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精神力充填装置の行きつく先

「この前の精神力充填装置だがな、やはりチャージした本人にしか使用できないのが大きな欠点だと思うんだ」


「たしかに他の人でも使えたら色々と役立つ場面はありそうね」


「だが、どれだけ試行錯誤してもそういう風に改良することは出来なくてな……無念の涙を流したものだ」


「……ずいぶんと残念そうね?」


「他人によってチャージされた宝石は、きっと魔法使いたちに高値で売れるはずだからな。装置を大量に設置した施設を作り、精神力を充填させるためだけのバイトを大勢雇う事業も考えたことがある」


「なに物騒なこと言ってるのよ!? それの行きつく先はずいぶんと恐ろしい光景に思えるんだけど!?」


「考えただけだ。実行はしてない。安心してくれ」


「……他人が使えるような改良は出来ないことを、心から願ってるわよ?」

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