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透明薬ミエザルン

「ついに作ってしまった」


「な、なんだか大げさね……いったい何を作ったの?」


「誰しもが一度は憧れる、飲むだけで体が透明になる薬だ。名前はミエザルン」


「そんなものまで作れちゃったの? あなたって凄腕なのかそうじゃないのか、たまに分からなくなるわ」


「ただ飲んだ本人の体にしか適用されないから、着けている衣服はそれまでどおりに見えてしまう」


「透明になりたかったら裸になれってこと? それはさすがにちょっと嫌ね……」


「しかも効果はみっつ数えるくらいの時間しかもたない」


「それ何の役にたつのよ?」


「服を着たままこれを飲んで鏡の前に立つと、服だけが映ってまるでヴァンパイアになったかのような気分を楽しめるんだ」


「用途が限定されすぎでしょ!!」

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