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君だけは、転生したこの先で  作者: R.ve
新章 : 氷凍の心輪(ひょうとうのしんわ)編
58/67

1ー48 : 成りきれない闇

洞窟の時から少しの時間が経ち

君樹は嫌な予感を感じていてるのだった。

そんな、予感が現実となる時、君樹は新たな

力を手にするのだった。





あれから少し経ち

里は既に歓迎会の準備が完了していた。里の住人たちは、酒や肉などを滅多に沢山食べられないこの歓迎会という名の宴がそんなに

嬉しいのか里の住人は熱気に包まれている。


そんな住人とは裏腹に、珍しく里の空は曇りがかっていた。

だから、暑くもないし寒くもない。涼しい風を浴び自分は広場の椅子に盛り上がっている住人たち見守りながら風を感じながら座っていた。


「坊主、今日はこれから歓迎会だってのに里の空は曇ってるな~……。」


冬月さんの言う通り、これから歓迎会なのに

今日の里の空は、これまでの新鮮な春の様な青空から小学生の頃に良く感じていた夏休みの名残惜しい夕暮れとは。また、違い雨曇が迫りこれから雨が降りそうな空をしていた。



すると、何かを察したのか自分に問いかける。


「坊主、どうした冴えない顔して。」


「何か……これから嫌な事が起こる予感がするんです。」




君樹たちが祠に行ってた頃

みっちーは、里長にある事を言われる。



囲炉裏部屋の座布団にみっちーと里長は座り

何か話していた。



「言われた通り、山の出来事は全て話した。

だから、俺たちは約束通りここから、出ていく。」



「山の事、話してくれて感謝しています。

でも、あなたは確実に揺らぎ力を手に入れるまで、この里から出ていこうにも出ていけなくなる。そして、必ず親方様の命令を実行する。その後、あなたは世界の為に親友である君樹を倒す。」



「………言いたい事があるなら、御託はいいからはっきり言えよ。」



「今日の歓迎会で、世界の為に彼を倒さなければならない事を証明しましょう。

そして最後に彼がそうなるきっかけは、

必ず人類にある。という事も。」






そして、ついに歓迎会が始まる。

さっきまで、曇りがかっていた曇は晴れ綺麗に光る月が里を照らし辺りには川の様に広がりを見せる星空が月の周りに現れる。

その星の周りを囲む様に夜にも関わらず曇が

広がっていた。


そんな、空の下で


「「「おお!!!里長~ーー!!!」」」


「「ついに、今日里は!!!」」




今、里の住人たちは、歓声会にしては大きな

歓声を里長に送っている。

それはまるで、自分たちが知らない別の何かに興奮している様なそんな里の住人たちの

異常な盛り上がり様に少し恐怖を覚える。



そんな現実と切り離された里は、異常までの

熱気に包まれている。



そして、里長はピアノの前に立ち話始めた。


「今日は、ついに祈念すべき本当の意味での歓迎会の日です。そして、ここに居る私の

同志たちが待ちわびていた。邪心としての

存在たちに希望を魅せる。そして、我らの

始まりにして世界の王、彼が邪に呑まれ堕ち目覚めたる瞬間を見るのです。


しっかりと、見るのです。君樹 守十大切な

人が圧倒的な理不尽な力によってしにゆく様を、そして、叶わぬ理想に無力である自分を呪い本来あるべき姿と強さを取り戻しなさい。」




すると、心拍数が早まり心臓の鼓動が物凄い勢いで早まるのと同時に、


(やばい、やばい、死ぬ。。。皆が。)

肌感覚で伝わってくる。目の前の里長のやばさが心も脳も身体全部が逃げろと言ってくる



「やだ、やだ、みんな……」


そう、瞬きした瞬間に坐芽くんの方向に近づき里長が背中に手の平を当てる。



そして、坐芽は言葉を発することなく倒れる

のだった。



そして、九九が言う。

「………やはり、こういう存在は人間と相容れる事は出来ない。でも、君樹さんは違ッ………」



在雪の前に近づき里長は、言った。

「………この肉体の血筋か、、、惜しい存在だが本物には、いずれ敵わなくなる。」



「何の話を………」そう言って次々と皆は倒れるのだった。



そんな中、百日だけは冷静だった。

「やはり、龍の力を使えない。それが出来るのは俺の良く知ってるやつだ。でも、お前はまだ、気付いてないみたいだな。別に警戒する相手は俺だけじゃない。って事に。」


そして、百日は大きな声で叫ぶ。


「誰だか、知らないけど。あの時、見てたな

何もしてこなかったってことは……そんなの関係なくきっと俺と同じ想いの味方なんだろ!

