無垢な毒と美しい花
シルバーレイク村。風光明媚ながらも、村人たちの冷たい視線が切なく降り注ぐ場所。一人の少女――エレナにとって自分の生まれ故郷の評価はこんなものだった。
村の名前の通り、村の近くには美しい銀色に輝く湖が広がり、澄んだ水面が周囲の自然と調和していた。湖畔には青々とした木々が立ち並び、季節ごとに咲く花々が村を彩っていた。
村自体は小さな集落で、木造の家々が並び、小道が石畳で敷かれ、それらの小道を歩くと、住民たちが心地よい挨拶を交わす様子があった。
しかし、この美しい風景に反して、村で唯一醜く生まれてしまったエレナは、親からは冷淡な扱いを受け、村中から批難されて育った。村の中で彼女だけ孤独な存在となり、冷酷な風がその心を凍りつかせていった。
「どうして……。私がこれほどまでに辛い思いをしなければならないのかしら?」
彼女は鏡を見るたびに、そこに映る自分にがっかりし、心の奥底で深く哀しんだ。
シルバーレイク村の村人たちはエレナを見下し、彼女が通るところでは冷ややかな笑い声が響く。親からも愛されることはなく、エレナは日々冷たい言葉に耐えつつ、生きていた。
「エレナが通っただけで気分が悪くなる」
「あんな醜い顔、見たくもないよな」
彼女はそんな言葉を聞きながらも、自分を偽らずに向き合い続けた。
しかし、ある日のこと、村は魔物の襲撃に見舞われた。悲鳴が響く中、村人たちは武器を手に立ち上がり、戦うことを決意した。その中には、村で醜女と罵られるエレナもいた。
「おまえも戦え!」
村の女たちは避難する中、エレナだけは剣を渡され、男たちとともに魔物の戦いへと駆り出される。村人たちは彼女を戦力ではなく、魔物の盾として位置づけ、冷たい視線で見つめた。それでも彼女は、自分ができることを全うしようと決意した。
「醜くくて、女の生き方をできないのなら――」
彼女は迫りくる魔物を前にして剣を振るいながら叫んだ。
「私は戦ってやる! 戦って、戦って、男のように生きてやる!」
村人たちの思惑とは裏腹に、エレナは奮闘し、魔物の襲撃から生き残った。その後も、魔物が村を襲う度に彼女は率先して戦い、次第に剣術と戦術の技能といった戦いに有用な技能を向上させていった。
魔物の討伐を繰り返す内に、エレナは自身の成長を実感した。彼女の剣は魔物をたやすく斬り裂き、やがて、村人たちもその変化に気づき、彼女をただの醜女や盾ではなく、真の戦士として認識を改め始める。
そんな矢先、森の中で魔物の巣の存在が明らかになった。
森の中で果実の採集をしていた村人が見つけたのだ。突然の危機に直面し、急遽、村は馬車で一週間の距離はある街の冒険者ギルドに魔物討伐の依頼を出すことを決断した。
冒険者ギルドからひとつの冒険者のパーティが派遣されてきた。魔物の巣までの案内役としてエレナは抜擢されるが、彼女は内心で自分の力を信じ、案内ついでに魔物との戦いにも立ち向かおうと思っていた。
「君が案内役のエレナか。よろしく頼むね」
冒険者のリーダーが言った。彼らの中には、冷たい村の記憶を払拭するような暖かい笑顔を持つ者もいれば、豊富な経験と実績を誇る冒険者たちもいる。多彩な風貌の仲間たちで構成されていた。
エレナは初めて感じる冒険者の雰囲気に戸惑いつつも、彼らと行動を共にした。
魔物の巣に到着すると、彼らは状況を冷静に分析し、戦いを開始した。
「私だってやってやる!」
初めての魔物の巣での戦い。
