表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った幼馴染が後悔してるけどもう遅い  作者: 茨木野
第4章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

153/231

153話 平和な夜

【★おしらせ】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



《勇太Side》


 クリスマスイヴ、僕は芽衣さんとデートして、帰ってきた。


「勇太君おかえりー!」

「由梨恵! 帰ってたんだ!」


 人気声優、駒ケ根(こまがね) 由梨恵ゆりえさん。

 僕の彼女だ。


「うん! 仕事がんばってきました!」

「それは、えらい!」


 僕は由梨恵の黒髪を、なでる。

 サラサラでとっても触り心地が良い。


 ふにゃー、と由梨恵はとろけた笑みを浮かべると、僕に抱き着いてくる。


「これで明日はクリスマスデートだ!」

「いえーい!」


 由梨枝は、いつも忙しくて、なかなかデートできないんだ。

 大人気声優さんだからね。


 だから、カノジョとデートできるのが、ほんとにうれしいんだ!


「アリッサは?」

「ありっちゃんはまだ仕事。収録だって」

「なんてこったい」


 まだ仕事?

 もう夜も結構遅いのに……。

 大変だ、ラインしよ。おつかれさまって。


 すると……。


「あれ、勇太。帰ってたの?」


 みちるとこうちゃんが、リビングからぞろぞろやってくる。


『朝帰りちゃうんけ?』


 こうちゃんがロシア語で聞いてくる。

 多分意味はない。


「ふ、ふーん。結構早いじゃない。てっきり、明日の朝帰ってくるのかと思ってたわ」


 僕の後ろにいる芽衣さんをみて、みちるが言う。

 ばっちりメイクの芽衣さんは「あっはっは!」とからっとした笑みを浮かべる。


「さすがに未成年を朝帰りさせるわけにはいかないかなー」


 ということらしい。

 普通にイルミネーション見て、ご飯食べて、帰ってきた感じ。

 22時戻りでした。


『ほんとはやったん? ん? こうちゃんにだけ教えて味噌漬け?』


 こうちゃんがニマニマ笑いながら、僕の脇をつついてくる。

 何言ってるかわからないけど、げすっぽい顔してたから、多分ろくでもないこと言ったんだろうと思う。


「いやぁ、外寒かったねー、ゆーくん」

「そうですねえ。でもきれいだった! 芽衣さんもイルミネーションも」

「あはは、ありがと~♡」


 特別なことしたわけじゃない。

 ただご飯食べて、街を歩いただけ。でもそれが、本当にキラキラ輝いていたなぁ。


「ぐぬ……大人の余裕」

『こうちゃんのことですかい?』

「寒かったでしょ、コーヒーでもいれるわ」

『無視はよくないんじゃないすかね、ね?』


 僕たちはみちるのあとに続く。

 リビングでまったりとコーヒーを飲んだ。


 こたつに入ってると、こうちゃんが近づいてくる。


「しゅらばは?」

「修羅場? なんの?」

「女同士の骨肉の争いワクワク」


 何を期待してるんだろうかこの子……。


「みんな楽しくクリスマスデートしました。で、おしまい」

『そんなんで読者は納得するんすかね?』


 ロシア語だけど、なんか不満そうなのは見てわかった。


「いいじゃん、みんな仲良くが一番だよ」

「そーだよ! 勇太君のいうとおり!」


 由梨恵がにっこにこわらいながら同意してくれる。


「女の子みんな笑顔、勇太君も笑顔、これでおーるおっけーだよ!」

『さすがすべての元凶。思えばこの人いなかったら、ハーレム成立してないんだよねぇ』


 しみじみとなんかうなずいてるこうちゃん。

 多分意味はない。


明日の由梨恵とアリッサとデート、楽しみだなぁ。


『由梨恵という元凶にして狂ったバランサーがいるおかげで、Vtuber時空よりも、こっちはもめないんで、安心して読んでくださいね』


 こうちゃん、誰に何を言ってるの?

【★新作投稿しました!】


先日の短編が好評だったので、連載版はじめました!


『【連載版】迷宮の聖女は魔物達から溺愛されてる~追放された私、奈落の森に捨てられるも、神に祈りを捧げていたら、いつの間にかそこが聖域化していた「国が亡びるからと王子が君を連れ戻しに来たけど撃退しといた」』


ページ下部↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!

リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://ncode.syosetu.com/n0162id/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] すべてのバランサー由梨枝 [一言] とりあえず説明させるとき最強の女、こうちゃん なおそのVtuber世界では主人公にはバレる模様
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