後の事は頼む!俺と同じもしくは、君樹と

同じぐらいの強さだって感覚で伝わってる!

後の事は、任せた!」



そう言って、百日は笑みを浮かべ倒れた。



そして、この場にいた殆どの皆が里長によって倒されたのだ。


君樹は、里長の圧倒的な力を前にして身動きも取れず目の前で次々と仲間が倒れていく

その光景を見ることしか出来なかった。


そして、君樹は膝から転げ落ちるのだった。



「……………何で………皆……やだ。やだ。また

一人に……みんなともっと話したかった。

まだ、みんなと一緒に居たかった。

俺は、いつの間にか思ってたんだ。この仲間たちとなら、普通じゃない自分でも

………自分らしくいられるって、だからもっと

仲良く成りたかった。俺は………ただ……みんなと本当の友達に成りたかっただけなんだ。

なのに、何で。。。」



そう、溢れ出る悔しさから泣いていると

目の前が真っ白になっていた。

そして、あの時の白い光の女性に問われる。


「憎いですか。この世界が。」



「………憎い""""助けを求めた人の弱さに……優しさに浸け込む人間が……世界が……それ以上に………辛いんだ……大切な人を失ったのが。

なぁ"""""どうすれば、あいつを倒せるか教えてくれ。」



「………取り込みなさい。全てを、そして本当に彼を倒したいのなら、彼に対する憎しみに

素直になりなさい。そうしたら、次にこう言うのです。心偽虚憎(しんぎむぞう)の鬼」




そして、決意を固め声の震えを抑えて呪える

                 (と)


「………この世界で無慈悲に失われた命、生を成している人間の憎しみ……絶望も全て何もかも俺が喰らい尽くし我が力にする。他へ向けるものも返されるものも、また、我が力に変える。集え""""心偽虚憎の鬼""""」



(頭が痛い………心臓に何が刺れるように痛い…

苦しい"""誰か……助け…………でも……それでも。)


君樹は、涙を溢し痛みを堪えながら誓った。


「…………大切な者を守る為なら世界だって滅ぼせる""""覚悟しろ。」


そして、君樹の顔立ちと服は変化していた。

額には、先端が紅く下が黒い二つの綺麗に捩れた角が生えていた。

目尻には、灰色に光る日々が入っていた。

髪色は、黒いままだが右側に白と黒が混ざった様な灰色なユリの花の髪飾りがあった。


服は、鮮やかなグレーと黒の色の着物にユリの花柄が入った着物になっていた。


そして、戦いが始まるのだった。


今回の回は、個人的に描くのが楽しかったです!主人公を完全な闇堕ちにしようと思ったのですが闇堕ちするけど、闇に染まりきれないそこが好きです。しかも、人を嫌う所と世界を嫌う所その理由を述べた後に、だから

こそ世界の為ではなく、主人公なりに考えて

大切な者の為に戦う事を誓う所が個人的に好きです!(そこが、少し人によっては主人公がずれていると思うかもしれません。)

あと、何故○○がその時ああだったのか。

自分もこの先の展開の作り方頑張り所です!

(ある程度決まってますが、やりたいこと増えて変更して所多いです。)

楽しんでいただけたら、幸いです!

見てくれて、ありがとうございました!

失礼します!


読まなくても大丈夫です!

最後に、投稿遅れてすいませんでした。

それでも、読んでくれてありがとうございます!


追記

来週は、土日は休ませていただきます。

再来週に、投稿させていただきます。

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