表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クズの末路  作者: ハヤ
4/7

4話

「おに... おい、クズ! お前に荷物届いてるぞ。」

呼んでもお兄ちゃんは部屋から出てこない。

「はぁ…いつも通りPCゲームかな。」

にしても、学校以外で外に一歩も外に出ないお兄ちゃん宛に荷物なんて...

気になった。

でもそれと同時に、 嫌な予感がした。

だって届いた荷物は差し出し人、住所不明だったから。

気味が悪い...

手に持った荷物をじっと見ながらそんなことを考 えてたら後ろから手が伸びて僕の手から荷物を取り上げた。

「荷物なんか頼んだか?まぁいいや」

クズだった。

「あっおにいちゃ」

バタン、 ガチャ

呼んでやったのにクズは感謝の1つもなく部屋に

戻って鍵を閉めた。

「...はぁ」

ほんと、なんでこうなったかな...

お兄ちゃんはクズに...いや、 それは昔からだったけど。

数年前から余計におかしくなった。

両親が急にお兄ちゃんのことをこれからはクズ呼 びして、お兄ちゃんをクズのように対応しろと言 ってから。


「んで、これだからの?」

えー差し出し人、 住所不明...

「いや、怖すぎだろ、なんか大きさの割にやたら軽いし。」

荷物はノートPC1台入りそうな大きさなのに、ラ ノベ1冊程度の重さしか感じなかった。

「まぁとりあえず開けるか。」

開けると中には花が敷き詰められ、中央には手紙

が1通置いてある。

傍から見たら素敵なプレゼントにも棺桶にも見える中身だった。

「なんだこれ?」

手紙を取って宛先を確認した瞬間、思わず苦笑いをしてしまった。

「亡霊ってか?」

そこには、数年前までよく遊んでいたメンヘラ自 殺女のH.Nが記されていた。

亡霊なんて信じる訳もなく、 何も考えずに手紙を 開くとそこには憎悪と殺気に満ち溢れたような血の色で俺に対するラブレターが綴られていた。「うわぁ、気持ち悪っ、 ほんとにあの女みてぇな 感じがするわ。」

そう言って手紙が入っていた荷物ごとまとめてゴミ袋にぶち込んで捨てた。

後で調べたが荷物に入っていた花はマリーゴールドとクロユリらしい。

すみません!m(_ _)m

更新すっかり忘れてました!

今回の4話は弟君の登場とお姉ちゃんのヤバさを伝える回です。

手紙の中身は書こうと思ったんですけどめんどくさくなったのと今後の展開次第で不都合が起こる可能性があると思ったんで書きませんでした。

最終回までの展開がある程度決まったら手紙の内容を別のとこか4に更新します!

感想やいいねを貰えると嬉しいです(*´ー`*)

ではでは、また〜(◜ᴗ◝ )

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