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【完結】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った幼馴染が後悔してるけどもう遅い  作者: 茨木野
第5章

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194話 からかい



 僕はみちるとお台場にデートに来ている。

 このデートでプロポーズするんだ!


 でもいきなりはだめだ。ちゃんとムード作らないとね。

 まずは楽しい気持ちになってもらおう。


「で、どこに行くのこれから?」


 隣を歩くみちるが尋ねてくる。

 普段も可愛いけど、今日は芽依さがお化粧してくれたからか、大人びてることもあって、可愛いと言うより綺麗な印象を受けた。どきどきしちゃう。


「勇太?」

「あ、ごめん」


「なにぼーっとしてるのよ、もう」

「みちるが綺麗だなぁって」

「は、はぁ!?」


 みちるが顔を真っ赤にして叫ぶ。


「ちょ……綺麗とか……やめなさいよねぇ~……♡ もぉ~……♡」


 みちるすごいうれしそう。

 彼女が笑っていると、僕も気持ちが上向きになるんだ。


「じゃあもう綺麗っていわなくてもいいの?」

「うぅ~……勇太のいじわる」


「あはは、ごめんね。嘘だよ」

「もうっ! 勇太のアホっ」


 幼なじみとのやりとりはとても心地よくて、一緒にいるだけで幸せな気持ちになる。

 だからこそ、僕はこの子とずっと、一生一緒にいたいっておもうんだ。


「で、どこに行くか……だっけ。まずは……【イマーシブフォート・カイダ】ってとこ」

「いまーしぶふぉーと……?」


 聞き覚えの無い単語に、みちるが首をかしげる。

 まあそうだよね。僕も芽依さんに教えてもらわなかったら、多分一生気づかなかったかも。

「テーマパークだよ」

「ふーん……わかった。じゃあ、案内よろしく」

「了解」


 ということで、僕は東京テレポート駅を出て、イマーシブフォート・カイダってところに向かうことになったのだった。


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