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祓火の番 ―火種は怪異の死骸、灯火は己の命。常冬の帝都に沈む謎を、ハズレ者が焼き尽くす―

作者:ミスミシン
【常冬の帝都、そこは神話の怪異が蠢く白銀の檻】

炎を操り怪異を狩る「火族」の次期当主に選ばれながらも、養子である「ハズレ者」の少年・宗一郎。
彼は、白い刀持ち・帳(とばり)に拾われ、過酷な冬の帝都でひっそりと、だが確かな師弟の絆を育んでいた。

しかし、平穏は一振りの刀によって切り裂かれる。
謎の敵の出現と、幼馴染を襲った悲劇。
そして宗一郎の右目に宿った数世紀に一度現世に降る「真実を暴く瞳」──

何も知らない宗一郎は同じ四家の当主たちと共に、帝都に雪を降らせ続ける「八岐の大蛇」の影を追う。
そうして見えてきたのは、誰よりも敬愛する師匠・帳が隠し続けていた、心身を蝕む「白銀の呪い」の正体だった。

「先生、あなたは――僕の何を見ていたんですか」

滅びたはずの五家目「神守」の残影は、一行を呪いの深淵へと導く。
何もかもを視通す目を持つ弟子と、何もかもを失った白い瞳の師。
二人が交わした約束の先に待つのは、救済か、それとも絶望か。

――これは、氷に閉ざされた世界を「火」と「目」が解き明かす、宿命の物語。


※毎日12時、21時に更新中
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