群れは予想以上に巧妙で、エレナは戦いに参加するも、大した活躍ができなかった。一方で、冒険者たちはその熟練した技術で魔物を撃退していく。戦士、魔法使い、弓使い、僧侶。彼らの連携は惚れ惚れするほどに美しかった。
「私って本当は弱いんだ……」
エレナは冒険者たちの戦う姿に魅了され、自分の未熟さを痛感した。
魔物の巣を焼き払った後に、村に戻る。その翌日に彼らは依頼の完了報告をするために街に戻ろうとしたが、エレナはそこで勇気を振り絞って言った。
「私も冒険者になりたいです」
このまま村にいたところで、これ以上の未来は望めない。彼女は常々そう思っていた。もっと強くなって新しい未来を見つけたい。冒険者たちとの出会いは彼女のその思いを強烈なものに変えていた。
村人たちはエレナがいなくなると、村の守りが薄くなって村の平穏が脅かされるかもしれないので引き止めた。けれど、冒険者としての旅立ちは、彼女にとって冷たい村からの解放だ。
彼女の決意は変わらない。
新しい冒険への期待と興奮が彼女の胸を躍らせていた。
「これから私の冒険が始まるんだ」
そうしてエレナは村での過去と決別し、冒険者としての新しい未来へ一歩踏み出した。
街に行ってからというもの、エレナは街での冒険者としての生活を謳歌した。固定のパーティには属さず、助っ人として生計を立てる選択をした。村での経験から抵抗があったからだ。
固定のパーティに属さないことで、エレナは自分のペースで冒険に挑戦し、孤独であるがゆえに自分の強さや成長に焦点を当てる良い機会となった。
そのおかげで、めきめきと頭角を現していき、齢十四で村を出て、二十を迎えたころには、エレナは街の人々から注目を集めるほどに冒険者としての名声を築いていた。魔物を寄せつけないその美しい戦いぶりを街の誰もが認めるほどになっていた。
そんなある日、エレナが冒険者ギルドを訪れると、ギルド内が騒然としていた。
「何があったんだ?」
ギルドの受付嬢に尋ねると、彼女はすこし頬を赤らめながら依頼の貼られている掲示板の方を指さした。
「エレナさんはまだご存知なかったんですか? あの人ですよ、あの人。最近、ギルド内はあの人の話しで盛り上がっているんですよ」
その指で示された場所を見ると、エレナは息を呑んだ。
「こんな美しい冒険者がいるのか。信じられないな……」
その青年冒険者は美しい顔立ちと高い実力で、周囲の注目を浴びているらしい。最近、王都からやってきたというのにその評判はすでに多くの人に広まっていた。
青年が掲示板から依頼の紙を剥ぎ取り、受付に向かってくる。青年がエレナに近づいた瞬間、彼女は昔の村でのつらい経験から少し怯えを感じた。醜いと罵られるのではないかという不安が心を過る。しかし、青年は意外にも彼女に微笑みかけた。
「こんにちは、君も冒険者なんだね。見るからに強そうだ。今日は素晴らしい冒険者と出会えて嬉しいよ」
エレナはその言葉に驚いた。青年――アルデンは見目の美しさだけではなく、心の広さと優しさを持っていた。こんな人がいるのか。彼女は感動した。
アルデンとの出会いは、彼女の心に新しい感情を芽生えさせた。彼の態度はいつも優しかった。ギルド内で依頼を受ける際に、挨拶程度の話しをするだけだったが、その感情は特別なものだと彼女は自覚し始めた。
朝日が街を照らす中、エレナは目覚め、今日もギルドに向かう途中で心が踊っていた。アルデンとの出会いを期待し、「今日は彼はいるのだろうか」「この時間なら出会うことも多い」と、彼に出会いたいという思いが彼女を駆り立てていた。
ギルドの扉を開ける前に、エレナは彼との出会いに胸を高鳴らせていた。
――いた!
