表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

家と私

始まりは、私が東京から小さな田舎町に引っ越してきた事だった。




「ずいぶん何もないところねぇ。さすが田舎って感じ。田んぼばっかり」

車にゆられながら、私はつぶやいた。こんなんで、最初の印象はあまり良くなかった。

だた見渡す限りの田んぼと山々。そして、木造の一軒家が所々に五、六件あるくらいだった。私が居た東京とは違って質素だと思う。









彩乃(あやの)!着いたぞ。」

あれから何時間たったのだろう。

車から降りると、私の目には大きな家が見えた。

「お、お父さん!?…こ、この家って…」

私の目に飛び込んだのは、大きな家だった。


「気に入ったか?」

目を輝かして家を見ている私にお父さんはドヤ顔できいてきた。

「うん!!」


田舎町には考えられない、レンガとコンクリートで出来たクリーム色の家は、私の想像していた形の家だった。

キィー

入り口の柵の門開けると、ちょっとした庭があって、白い円形の石が玄関のドアまで続いていた。

「入っていい?」

お父さんはニッコリ笑って頷いた。



家の中に入ると、一番最初に目についたのは二階まで続く階段だった。

ドタドタと階段を上がって行くと7~8畳のフローリングの部屋があった。

『あ!私の部屋だ!!!』

ニヤリと笑ってその部屋の床に寝転んだ。

「はーーー!」

床は太陽の熱で温まってポカポカしていた。


彩乃(あやの)!荷物を運ぶから手伝って!」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