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ミミック

「こんにちは……いないみたいね。出かけてるのかしら……あら? 宝箱が置いてあるわね……気になるし、ちょっと開けてみきゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


「……ひっかかったな」


「ちょっ……何よこれ!? まさかミミックなの!? こんなの放置しとかないでよ!!」


「安心しろ。ミミックのように危険なものじゃない。その証拠にほら、噛まれているところも別に痛くないだろう?」


「……あ、ほんと。せいぜい甘噛みってところね……ってそれは良かったけど、そもそも何なのよこれは!?」


「これは俺が最近開発した自信作……ミミックに擬態できるミミッくんだ」


「元々擬態してるモンスターに対して擬態させないでよ!!」

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