今日もまた心の中で歓喜する。
しかし、彼ともっと話しをしたいと思うようになっても、エレナには挨拶以上の会話を続けられる自信がなかった。
過去の辛い経験からくる不安が、エレナの心に影を落としていた。彼の周りにいつも綺麗な女性の冒険者たちが集まっていることが、彼女を悩ませる要因となっていた。
「醜い自分があの輪に入ることは難しいな……。でも、彼に振り向いてもらえたら、それだけで幸せだろうな」
エレナの心は、彼への憧れと不安が入り混じりながらも、彼との出会いへの期待で輝いていた。
――冒険者としてもっと名を上げていけば、彼と一緒に仕事をして、仲良くなれる機会が増えるかもしれない。
エレナはそう決心して、より一層冒険者の仕事を頑張るようになった。
ある日の迷宮。
迷宮の闇に包まれる中、エレナの剣が冴え渡る。彼女は新調した剣の具合を確かめるべく、迷宮の浅い層で魔物相手に試し斬りをしていた。
その帰り道に、エレナは迷宮の中で一輪の美しい花に出会った。まるで夜空に散りばめられた星のように幻想的な輝きを放っていた。迷宮の中で光を求めて咲いているかのようだった。
いつも通りの道でありながら初めて目にする花。
その美しさに惹かれるように、手に取ったその瞬間、毒がエレナを襲った。しかし、その毒は弱く、手から離れると一切の痕跡は残らなかった。これなら家に持ち帰って飾っておけば害はないだろう。彼女は花を摘み、髪にかんざしのようにさした。
エレナが街に戻るとまるでいつもと異なる光景が広がっていた。街を歩いていても普段は見向きもされないのに誰もが彼女に振り向いた。
(……?)
エレナは不思議に思いながらも髪にさした花に手をやった。周囲の視線が集まっていることに気づき、彼女は花が珍しくて注目を集めているのだろうと思った。
けれど、驚くことに、いつもは声をかけてくることのない男たちから声をかけられた。
「ねえ、君、とても綺麗だね。どこの人?」
「?」
その男は顔見知りだった。エレナと同じ中級冒険者で、依頼をしていない時はよく街中の女性に声をかけているような軽薄な男だ。
その口ぶりに奇妙さを感じたものの、エレナはぶっきらぼうに答えた。
「……綺麗? この花のことか? これは迷宮で見つけたものだ」
「ああ、その花ももちろん綺麗だね。君の美しさをより際立たせているよ。その花と君のことをもっと知りたいな。一緒に食事でもどうだい?」
「は……?」
「おっと、自己紹介が遅れたね。俺の名前はクリスだ。君の名前は?」
「どうかしちまったのか? クリス。私の名前はエレナだぞ」
幾度か依頼を一緒にこなしている。
お互い知らない仲ではないにもかかわらず、まるで初対面のように振舞うクリスに向かって、エレナは呆れた。ひょっとしたら、私なんかが花をさしているから、からかわれているのかもしれない。
「エレナだって? よりにもよって、あのオーガみたいな女と同じ名前か」
その言葉にエレナは息を呑みこんだ。本人を目の前にしてなんたる言い草、とすぐに反論したかったが、彼女にはそれができなかった。かつて村で傷ついた過去が彼女の心を支配した。
目の前で発せられた言葉に怒りと憤りを感じながらも、エレナはクリスの相手をそれ以上することなく、速やかに宿に戻った。その中で彼女は自分に問いかけた。なぜこんなにも容姿がすべてなのか、なぜ人々は内面を見ようとしないのかと。心の中で悔しさと絶望が渦巻いた。
宿に戻ってから、彼女は一人泣きじゃくった。冒険者家業で屈超な心を手に入れたと思っていても、何かの拍子に辛い過去が頭を出す。自分の内なる弱さに向き合いながら、深夜の静けさの中で涙を流した。枕を濡らす涙は、エレナの心の奥底に秘められた痛みを物語っていた。
涙を拭って、顔を洗い流してから鏡を見たエレナは驚いた。
そこに映っていたのは、醜女のエレナではなくとても綺麗な女性だった。
(どういうことだ? こいつは誰だ!)
