表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

208/255

ウィッチハット

「こんにちは」


「いらっしゃい」


「ここウィッチハットは置いてある? 友達の魔女が探してるんだけど」


「それはラッキーだったな。ちょうど今さっき、この店独自の素晴らしいものが完成したところだ」


「……普通のウィッチハットのほうが安心できたんだけど……本当に紹介して良いものなんでしょうね?」


「もちろんだ。きっとその魔女も気に入るはずだと断言できる」


「わかったわ。じゃあ見せてちょうだい」


「ちょっと待っていろ……ほら、これだ」


「あら、正面に綺麗な宝石がついていておしゃれね。たしかにこれなら彼女にもオススメできそうだわ」


「それは良かった。だが素晴らしいと言ったのは見栄えのことだけじゃないぞ」


「何か特殊な力でもあるの?」


「うむ。この宝石は目の役目を果たすことも可能でな。どこか離れた場所に置いていても、帽子を通してものを見ることが出来るんだ」


「それウィッチハットじゃなくてウォッチハットじゃないの!!」


「それでどうする? その友人に伝えてくれるなら、取り置きしておいてやるぞ」


「……たしかに便利そうね。彼女に会った時に買いたいか聞いてみるから、それまで確保しておいてもらえる?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