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通話アイテム
「これを見てくれないか。とあるツテから手に入れたんだが」
「あら、可愛らしい釣鐘みたいな花が二つ。ひょっとして対になってるの?」
「うむ。片方を持った者同士で離れた相手と会話できるアイテムだ」
「へえ、便利そうね。どうやって使うの?」
「花に向かって話しかけることで、もう一つの花からその声が聞こえるようになっている。簡単だろう?」
「なんだか子供の頃を思い出すくらい牧歌的な光景ね。どんな仕組みなのかしら」
「受け売りだが、この花の中にそれぞれ精霊が住んでおり、その精霊がお互いに言葉を伝えてくれるのだそうだ」
「持ってたら色々と役立ちそうね。たまには良いものを仕入れるじゃないの」
「ちなみにその精霊同士は独特の言語でやりとりするため、使用者が口から発した声は一旦その言語に翻訳され、相手の耳に届く際に再度元の言語へと再翻訳する仕組みになっている」
「それ絶対おかしくなるやつじゃないの!!」




