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エピローグ

 僕は海里はそれから一緒に膝まで海に入って、ヨットを浮かべた。どちらからそうしようって言ったのかは、ちょっと覚えてない。だけど、そうするのがいいような気がした。

ちょうど引き潮だったから、ヨットは沖に向かってどこまでも進んで行った。











 それから……

僕は生まれて初めて自主的に勉強をし、何とか高校に入る事は出来た。といっても定時制だけどね。日中はスーパーで品出しのバイト、夜は学校という生活だ。兄貴は相変わらず怒りっぽいけど、まあ何とか暮らしてる。

 海里は嫌々ながら保護施設に一度戻り、また高校に通い始めた。前まで行ってたとこは正式に辞めて、僕と同じとこへね。



 この間にもとにかく色んな事があったけど、ひとまずこれで僕の話はおしまいだ。いや、他にも喋りたい事はあるんだよ。僕と海里のこと以外にも、ホームレスと師匠の馴れ初めは是非世に残すべき、素晴らしいストーリーだと思うんだ。

 でもまあこの話はここで区切っておくべきじゃないかな。こういう雑多な話はまたいつか、する機会があったらその時に。



 ここまで聞いてくれてありがとう。どこかで会えたら、その時はまた話を聞いてくれよな。

 それじゃ、また。


(了)




 これで終わりです。

 元は投稿用として書いたものですが、思うところあって公開しました。感想でもご意見でも何でも書き込み待ってます。

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