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ゴーレムコントローラー

「ゴーレムを自在に操ってみたいと思わないか?」


「魔法使いがよくやってるわね。便利そうと思ったことはあるわ」


「あれは命令した通りの簡単な動作を行わせるだけだろう? 俺が作ったゴーレムコントローラーは一味違うぞ」


「すごい自信ね。じゃあそのゴーレムコントローラーってのを見せてよ」


「了解した。今すぐに見せてやろう。まだ試作品なんで肝心のゴーレムは小さいがな。ちょっと待っていろ」


「お願いね」


「……待たせたな。これがゴーレムコントローラーだ。すでにこのゴーレムと連動させてある。コントローラーを両手で持ってみろ」


「こう?」


「右の四角いボタンを押すとゴーレムの右足を前に出すことが出来る。その後、左の四角いボタンで左足を前に出し、それを繰り返すことで歩くことが出来るのだ」


「……くっ……この……な、なんとか転ばずに済んだわ。歩くだけで一苦労ね……」


「赤いボタンはパンチを繰り出すことができる。もちろん左右のボタンがそれぞれの腕に対応しているぞ」


「えいっ……なかなか腰が入ったパンチね。でも真正面に繰り出すだけで臨機応変な動きは出来ないみたいね」


「どうだ? 大きなゴーレムが完成したらいっぱしの戦力になると思わないか?」


「……あまり言いたくないんだけど、これなら私が戦ったほうが明らかに強いと思うわ……」

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