駅の怒号
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
超久々に書いた 幻想奇譚シリーズ。
旅とは良いものだよ。知人はただそう言った。そう言って何処へでも遠くへ行ってしまえるのは、彼女が持つ放浪碧故なのではないかとおもっている。
新幹線の乗降口、響き渡るのは機械的な駅員の指示と、新幹線が発車する轟音、其れを切り裂く様な汽笛と、人の騒音が響き渡る。
元来、私は騒がしいところは好きではないはずである。ただ沈黙を尽くした様な博物館やら、自然豊かな公園をノンビリ闊歩したり、友人と喫茶店でお茶している方が向いている。
だがこの周りに響き渡る騒音だけは、嫌いになれなかった。ともすれば怒号とも取れる様な五月雨の一部になった気がして。
知人の渡は私が一人で旅に出る事を知ると、何時も柔和な顔を殊更柔らかくし、ぱちぱちと拍手をした。
――其れは其れは!! とても素晴らしいものですよ。きっと今まで見られなかった世界が見られます。きっと何よりも変え難い経験になる事で御座いましょう。
渡らしいと思った。美しい景色を見たい。美しいもの全てを目に焼き付けたい。そう言った事が根幹にある彼女らしいと。
けれども私は一体。
ふと、スマホを見ると、一通のチャットが入っていた。
――今何処? 写真送って。
騒がしい同居人から、そう帰ってきた。
私はただ駅の電光掲示板をカメラに収めると、そのまま返す。
何処へでも行ってしまいたいのだと思う。日常から解き放たれて、ただ何でもない一人の人として、この空間に溶け込む様に。
――ちょっと遠くへ行くよ。
何処へだって良いのだ。北だろうが、南だろうが、何処へだって。ただ言葉が通じて、私が浮かない、生きやすい世界だったら何処へでも。
前のホームドアが開け放たれる。どうやら清掃が終わったらしい。
駅の怒号は今も変わらず、鳴り響き続けていた。
何時も書いてる途中で、
『あ、このシリーズにするか』
って決めるんですよ。
だから
プロットタイプになるか、
幻想奇譚になるか、
耽美奇譚になるか、
それとも他になるか、
はぶっちゃけ途中で決まってくる。
結構好い加減。
いい加減ってか、一番良さげなものに振り分けてる。
※苦し紛れの言い訳。
駅に来ると、ゲーセンとは違う騒音があるじゃないですか。
ゲーセンの騒音は苦手ですけど、
駅の騒音は好きなタイプ。
しがらみから抜け出して、一人になれる気がするから。
ねみー。