驚きのあまり頬に手をあてがうと、鏡の中の女性も同じような仕草を見せた。まぎれもなく鏡に映りこんでいるのは自分であることが分かったのだが、その外見はまるで違っていた。
煌くような美しさが鏡の中の人にはあった。
荒れた肌や顔中のしみはどこにも見られず、その女性の肌は透明感に満ち、髪は輝くような艶を帯びていた。
(信じられないな。こんなことが起きるなんて!)
エレナは歓喜の声を心の中で上げた。先ほどのクリスの態度にもようやく納得した。彼は私を完全に別人だと思っていたに違いない。
(そういえば髪にさしたままだったな……)
鏡を見てようやくエレナはそのことに気づいた。迷宮から持ち帰った美しい花にはわずかとはいえ毒がある。屈強な戦士である彼女に及ぼす影響は微々たるものだったが、気分のいいものではない。髪から花を抜き取り、近くの花瓶に活けてテーブルに置いた。
そして再び鏡を見ると、そこにはいつものエレナが映っていた。彼女が花を手放した瞬間、その美しさは消え、元の醜い姿に戻った。このとき彼女は花の持つ不思議な力のことに気づいた。
この花は所有者に毒を与えるかわりに、美しさという魅力を与えてくれるものだった。
この日を境に、エレナの新しい生活が始まった。
以前はなかなか声をかけられなかったエレナだったが、美しい容姿に変貌したことで、これまでの冒険者としての注目とは違う意味で、街の人々の注目を浴びるようになった。しかし、醜女のエレナと同一人物だという認識はされず、突如この街に現れた美しい女性として人気を博した。
彼女は美しくなってからというもの、無縁と思っていたおしゃれな服や化粧にも興じ、そのことを楽しめる自身の変化に驚きつつも、興奮した。
鏡に映る自分を見るたび、かつての醜い自分から変わったことに歓喜と戸惑いが入り混じる。
街を歩くと、男たちは決まってエレナに声をかけ、彼女にもデートの誘いが舞い込むようになった。
「あのオークみたいな強さをしたエレナとは違う」
「彼女とは違っておしとやか」
時折聞こえてくる本当の自分への評価に心を痛めながらも、エレナは生まれて初めて男性からのアプローチを受けたり、その新しい経験に戸惑いながらも、美味しい食事を共にし、楽しい時間を過ごした。
しかし夜になって花を髪から引き抜くと、そこにはいつもの自分がある。さっきまであった美しさとはあまりに対照的で、醜い女。鏡を見ることすら今では嫌になってくる。
――本当の私はここにある。
テーブルの上にある一輪の花がささった花瓶をエレナは愛おしそうに触った。
数日が経ち、女性としての自信を得たエレナは、冒険者ギルド内でアルデンに声をかけた。彼を取り囲む女性たちが、エレナの美しさを前にして一歩後ずさった。
エレナが何もせずともアルデンへの道が開けた。彼女たちの引き様はかつてエレナが内心で思っていたことと同じに違いないとエレナは思った。
エレナが話しかけてもアルデンの態度が変わることはなかった。彼女が話しかけると、鼻の下を伸ばす男たちとは違って、醜女のエレナに声をかけてきたのと同様にアルデンは接してくれた。この会話をきっかけに、彼女は彼と一緒に依頼をこなすことが増えていった。
美しさを手に入れて、念願のアルデンとも少しだけ仲良くなれ、。エレナは幸せの絶頂にいた。
しかし、ある日の夜、エレナは気づいてしまった。
花が枯れてきていた。
花瓶にさした花が少ししおれていた。その事実が彼女の美しさと自信を支えていたというのに、全てが崩れ去る音が心の中で響いた。彼女は花にそっと手を伸ばし、その花びらを撫でた。
「どうして……?」
