1ー51 : 新たな鬼
テラと里長が戦い。テラは少しだけ里長という存在について知る事になるのだった。
その頃、彼が新たな力を得て内側に宿る友への想いを抱き戦いに向かうのだった。
「………虐げないのか……フフ……そんな人間が居たのか……面白い肉弾戦と行こうじゃないか。」
「……同じく。」
そして、互いの拳が激しく強くぶつかり合う
その頃、
君樹が気を失ったのをきっかけに、雨がポツポツと降り始める。
それが、里の本格的な夜と重なりより肌寒くなる。
「紅葉くん、歓迎会に今すぐ行かなきゃ……」
君救は、秘密基地の土道で紅葉くんにそう伝える。
たが、紅葉くんは湿った土道で必死に踏ん張りながら袖を引っ張られるのだった。
それもあり、君救は中々歓迎会に行けないのだった。
「君救さんッフングッ~ほら、こっちだよ」
と、何かを感じ取ったのか君救が立ち止まる。
すると、紅葉くんは何を思ったのか一緒に
なって立ち止まる。
そして、「はっ」と我に返ったかのように
「フンーーー!着いてきて、こっち~」
動きが止まった君救を動かそうと踏ん張る紅葉の様子を少し見守り君救は言う。
「………紅葉くん……この先にあるものって。」
そう言い、紅葉くんは立ち止まり少し君救の様子を見ると紅葉くんは何事もなかったかの様に切り替えて言った。
「……そうだよ。君救さんが探してる氷の鬼の力だよ。その正体は自分で確かめな……でも
なるべく早く戻ってくるんだよ。」
直ぐに、感じている気配の方向に向かい走ろうとした時……何かを思い返したのか……少し考えて君救は紅葉に言うのだった。
「………里にいる間一緒に居なくてごめんなさい。後、今ままでありがとう。それと、待ってて紅葉の事も助けるから。……行ってくる」
そう、言い洞窟に向かって湿った土道を走り出す。
そして、
「幾度となく、困難を乗り越えて来た……その強さの証がこの拳と一つ一つの言葉の使い方からしっかりと伝わってくる。この戦い……
物凄く楽しいテ……お前もそう思うだろう。」
里長は、繰り出された拳を片腕どかして蹴りをその片肘で退ける。
「俺も楽しい、里長のやった事は確かに許されないでも、里で暮らす人々を同族がいるからといって蔑んでいたかと思えば………一緒に里で過ごす内に家族として互いを包んで暮らしていたのが分かる。だから、心の奥底に宿っている迷いを感じる。それが、お前の拳だ
里長………」
そう言うとテラは直ぐ様体制を整え、お腹に両手を広げた一撃を打ち込んだ。
だが……
「私が………何故、生まれたか話させてくれ」
「………ん」
(……今、結構いいの入ったのに….…里長さん
もしかして、気付いてない)
そう、心で呟き少し同様したがテラは時が止まる。
「……どうかしたのか。」
テラなりに、わりと本気で入れた一撃がまるで効いてない様子だったので少しげんなり
しつつ話を聞く方向にシフトチェンジする。
「………里長さんは……本当は悪役って柄じゃないんじゃない(色んな意味で)………聞かせてよ。」
「私の元いた。世界、もう一人の君木 守十という人間の戦いとは、別の話だ。今から話す事は一人が大きく目立つと必ず起きる別の意味で何とも言えないよくあるな話だよ。」
先に一つ例をあげるなら
彼、君木 守十に限った話じゃない。
周りから見られる部分……いわゆる外側の人
だけでしか目に見えない、表面的な自分。
この考え方は、逆の考え方も出来る。
最後に、表面的な自分が目立てたばその中身が周りから分からなくなる。
ただ、人によっては親しい人……自分の内側を
知ってるかもしれない人は別なのかもしれない。
もう一つの世界で、君木 守十がニュースでその名を知られるのと同時に起こっていた事
世界に鳴り余るぐらいの音がドンと響く現象は彼がニュースになる前から既に世界各地で
起こっていたのだった。
そして、君木の学校で事件が起こったのだ。
地鳴りがすると、その場にいた子供と大人が
おかしな現象に見舞われる。それがきっかけで君木 守十という人間は日本に危険視しされ始めた。それを合図にするかの様にその大きな音がなる度にその地面から人ならざる者と人間は戦う事になった。
そして、ある時この里もその現象に襲われた
その時黒い人型のもやが現れ人が怪物になった。その地面にひびが入ると激しい頭痛もするようになった。それにより人も倒れる事も
あった。
その時、私はこの里の長である。
冬月 椛の肉体に入り里長で暮らす様に
なった。
そして、冬月 椛の記憶を見て……ある想いを胸に抱きこの里を守ってきた。
「我が主、君木 守十の復活……そして、何よりも願っているのだ。主である彼が……人として普通に生きる事が出来ないというのなら……せめて、この先を強く生きて欲しい……」
