【番外編】
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
僕は……乙女ゲームの企画をやってみることにした。
芽依さんにさっそくOKの返事を出そうとしたんだけど――
「ゆーくんたっだいまー!」
リビングのドアが元気よく開き、芽依さんが帰ってきた。
どうやら仕事を終えたばかりらしい。
彼女はぴょーんっと僕に抱きつく。
「ゆーくんありがと~!」
「え、まだ返事してないんだけど……」
仕事を受けるとは、まだ一言も言ってないのに。
「みちるちゃんから連絡もらってるから」
「あ、そうなんだ……」
早い……。ていうか、いつの段階で連絡してたんだろう?
「で、ちょー面白いシナリオだったんでしょ? ゆーくん見せてっ!」
「は、はい……パソコンの中に……」
芽依さんは僕から離れ、テーブルのパソコンの前に座る。
「どれどれ~……」
読み始める芽依さん。一方で、みちるがため息をつく。
「ご飯の用意するわね」
「ありがと、みちる」
みちるは微笑んでキッチンへ向かう。
その間に、こうちゃんが近づき、くいくいっと僕の袖を引っ張った。
「どうしたの?」
「絵、書きますぞ」
日本語でそう言うこうちゃん。……絵?
「【びにちる】の?」
「うぃ。こうちゃん、夫のために頑張っちゃうぞ☆」
……ここで「僕のためにやってくれるんだ、うれしいなぁ」とはならない。
「承認欲求のためでしょ?」
「無論」
でしょうね……。
『カミマツ初の乙女ゲーム。これは世間からの注目あつまりまくりんぐ祭り! そうなれば絵師にも注目が浴びる! こうちゃんは……承認欲求を得られる!』
ロシア語で早口にまくしたてるこうちゃん。
たぶんまたろくでもないことを言っている。でも、この子はそういう子だ。
「僕の一存で決められないけど、意見として出してみるから」
「やった~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~♡」
こうちゃんが僕に抱きつき、ほおにキスをする。……やっぱり、ちょっと気恥ずかしい。
『げへへ……。これでこうちゃんの承認力もあがるってもんよ……。ついでにヒロイン力もあげちゃう。っかー! こうちゃんは策士だねぇ!』
【☆★おしらせ★☆】
好評につき連載版はじめました!!
【連載版】異世界で死ぬほど努力して最強になった俺、現実世界で無双する ~異世界で鍛えた魔法で敵をワンパンしたら、なぜか異能力持ちの美少女たちに迫られて困ってます~
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