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真夜中の蒸気機関車

 日本に本格的な鉄道が開業したのは今から150年近く前の事。それから長い間、津々浦々を走る列車の先頭には「蒸気機関車」の姿があった。石炭と水を食べさせてもらいながら車輪を動かし、黒い煙と大きな汽笛を上げながら、どんな長い特急列車や重い貨物列車でも引っ張る……その奮闘ぶりに、多くの人が心惹かれていった。

 そして時は流れ、現在は蒸気機関車はほぼ引退し、現役で走っているのは各地に残る観光列車くらいである。しかし、長期に渡って活躍を続けた彼らの活躍に感銘を受けた人たちによって、多くの蒸気機関車が公園や博物館で保存されている。煙を上げて走る事は出来なくなってしまったが、地域の顔として親しまれ、修理や色の塗り直しなどが行われながら、第二の人生をのんびり過ごしているのだ。


 ところが、そんな蒸気機関車の一両に、大変な事態が起きた。


『D51のナンバープレート、盗難!?』


 地方の新聞に掲載された記事のタイトルである。


 蒸気機関車の先頭部には、「ナンバープレート」と言うものが付いている。その蒸気機関車がどういう形式か、何番目に製造されたのかがそれを見れば一目で分かるようになっているのだ。言わば、蒸気機関車の名札や学生証と言った感じのものである。例えば、この記事に取り上げられた機関車のナンバープレートには、「D51 1200」と書かれていた。『デゴイチ』と言うあだ名でお馴染み、「SL」の代表格とも言われる『D51』形蒸気機関車の仲間である事を示すものだ。


 しかし、そんな大事なものが、ある夜に何者かによって盗まれてしまったのだ。公園を訪れた人が気付いた時には、既にD51形の先頭にはナンバープレートが無く、寂しい姿を晒していたと言う。保存されていた公園には監視カメラは無く、映像や写真で証拠を掴む事は不可能に近かった。この町のシンボルであり、ずっと大事にし続けていた蒸気機関車が無残な姿になった事で、地元の人たちも意気消沈していた。

 一体誰がこのような酷い事をしたのだろうか。新聞の記事には、地元の警察から出たこんな推測が書かれていた。


「恐らくは、狂信的な鉄道オタクの仕業でしょう。

 大好きな蒸気機関車のナンバープレートを独り占めにして、自分だけで楽しもうとする……」


==================================


 それから数か月が経ち、人々からこの事件が消えかけていた、ある日の早朝。


「ん、『汽笛』?」


 D51形が保存されている所から遠く離れたとある町にある交番に、近くのアパートに住む住民から不思議な相談が寄せられた。


「はい、あれは間違いなく蒸気機関車の汽笛なんです……」

「それが、最近夜になるとずっと聞こえるんですか?」


 毎晩ずっと鳴り響く謎の『汽笛』。その原因を探って欲しいと言う話だったのだが、応対していた青髪の警官は怪訝そうな表情を見せていた。

 確かにこの町の近くには、ずっと昔から大手私鉄である『清風電鉄』の路線が通っている。昭和の初期に使われていた車両を大事に保存しており、以前もその車両の公開イベントで盛り上がった事があった。しかし、あの私鉄は元々路面電車から始まっており、蒸気機関車は今まで一両も所有した事が無い。第一、今のご時世で真夜中に蒸気機関車の汽笛を鳴らすなんて言う事は、絶対にしないだろう。


「何かの聞き間違いじゃないっすかね?例えば猫の鳴き声とか……」

「いや、あれはそんな音じゃありませんでした!」


 決して動物の音ではなく、間違いなく何かの「汽笛」である。

 真剣な顔で助けを求める住民の様子に、青髪の警官も噂だと受け流す事は出来なかった。とは言え、こんな有り得ない話を捜査すると言うのはいくら何でも無理である。取りあえず後日調査する、と言う話で何とか合意し、住民は交番を後にした。


 きっとあれは住民の幻聴か何かだろう。この時警官は、心の中でそう思っていた。そのように願いたかったと言うのが本音かもしれない。


 だが、その翌日から、町の住民たちが次々と交番に駆け付けては同じ相談をするようになった。そう、「蒸気機関車の汽笛」である。


「夜通しずっと鳴り響くんですよ」

「うるさくてたまらないんじゃ……」

「子供が蒸気機関車だって興奮して、眠ってくれないんです」


 何とかしてください、と言う度重なる訴えに、さすがに交番側も本腰を上げて調査をしなくてはならない事態になった。もし誰かのはた迷惑ないたずらなら、騒音防止条例に違反する事になる。それに、子供の夜更かしは良い子に育つには猛毒に等しい。ここで手を打たないと、この町のさらに混乱に包まれてしまうのだ。