「……それだったら、こんな事をしなくても」
「否……彼が強くなっても失う事の憎しみに
捕らわれては、同じ事の繰り返しになってしまう。それに、微かに感じるのだ……この世界の君樹 守十の中に……主の魂の片鱗を……
それに、この時代における力というのは一人が持つ特別な力や大きな力ではなくこの世界に生きる人間の一人一人の選択と責任である
その一人一人の人間の選択が大きな力であり
これからの未来を作るのだと………その責任を子供が背負うべきではない。」
「………そこまで、分かっているのに……何故」
そう、テラは呟くと続けて言った。
それを、聞くと里長は切り替える様に言った。
「………テラ、あなたとの戦いはここまでだ。良い戦いだった感謝する。たった今、邪心として向き合わなければならない相手が来た。」
里長がそう言うと、君救が来るのだった。
「………そこの二人の人、ありがとう。俺の
親友を助けてくれて。(………魔法を……)。」
その様子を見た、テラは少し懐かしいそうに
微笑み言う。
「……フフ、いいんだよ。俺も先輩たちに助けられた事あるから。言いたい事は沢山あるけど、これだけ言わせて、迷ってるなら後悔しない内に動いた方がいいよ。本当は、予言とか関係なく友達を助けたいんだろ。って俺も貴方に、良く似た先輩たちに言われたから。
今度は、こっちが言う番かな。信じなよ友も自分も………じゃあね。ありがとう。
それと……あんたもだよ!椛さん!心が通じ合うなら種族なんて関係ない!」
すると、君救は言う。
「………里長……」
そして、話は少し戻る。
あの時、君救が洞窟に着いた時の事。
……肌で感じる、沢山の感覚
歓迎会で誰かが戦っている感覚
でも、それは最初は首筋から何かを無意識に感じるだけだった……それは、自分の知らない
本来の人が持つ力……
最初は、その力をもう少し潜れば嫌な未来が見えそうで……でも、今は安心感も合わさっている。
そして、もう一つは……自分の走り出した道に
透明な白い糸があってそれに向かって進んでいるような……
「助けなきゃ」そんな気持ちで走り洞窟に
入った。
「………やっぱり、氷の鬼の正体は……」
中に入ると辿り着き君救がそう、呟く。
水溜まりに水滴が落ちる。
「……待ってたよ……そう、君木 大十だよ。
本物の自分かって、言われたら自信は余りないけど……まぁ、君救さん。詳しい説明は
少し省かせてもらう自分を取り込んだら、色々と分かってもらえるから。」
この瞬間からなのか、それともその前からなのか君救は鬼の力を手にする前に力に目覚めていたのだ。
なら、君樹 守十も鬼の力を手にする前から
既に目覚めていたのかも知れない。
見て下さり、ありがとうございます。
今回の回の里長について、語りたい気持ちはあるんですけど多分、……確実に話しすぎる気がするのでやめときます。
でも!次の章!タイトルはまだ決まってないですが江の島を舞台にした話が進みます!
しかも!やっと、とあるキャラが出てくる
予定というか確実です。プラス平家と言ったらというキャラもとか色々と楽しんでもらえる様にめちゃくちゃ考えてます。江の島編から大会編と来て一つの章があり体育祭編で
ちゃんと伏線が回収出来る様に頑張ります!
あと、個人的に江の島編から絶対に面白くなります!今の章に紅葉と冬月がいて次の章の新たな人物二人プラスそこでは、君樹の重要人物と色々とこれ以外にもあり、体育祭編の後は、予想外の展開です。普通は、本当に指で数えるぐらいしか多分ありえないぐらい
展開です。
なので、そこも楽しいです。ありえないぐらいの展開とかめちゃくちゃ言いたいけど楽しみにしてて下さい!
本当に頑張ります!読者の皆さんいつも本当にありがとうございます。
すいません、追記です。
8月30日(今日)は、描くのをお休みするかもです。
理由は、何のとは一番下に描かせてもらいます。理由は、とあるスプレーのせいです。
察しった人は苦手な人もいるかもなのであえてここの欄では理由は書けないことお詫びいたします。
そのスプレーを使い過ぎて、少しお腹がいたいので
今日小説を描くのを休むかもです。なるべく、
描きます。読者さんも戻ってきてくれたり
見続けてくれる人もいるのが嬉しいので無理はしないで頑張ります。
なので、もしかしたら来週の9月6日投稿できないかもしれません。(その日に小説を描きます。)
なので、投稿日は、二週間後の9月13日になる可能性があります。事を御容赦して下さるとありがたいです。
夏のドラゴンと言います。それを、家で討伐していたのでそれに使った、対サマードラゴン戦の武器を使い過ぎてしまった代償が来てしまいました。
本当に、どうにかなります様に。