この数日、冷たい視線を浴びせられて生きてきたエレナにとってまるで夢のような日々が続いていた。そのために、彼女は花の儚さと命の短さを忘れてしまっていた。あるいは、迷宮産の花だから、永遠にその美しさは保たれると思い込んでいたかったのかもしれない。
それからの数日、花が次第に衰えていく様子に気づき、エレナの心に不安が広がっていく。美しさがなくなる恐れ。そして、この美しさがなければアルデンと接する機会が途絶えてしまうのではないかという絶望感が彼女を襲った。
ある依頼の帰り道、ふいにアルデンが言った。
「この街にはもう一人エレナという偉大な戦士がいたんだけど君は何か知らないかな?」
と。
アルデンの意味深な言葉に戸惑いつつも、エレナは咄嗟に「知らない」と答えた。あんな醜女は自分じゃない、と言い聞かせるように。
「そうか」
と、何かを察するかのようにアルデンは答えた。
「一度だけ彼女の戦いぶりを遠目に見たことがあるんだけれど、とても強くて、そして、その戦いぶりがあまりに美しくて今でも印象に残っているんだ。もう一度会いたいと思っていたんだけど、最近は全然見かけなくてね。もう旅に出てしまったのかな」
エレナは何も言えずに黙り込んでしまった。アルデンは彼女の髪にささった一輪の花を見た。
「もうすぐ、その花も枯れそうだね」
「……ええ。もうすぐ終わりだわ」
エレナは深いため息をつきながら、アルデンとともに街に戻った。
花瓶の中の一輪の美しい花は次第に花びらが散り始めた。宿の寝台に座って、その様子をエレナは眺めていた。花が次第に色褪せ、枯れゆく様子が目に映る。
花びらが散る度に、男たちの見る目も変わり、自身の美しさと魅力が薄れていくのをエレナは感じていた。かつては誰からも声をかけられていたが、次第に横目でしか見られなくなっていく。花を髪にさして鏡を見るたびに、初めて感動したときの自分の姿を思い出すが、それはもう遠い過去のように感じられる。
夢のような日々が終わり、エレナは花をさしても再び醜い女に戻りつつあった。かろうじて今は、少し綺麗な女性のように映っているが、それも最後の花びらが散ってしまえば終わりを迎えるだろう。
夜が訪れ、街が静かになる。
エレナは悲しみに暮れながらも、最後の一枚の花びらが残った花を髪にさして、アルデンの宿へと向かった。美しかったころに楽しんだおしゃれな服装を着て、そして、とびっきりの化粧をして。
この花びらが散って、醜い自分に戻ってしまったとき、アルデンに声をかける勇気を持てないと思った。だから今のうちに彼と話しをしておきたかった。
あの帰り道に語ってくれた、もう一人のエレナのことをどう思っているのか。と。
もう一人のエレナとして冒険家業をしているときに、アルデンから彼の宿を教えてもらったことがある。
最後の花びらが散ってしまわないように注意して夜の街を歩く。彼の宿は灯りが静かに燈り、夜の穏やかな雰囲気に包まれていた。
アルデンが滞在している宿の扉を軽く叩き、彼が出てくるのを待った。
しばらくして、扉が開かれ、アルデンが姿を現す。驚きと同時に、彼はエレナの悲しみを見透かすような表情で彼女を迎え入れた。
「エレナ、どうしたんだい?」
エレナは少し言葉に詰まりながらも、もう一人の――かつての自分のことをアルデンに尋ねた。彼は深くため息をつき、その後に穏やかな笑みを浮かべながら言った。
「そんなのは決まりきったことだよ」
エレナは抱き寄せられるように彼の部屋に迎え入れられる。
扉が閉じられた時、廊下には一枚の花びらが落ちていた――。
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