第2話 淡島魔術社によるマジックショーその5{那留妃のハードな通学と通勤・那留妃マジシャンデビュー}}
那留妃はセオダ特別支援学校に通いながら淡島魔術社へも通勤するハードなスケジュールをこなしてた。那留妃はどんな時でも笑顔を絶やさない。
私がセオダ特別支援学校に通いながら淡島魔術社へ通勤し始めて半月、私は淡島魔術社でアシスタントとして働くべく部活を辞めてアシスタントになるための訓練に没頭した。
私は体が柔らかいのでどんなポーズでもやりこなせるのが特徴。
雛子「姫塚那留妃お姉ちゃんは体が柔らかいね。」那留妃「凄い格好になってるけど。」
私「お姉ちゃんもアシスタントになるからね。」
那留妃「でも、アシスタントの人で姫塚お姉ちゃんほど体が柔らかい人いないよ。」
富良野「姫塚さんは結構体が柔らかかったんですね。」
道後「これなら十分アシスタントになれますよ。」
白川「姫塚さんはタンスとか作れるんですよね。」私「一応ね。」
筑波「姫塚さんにタンス作ってもらうの白川さん。」
白川「姫塚さんにタンス作ってもらおうかなと考えてるの。でも今は忙し過ぎるでしょ。」
私「今はだいぶ落ち着いてるね。」夢乃丘「姫塚さんに無理させたらだめよ。」
白川「す、すみません。」私「大きさによっては対応できる事もありますよ。」
白川「大きさね。」魔法少女の白川さんが求めてるタンスは小さなタンス。
私は休みの日にタンスを作って白川さんが住む一軒家へ。
白川さんは私に家の右へ5軒隣にあるの。
私「白川さんできたよ。」白川「ありがとう姫塚さん、私が求めたのはこのサイズよ。」
白川さんは大喜びだった。私はタンスだけでなく机や椅子も作れるの。
道後「姫塚さんは大工さんみたいね。」私「そう思う。」
道後「だってタンスを作る事ができるんだもの。」淡島「姫塚さんは凄すぎるね。」
夢乃丘「もはや家具職人じゃない。」筑波「姫塚さんは白川さんの心を読んだみたいね。」
私「何か問題でも。」
筑波「とんでもないよ。ましては姫塚さんほどの優良なアシスタントはいないと思うから。」
私は本当はセオダ特別支援学校を中退しようとも考えてたけど淡島さんから最後まで通うよ告げられたのであと2年半くらい通ってから本格的にアシスタントとして働く事が目標。
私お世話をするのも大好きだから学校でも淡島魔術社でも世話をするのが大好きなの。
淡島「姫塚さんは子供に人気だね。」夢乃丘「そうね。」
私は小さな子供に懐かれやすいタイプなのか小さな子供が懐いてきては私が世話をしてる状態。
白川「姫塚さん、変わるわよ。」私「淡島魔術社で働く小さな子はおとなしいですね。」
白川「普段は走り回ったりして大変なんだけどね。なんでだろ。」
道後「あれあれあれ、君達普段と全然違うじゃない。姫塚のお姉ちゃんが来たからかな。」
私には何故か小さな子がおとなしくなる能力が備わってた。
私は失敗を最小限にするように努力してる。
セオダ総合病院の精神病棟で入院してる飛成君はベッドで寝たきり状態になってた。
精神病院で入院してる患者の中には暴れる患者もいるので飛成君も暴れたりしないかが不安だった。
2年半後、私はセオダ特別支援学校高等部を無事卒業して本格的にアシスタントとして働けるようになった。1週間後は白川さんのマジックショーのアシスタント、2週間後は筑波さんのマジックショーでのアシスタント、3週間後に富良野さんのマジックショーでのアシスタント、1ヶ月後は道後さんのマジックショーでのアシスタント、1ヶ月半後には淡島さんのマジックショーのアシスタントの仕事が待ってる。私はどんな事があってもくじけない女の子。
何があっても最後までやり切るのが私なの。淡島「姫塚さんは素晴らしいです。」
夢乃丘「ほとんど失敗してませんね。でもあまり無理しすぎないようにしてくださいね。」
私「はい、あれあそこにいるのはもしかして。」
淡島「あの人は羽立さんよ。私がアシスタントとして雇いました。」
羽立さんは私を見ると笑顔を見せた。私の事覚えてたのね。
淡島「姫塚さん、貴女はマジシャンウーマンになってみませんか。」
私「マジシャンウーマンですか?」夢乃丘「貴女はマジシャンに適してます。」
那留妃「もし姫塚のお姉ちゃんがマジシャンになったら私と雛子ちゃんがアシスタントになるわ。」
雛子「姫塚のお姉ちゃんのアシスタントになりたい。」
淡島「姫塚さんマジシャンウーマンになりませんか?」私「喜んで。」
淡島「姫塚さんその言葉待ってました。」
私は淡島さんにマジシャンの候補の抜擢されたため淡島さんの期待の応えるべく修業に明け暮れた。
半年後私はマジシャンデビューを果たした。
私のアシスタントになってくれたのはもちろん那留妃ちゃんと雛子ちゃん。
私はこれからもマジシャンとして活躍するのが目標。
私のマジックショーは最初はあまりお客さんが来なかったけど日が経つにつれて増えていき半年後には予約が殺到するようになった。
淡島「やっぱり最初から姫塚さんはマジシャンとして雇えばよかったんよね。」
夢乃丘「そうみたいね。大迫力だし。」
私は野乃花魔法社とのコラボマジックショーに出演して野乃花魔法社とのコラボのマジックショーも大成功。野乃花魔法社側が来てほしいとのオファーがあったけど淡島魔術社が拒否した。
淡島魔術社のとっては私が一番重要なマジシャンだったのかな。
最終的にマジシャンになった那留妃、那留妃の任期は何時まで続くのか。