 そして、冬が近づく寒い夜の町に警官はパトロールに出かけることにした。勿論一人では無く、同僚と一緒の合同作業だ。


「本当に汽笛なのか?」

「さあな、ここの人たちが全員そう言ってるだけだ」


 ただ、これが悩みの種となると、警察が力を挙げて原因を調査しないといけない。彼によく似た同僚に、警官はそう告げた。ただはっきり言うと、双方ともまだ完全にはその話を信じ切っていない様子だった。私鉄の線路際の住民ならともかく、そこから離れた場所からも汽笛が聞こえたと言う報告があったためである。そして、いくら夜の道を歩き続けても、二人の警官の耳には風の音や犬の吠える声、猫が喧嘩する声しか聞こえなかった。

 やはり誰かのいたずらか、それとも集団幻聴かもしれない。二人の頭の中で結論付けようとした、その時だった。


 右側を歩いていた警官の耳の中に、信じられない音が響き始めた。


「お、おい……」

「あ、ああ……信じられんが……」


 そして、もう一方の警官の耳にも、確かにその音は聞こえていた。


 間違いない、これは蒸気機関車が奏でる「汽笛」の音だ!


 汽笛が一方の耳の方向から聞こえてくる事にすぐに気付いた二人は、急いでその方向へと走り出した。耳を澄ませれば、汽笛どころか蒸気機関車の車輪が動くような音すら聞こえてくる。一体何がどうなっているのか、警官たちには全く理解する事が出来なかった。


 そして、正体がつかめないまま、「音」は突然消えた。


「な、何だったんだ……?」

「し、知るかよ……」


 星が瞬く寒空の下で、青髪の警官が二人、唖然とした表情で道路の上に立っていた。




 住民たちの訴えが真実である事が明らかになった後、町の交番も本気で調査に乗り出し始めた。困っている住民たちに様々な聞き取り調査をしたり、夜のパトロールを強化したりと、様々な策を練って「汽笛」の正体を突き止めようとした。だが、それをあざ笑うかのように毎晩繰り返し鳴り響く大きな汽笛は、いくら調査を続けてもその尻尾を見せなかったのだ。

 しかし、そんな中でも住民の一人から、重要な手掛かりになりそうな情報を得る事が出来た。とあるアパートの大家さんの元に住む、先月の家賃をまだ払っていない住民の話である。「彼」は根っからの鉄道ファンのようで、窓からもたくさんの鉄道グッズが覗いているのを警官もしっかりと目で確かめていた。


「鉄道の話題と言われますと、あの人の話くらいしか……」

「いえ、貴重な情報ありがとうございました」


 今後も家賃を滞納する事があったらもう一度相談して欲しいと伝えた警官は、大家さんと別れた後、もう一度そのアパートの位置を見た。そして、彼はふと気付いた。最初に『汽笛』を聞いた時、自分たちが追いつけない程の速さで音が向かっていた方角に、アパートは建っていたのである。

 鉄道ファンである「彼」と今回の事件は何か関係があるかもしれない。もしかしたら、「彼」の身に何かの危険が迫っている可能性もある、そう考えた彼は、こういう内容に詳しい昔からの知り合いを呼ぶ事を決めた。餅は餅屋と言う古い言葉通り、困った時はその道のプロに聞くのが一番だ。


 そして、次の日の夜。


「えー、本当に汽笛なんて聞こえんの?」

「俺が今まで嘘ついた事があるか?」

「ま、まぁそうだけどさ……」


 音が静かなハイブリッド車のパトカーを慎重に運転しながら、青髪の警官は隣に座る知り合い……鉄道を専門に撮るプロの写真家と共に、町のパトロールをしていた。日本各地の蒸気機関車を撮り続けた彼の腕なら、今回の事件の手掛かりをつかめるかもしれないと睨んだのだ。一般人を巻き込むなんて職権乱用もいい所ではないかと写真家は言ったのだが、何とかなると言う警官の強引さ、以前からの知り合いと言う繋がり、そして鉄道に関わる事件と言う事で協力を受け入れてくれたのである。

 夜道を走り続けたパトカーは、信号のない交差点で止まった。一旦停止の標識があるのも理由の一つだが、この地点があの時警官が『汽笛』を聞いた場所なのである。


 それから数分の間、二人は静かな町に耳を澄ませ続けた。寒い中でパトカーの窓を開いた先から聞こえるのは、夜を包み込む風の音、遠くから聞こえる犬の音、猫の喧嘩の声、そしてこれらの雑音を払いのけるかのごとく、こちらに向かって近づいてくる蒸気機関車の車輪の音……


