こうかな〜と思い」
「本当??」
「本当ですよ〜。」
結局この後、逃げようとしたのがバレて怒られた...
~公演日 当日~
「どうも、林です。今日は、生徒会の圭君に催眠術にかかって貰います。よろしくね。」
「は、はい。よろしくです」
圭が曖昧な返事をする。
「では、初めます。ココにの大量にわさびを塗った寿司があります。コレを、辛さを感じず食べられる催眠術をかけます。」
俺は、怖かった。何故なら催眠術は、かかりやすい人とかかりにくい人が居るからだ。
そんなのを無視して、何かを唱えて来る。
「はい、辛くない。辛くない。辛くない.....ハッ!では、食べて下さい。」
パクリ。ゴックン、
「ん!?辛くな...辛いーーーーーーーーーーーーーーー水を水を」
ココから先の事は余り覚えていない。
だが、催眠術師が焦っている顔は、覚えている。
催眠術にかかってみたい。