表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

195/258

国崩し

「噂で耳にしたんだけど、どこかに国崩くにくずしっていう物があるらしいわ。私も具体的なことは知らないけど、凄い威容を誇る物だとか。一度でいいから触ってみたいわね……」


「それはラッキーだったな。俺がその願いを叶えてやろう」


「……その自信満々な顔……まさか!?」


「うむ。さきほど仕込みを終えたところだ。持ってきてやるからそこで待っていろ」


「うわあ……こんな機会が訪れるなんて夢にも思ってなかったわ……国崩し、いったいどんな形をしてるのかしら?」


「……待たせたな。鍋の中央にそびえたつ肉のタワーをお前の手で崩してやってくれ。あとは出汁で煮込めば肉鍋の完成だ」


「それ国崩しじゃなくて肉崩しじゃないの!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