「「……蒸気機関車!?」」


 そう、間違いない。例の音が、今日も聞こえて来たのだ。そして驚きの声に呼応するように、大きな汽笛が町中に鳴り響いた。

 すぐに警官はアクセルを踏み、音の方角へ向けてパトカーを駆り始めた。その隣で、少し興奮した様子で写真家が語り始めていた。あの音は間違いなく蒸気機関車、しかもかつて日本中の線路の上を走っていた、貨物主体の大型機関車である、と。その汽笛の主の名前は……


「細かい話は後だ!」

「えー、そんなぁ……」

「今はあの汽笛がどこへ向かっていくかの方が重要だ!聞き洩らすなよ!」

「相変わらず人遣いが荒いねぇ……」


 とは言え、この町で異変が起きているのは間違いない。趣味に浸りそうな心を抑え、写真家は警官の指示に従い、ずっと音の方向を探り続けた。今までは徒歩だったので汽笛に追いつけず手をこまねいてばかりだったが、今回は文明の利器であるパトカーを使っているので、見失うことなくしっかりと追う事が出来た。とは言え肝心の音の主はずっと見えないままだったが。


 何度も道を曲がり、ハイブリッド車がやっと通れるくらいの狭い道に差し掛かった時、突然汽笛が途絶えた。その方角を振り向いた時、警官の顔は驚きに包まれた。「汽笛」が向かっていたであろう場所にあったのは、以前彼に情報をくれた大家さんのアパート……家賃を滞納している、あの鉄道ファンの男が住むと言う場所だったのだ。

 あの「男」が何か絡んでいる、そう睨んだ彼はパトカーを近くの駐車場に止め、友人と共に急いでアパートの方へと駆けて行った。


「お巡りさん、一体何事ですか!?」


 汽笛の大きな音に、大家さんも目を覚ましてしまっていたようだ。すぐに事情を説明し、彼らは例の鉄道ファンの男がいる部屋に向かった。


「もしもし、警察ですがー」


 だが、警官が何度呼んでも返事は帰って来なかった。寒い夜の空気よりも、中で良からぬ事が起こっているのではないかと言う不安が、警官と写真家を包み込み始めた。


「開けてください!大丈夫ですか!」


 次第に声が必死になる中、大家さんがこの部屋の合いかぎを持って来てくれた。はやる気持ちを抑えながら慎重に鍵を開け、そして警官たちは部屋の中へと突入した。

 そして、その中の光景に、彼らは開いた口が塞がらなかった。


 機関車のナンバープレート、どこかの鉄道の標識、列車が走るはずのレール、さらには駅にありそうな小さな備品……多種多様な鉄道関連の物品に取り囲まれてるかのように、少し太った様相の男が意識を失い、仰向けに倒れ込んでいたのである。幸い脈拍は正常で命に別条はないようだが、それよりもこの異様な光景に警官は目を疑ってしまった。どれも普通では手に入らなさそうな品物ばかり、一体どこから手に入れてきたのだろうか。


 その疑問は、無造作に置かれたナンバープレートを見た写真家が解き明かした。


「……これって、C58のナンバープレートじゃないか!」


 目を見開き、驚きの表情を見せている理由は、大家さんも警官も最初はさっぱり分からなかった。だが、興奮の中に憤りの感情を見せている彼の言葉で、警官はようやく事態の重大さを知った。

 ここに置かれている品は恐らく全て、公園などから消えた「盗品」であると言う事に……。


==================================


 それから数週間が経った。


 非番の日を利用して再び出会った青髪の警官と鉄道写真家は、共に本日付の朝刊を読み返していた。様々な内容が書かれている中に混ざって、こんな記事が掲載されていたからである。


 『連続鉄道窃盗犯、逮捕』

 『公園や廃線の駅舎など、数十件の盗難に関与か』


 事態の重大さが判明した事により、警察は鉄道ファンであったアパートの男の自宅を捜査した。その結果、写真家が見抜いた通り、中に遭った鉄道関連の品々は全て盗品であった事が判明した。公園に保存してあった鉄道車両や路線が無くなっても大事にされてきた駅舎から、夜の闇に紛れて自分の者にしていたのである。あまりにも手慣れた動きのため、これまで一切の犯行の跡も見えず、大家さんやアパートの住民に気付かれる事は無かったと言う。鉄道グッズが大量に置いてあると言う異様さ故に、逆に近隣の人たちの方が手出しをするのを避けていたらしい。

 そして、盗んだ品は自分で見て楽しむだけでは無く、最終的にはネットオークションにかけて売り払う計画も立てていた事が分かった。幸い、ギリギリ前に警官たちが乗り込んだ事によりその野望は阻止されたのだが。


