表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の姉妹が鬼デレ過ぎていつまでも彼女が出来ない件。  作者: かむげん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/107

失念。

 俺は今まで大事な事を忘れていた。それは柚葉と花凛が二人揃って極度のブラコンだったという事。

 そしてよく花凛からは「兄さんと結婚出来たら幸せなのに」と言われ、柚葉姉さんからは「李玖ちゃんが私だけのものになればいいのに」と言われていた事を。


「雪菜、もしこのDNA鑑定が、姉が一縷の望みを賭けて提出した物だとしたら……。」


「……それは李玖が非常に危ないと思うわ。そこまで考えて無かった……。」

 雪菜も花凛のブラコンの異常性には、思う所があったようだ。

 だが、血縁関係では無かったという真実を知った今、姉妹がどんな手で出てくるか、全く予想が出来なかった。


 逆に、血縁関係で無かった事を知り、一気に俺へのブラコン愛が冷めてしまった、という展開がむしろ一番望ましい。

 俺がそんな今の自分の気持ちを、雪菜に打ち明けたところ、『そんな事が起きるはずがない』と冷たい目と口調で一蹴されてしまった。


 もう水無瀬に頼む事は不可能。むしろ、何かを頼んだ所で、『偽の恋人』と言う名は付いて回る。雪菜とも今はお友達状態。


「要は、李玖と姉妹がどんな位置関係にあるかが分かればいいんだよね?」

「ま、まぁ、そうなるかな。」

「んじゃ、ちょっと待ってて!」

 そう言って雪菜はスマホに何かを打ち込み始めた。


ーーーー約5分後。


「まずはお姉さん。えっと、『李玖ちゃんは、将来は私の旦那様になってもらう予定だから、貴女の出る幕はありません。』ですって。」

 雪菜、何送ったんだ!?


「続いて妹さん。こちらは『兄さんとはいずれ結婚し、そして子宝に恵まれた幸せな生活を築きます!万が一、いえ、億が一にもあり得ませんが、兄さんに結婚相手が出来たとしても、私は肉体関係だけでも構いせんので、兄さんと共に生涯を添い遂げます。』って、凄まじく重い長文が来たんだけど。」

 いやいや雪菜、何を送ったんだ!花凛のブラコンっぷりは知っていたけど、まさかここまでとは……。


 姉妹の若干サイコじみた文に、ドン引きする俺と雪菜。

「さすがにギャル仲間にもここまでの子はいないよ……。ガチでここら辺で手を打っておいた方が良くない?」

 そうだよな、さすがにここまで来ると狂気の沙汰としか思えないからな。


「でも、まずやらなきゃいけない偽恋人の解除も、直接会って話さなきゃいけないし、メッセージで済ますのも失礼だよな。」


「いや、偽恋人の契約してる時点でどうかと思うけどね〜。」

 いや、ま、まあそりゃ分かってたけど、ハッキリ言われると傷付くな……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