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神聖職が使うようなメイス系の武器

「こんにちは」


「いらっしゃい」


「神聖職が使うようなメイス系の武器はないかしら? 友人が探しているの」


「ほう、お前に友人がいたのか」


「どういう意味よ!?」


「特に深い意味はない。ちゃんと信頼できる仲間と冒険が出来ているようでなによりだ」


「それはどういたしまして! ……それでさっき私が言ったような武器はあるの?」


「神聖職が使うようなメイス系の武器はないな」


「そう……残念ね」


「ホーリーウォータースプリンクラーならある」


「何よそれ!?」


「何と言われても、意味はそのままだが」


「……聖水をまき散らすってこと?」


「神聖職のやつらは血を流すのが嫌だという理由で刃物を使わないが、強力な鈍器で殴ったらある意味、刃物以上に血をまき散らすだろう? それを揶揄やゆしてそういったメイス系の武器を、ホーリーウォータースプリンクラーと呼ぶ者もいる……ということだ」


「なるほどね。それは知らなかったわ」


「だからお前の口からその友人に伝えてくれ。神聖職が使うようなメイス系の武器はなかったが、ホーリーウォータースプリンクラーなら見つかった……と」


「それ私が喧嘩売ってるようにしか思えないじゃない!!」

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