 勿論この男は逮捕され、現在は警察の厳しい取り調べの真っ最中である。


「鉄道ファンの風下にも置けない男だよ……はっきり言ってただの()()()だね」

「ま、どう()()()()()にするかは、俺たち警察に任せておけ」


 そんな会話を続ける中、ふと警官はある事を思い出した。


 この大事件を明るみにしたのは、確かに自分たちの力かもしれない。だが、そのきっかけとなったのはあの不思議な『汽笛』であった。

 パトカーの中にその音が響き始めた時、鉄道写真家は興奮した口調でその汽笛の持ち主について熱く語ろうとしていた。あの時は急を要する事態だったために中断させてしまったのだが、警官はその言葉の中に、もしかしたら『汽笛』の真相が隠されているのではないか、と考えたのだ。

 その疑問を投げかけるや否や、写真家は得意そうな笑顔を見せた。どうやら、警官の予知は見事に当たっていたようである。


「『デゴイチ』か……俺も聞いた事があるな」

「でしょー?日本で一番多く作られた蒸気機関車だからね。1000両以上も製造されたんだってさ」

「す、凄い数だな……」


 日本中で活躍し、蒸気機関車引退の時もしっかりと見届けた『デゴイチ』ことD51形蒸気機関車は、現在も日本各地の公園や博物館などで保存されている。だが、その中の一両である「D51 1200」のナンバープレートが、ずっと前から行方不明になっていた。その後ずっと寂しい姿で公園に佇み続け、地域の人たちも心配が止まなかったそうだが、それが先日、突然戻ってきたと言うのだ。

 写真家が指差した新聞の記事にも、その旨がしっかりと明記されていた。この町から遠く離れた公園の写真には、正面のナンバープレートが戻り、元の凛々しい姿を見せている「D51 1200」と、それを喜ぶ住民が映されている。原因は分からないが、とにかく解決できてよかった、と言うインタビューも載せられていた。

 

 だが、写真家ははっきりと警官に告げた。今回の一連の事件を解決させたのは、他ならぬこの「D51 1200」である、と。


「遠い公園から汽笛を鳴らして、ナンバープレートを返せって何度も脅してたんじゃないかな?

 それでも返す様子を見せないから、とうとう怒って『自力』で取り戻した、僕はそう考えるね」


「なんだその発想は……まるっきり『幽霊』そのものじゃねえか」


 呆れ顔の警官だが、写真家には確信があった。あの時に聞こえた汽笛は間違いなく「D51 1200」が鳴らすべき音色であったし、線路を走るような音も同様である、と。何より他の人たちが何日も汽笛に悩まされたと言う事実があり、あの男が逮捕された次の日から一切その音は消え、夜は静寂を取り戻している。

 ただ、それでも信じられないと言った表情を見せる警官に、写真家は強い口調で告げた。蒸気機関車には、あのような『幽霊』のような事を起こすだけの資格がある、と。


「石炭って言うご飯を食べてたっぷりと水を飲んで、それを栄養にして走り続ける。

 蒸気機関車って、『人間に一番近い乗り物』って言われてるんだよ?」

「……そ、そうなのか……」


 公園で静かな日々を送る「D51 1200」は、もう二度と線路を走る事は出来ないだろう。しかし、決してその『魂』は死んでいない。近隣の人たちに愛され、大事にされていたその姿は、現役当時そのままであった。だからこそ、このような不思議な出来事を起こす力が宿ったのかもしれない、と写真家は語った。


「……ま、オカルトチックになりすぎるのもあれだけどね」

「だが、一理ある話だな」


 大事にされ続けた存在が、誰かの悲しい泣き顔を吹き飛ばすに一肌脱ぐ。たまには、こんな奇妙な出来事があっても良いかもしれない。


 新聞を置き、遠くにある公園に思いを馳せた時、二人の耳に何かが聞こえた。

 もしかしたら、空耳だったかもしれない。それでも、警官と写真家はその音色をしっかり記憶に留めておく事にした。


 自分たちに礼を告げるかのように響いた、蒸気機関車の汽笛を。 

:補足:

 今回の話に登場しました「D51 1200」は架空の車両です。ご了承ください。


 なお、実際の『デゴイチ』ことD51形蒸気機関車は(国内向けに限っても)1115両も製造され、途中で番号は飛んでいますが「D51 1161」まで作られたそうです。

 蒸気機関車の代名詞として長期に渡って活躍し、JR東日本で動態保存されている「D51 498」を始めとして現在も日本各地、さらにはサハリンや台湾でも保存されています。もしかしたら、皆様の町にも『デゴイチ』がいるかもしれません。

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