210話 スケボー
僕らはお台場にある、ジョイポリスにやってきている。
なんか今日は異様に空いていた。人気アトラクションであるジェットコースターもすぐに乗れた。
「ひゃー! 最高だったー!」
ジェットコースターから降りたみちるが、笑顔でそういった。
やっぱり絶叫系大好きなんだよなぁ、みちる。ふふ、可愛い。
「次! 次はどうする?」
「あれなんてどうでしょう」
ジェットコースターの隣にはソリ立つ壁が立っている。
中央にはスケボーがあって、そこに二人が乗るような形になっていた。
「あれたのしそう! なにあれ!」
「ええと……ハーフパイプだって。二人であのスケボーにのって、中央のところで二人で息を合わせてしゃがみ込むんだってさ」
で、スコアを競うんだそうだ。
「いいねー! いこ、勇太!」
「うん、いこう」
僕らは自然と手をつないでいる。
どちらももう照れていない。ずっとこの手を握っていたい。
さて。
受付を済ませたあと、僕らは中央のスケボーのところへ行く。
しっかりと安全バーで体を固定。
向かい合うように、スケボーの上で立つ。
「壁結構高いわね」
左右の壁はみちるが言うとおり結構な高さがあった。
今からこの壁をいったり来たりする。
スケボーが中央に来た瞬間にしゃがみ込むことで、加速し、ポイントが入る。
「あ、始まるみたい! たのしっみー!」
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